全国明社情報

『浴衣プロジェクト』へのご協力 ありがとうございました


620日付の記事で、皆様にお願いをいたしました「浴衣プロジェクト」。
 816日までに10団体・1個人から、総数でゆかた883枚・帯656本・履物231足・腰ひも54本をお送りいただき、仙台市落合復興公営住宅(仙台市落合復興公営住宅「夏祭り」)・仙台市美田園第一仮設住宅(仮設住宅で最後の盆踊り)・仙台市田子西3丁目復興住宅(田子西3丁目復興住宅夏祭り支援)・仙台市田子西復興住宅(田子西復興住宅夏祭り支援)の4か所にお届けし、住民の方々に大変喜んでいただきました。
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  目黒明社、加須明社、所沢明社、松戸明社、柏明社、奈良明社、仙台明社、立正佼成会川崎教会、立正佼成会横須賀教会の皆さま、横須賀市・アキ美容室様、所沢市・平山孝枝様、ご協力ありがとうございました。

                                               (全国明社)


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『石巻川開き祭り・燈籠流し』


  Img_5690 全国明社(砂川敏文理事長)と久喜・加須大震災復興を支援する会は、平成29731日(月)、石巻川開き祭り実行委員会(石巻商工会議所)主催の燈籠流しに、燈籠組み立てのボランティアとして21名が参加しました。

  午後4時に北上川・内海橋上流の駐車場に集合、実行委員会からの説明を聞いた後、さっそく組み立てを開始。砂利を敷き詰めた駐車場での作業なので、ブルーシートを敷いてはあっても座りにくかったり痛かったりするなか、それぞれの分担ごとに輪になって作業を進め、1時間ほどで組み立ては終了、夕食のお弁当を食べながら6時ごろまで休憩し、参加したボランティアとスタッフ約150人で燈籠を川まで運びました。

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  今年は潮の関係か川が逆流していて、開始時間を過ぎても燈籠を流せないと言うアクシデントもありましたが、7時を過ぎたころには、川面に浮かんだ燈籠と水面に映って揺れる灯りが幻想的な雰囲気を醸し出して、今年の燈籠流しも無事終了しました。

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                                               (全国明社事務局)

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『落合復興公営住宅で夏祭り』


   Dsc05085 平成29723日(日)、全国明社(砂川敏文理事長)は明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会(久水輝夫会長)と協働して、仙台市落合復興公営住宅での夏祭りの支援を行いました。

  昨年に引き続き、焼きそば・フランクフルト・じゃがバター・とうもろこし・枝豆それぞれ300食を提供、埼玉の久喜・加須大震災復興を支援する会からも6名が応援にかけつけました。

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  全国の皆さまにご協力をいただいた、「みやぎゆかたプロジェクト」のゆかたを身に着けた住民の方々で、一段と華やかさを増した今年の夏祭り。夏祭りにきれいな浴衣を着て踊ったら、きっともっと楽しいよね・・・の想いがかなった姿に、誰もが喜びを隠しきれない笑顔で過ごした1日でした。

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  「みやぎゆかたプロジェクト」に賛同くださいました、目黒明社、久喜・加須大震災復興を支援する会、RKK横須賀教会、松戸明社、奈良明社、所沢明社の皆さま、ご協力まことにありがとうございました。

 

                                     (全国明社事務局)

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『南三陸町ホタル再生プロジェクト』進行中


  『南三陸町ホタル再生プロジェクト』、今年はすでに3回の活動を行いました。4月からの動きについて、順を追ってお知らせします。

【平成29422日(土)】

   仙台明社1人 上尾明社1人 全国明社1人 実行委員3人の計7人で、ホタルを養殖するための育成ハウスづくりを行いました。 

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【平成29520日(土)】

   現地の環境調査も兼ねて、上尾明社が育てたヘイケボタル(ゲンジボタルより育てやすい)を育成ハウスに試験的に放流。仙台明社1人 上尾明社1人 全国明社1人 実行委員6人、子ども3人を含む地元の方たち7人で、作業を行いました。

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  最初に孵化用の土手を築き、苔やクレソンを植え、平家ボタルの餌となるタニシを撒きました。次に幼虫がヤゴ等に捕食されないようネットで池を囲い、平家ボタルの幼虫を放流しました。

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  520dsc04893_2 上手く順応してくれれば、6月下旬には蛍の成虫が見られるはずです。ゲンジボタルが飛ぶようになるには、

①餌となるカワニナが卵を産み、大量に繁殖すること。

②カワニナが繁殖するには、カワニナの餌となる苔やクレソン等が育つ環境が必要である。

③ゲンジボタルが育つ環境が出来たら、放流を行う。ただし生態系のバランスを考えると、遠隔地からの移植はできないので、近隣のホタルを捕獲しての放流となる。

と言ったプロセスを経ることになります。

  今後は①~③を3年ほど繰り返して現地での繁殖を目指しますが、人為的な再生なので、自然界では必要ないような手間が必要になってきます。 

 【平成29624日(土)】

  624dsc04895_2 仙台明社11人、上尾明社6人、全国明社1人、地元実行委員6人が参加して近隣のホタルの採取を行いました。これは育成ハウスでの人工繁殖と並行して、近隣の川で自然繁殖させるためのものです。

   夕方17時に西戸地区切曾木公民館に集合。夕食のお弁当をいただいた後、ゲンジホタル採取の注意事項、段取りを確認。虫箱、網を準備して3つのグループに分かれて、車で30分ほどの山ノ神地区にむかい、19時ごろから3か所でホタルの採取を開始しました。

    残念ながら、2か所は高地で気温が低いため飛んでいませんでしたが、残る1か所の低地では、田んぼの横の小川に5600匹のホタルが飛んでおり、雄のゲンジホタル約200匹を採取。雌は飛ばずに川面にいるため、スプーンで採取しました。

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   624dsc05016 その後、自然繁殖への期待を込めて、採取したオス・メスとも西戸地区の川に放流しました。 5月にホタル再生池のネット内に放流した平家ホタルも、2匹ほどネットの中に確認でき、7月にはもう少し多くのホタルが飛んでいるものと思われます。

   ホタル再生プロジェクトの第1段階は大成功と、参加者みんなで喜びを分かち合いました。

             
                                                      (全国明社事務局)

                      
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『南三陸町営伊里前復興住宅・茶話会』


423()には前日に引き続き、埼玉県の上尾明るい社会づくりの会(滝瀬副次会長)・明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会(久水輝夫会長)・地域支援ネット架け橋と全国明社(砂川敏文理事長)が協働して、南三陸町営伊里前復興住宅で茶話会を行いました。

この団地は1年前に完成、現在約50世帯が入居しています。この日は歌や体操などをして体を動かし、昼食には温かいうどんを食べ、お茶を飲みながら話をして楽しい一時を過ごしました。

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                                                                                            (全国明社事務局)

 

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『登米市南方イオン跡地仮設団地・茶話会』


平成29422日(土)、埼玉県の上尾明るい社会づくりの会(滝瀬副次会長)・明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会(久水輝夫会長)・地域支援ネット架け橋と全国明社(砂川敏文理事長)が協働して、登米市南方イオン跡地仮設団地で茶話会を行いました。
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この仮設団地は、2020年東京オリンピック・ボート選手の宿舎にする計画が起こり、一躍有名になりましたが、今年8月で閉鎖が決まり300世帯あった被災者も大方が引っ越し、現在は61世帯が暮らしています。

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最後の茶話会となる今回は、歌や体操などをし、昼食にはうどんを食べ、お互い最後の触れ合いを惜しみつつ楽しい一時を過ごしました。

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                                         (全国明社事務局)

 
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『益城町社協訪問』ご報告


  Img_5397_2 全国明社(砂川敏文 理事長)は227日(月)、砂川敏文理事長・沼田壽雄常務・原良次事務局長が益城町社会福祉協議会を最度訪問し、國元秀利事務局長から1時間にわたりお話を伺いました。
 益城町では現在、半壊以上の住宅に3,612世帯、一部損壊住宅に4,437世帯、仮設住宅には1,562世帯が、そしてみなし仮設住宅には町内293世帯・町外1,015世帯が居住しています。また、仮設住宅は抽選での入居になるため、今までの地域とのつながりが途切れ、新しい人たちの集まりとなっていること、そして平日の日中は若い人たちは働きに出ており、子ども達は学校へ行ってしまうため、高齢者ばかりが家にいることになるなど、東日本大震災の時と同じ状況がここにもありました。

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そして、とにかく初めての経験なので、すべてが手探り状態での毎日であるが、そんな中でも今後の参考にするために、阪神淡路地震の慰霊式典に参加したり、南三陸を訪ねたりして、運営方法などを勉強しているとの事でした。

また現在は、人手が足りないために地域の見回りもままならない状態だった地域住民へのサポートを各団体に依頼し、益城町社協が地域支え合いセンターとして取りまとめているそうで、15団体による事務連絡会議を毎週火曜日に行い、住民の状況を確認しているとの事で、こういった動きの中で、普段からの地域と顔と顔の見える関係、つながりが出来ていることがいかに重要であるかを再認識したとのお話でした。

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 この後、益城町社協から車で5分ほどの木山仮設住宅の管理を委託されているYMCAの事務所を訪ね、今後年間の支援スケジュールが決まった時点で、協働して支援を行うことが確認されました。  

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                                                                                                (全国明社事務局)

 
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『全九州・明社地域ミーティング』開催


Img_5297 全国明社(砂川敏文理事長)は平成29225日(土)・26日(日)の両日、熊本市植木温泉の荒木観光ホテルにおいて、『全九州・明社地域ミーティング』を開催、九州8県の22地区明社から53名が参加しました。九州全県が集まっての研修会は、平成157月~11月にかけて3回にわたって行われた『次代リーダー養成講座』以来実に12年ぶりのことで、

会場ではなつかしい顔を見つけては駆け寄り、互いの近況を語り合う姿があちこちで見られました。

 Img_5248 1日目は、8グループに分かれてのグループ討議から始まり、グループ長の進行で自己紹介ならびに日頃の活動等の紹介を行った後、休憩をはさんで砂川理事長による「これからの明社運動・3つの方針」の講演がありました。砂川理事長は、ご自身がお住いの帯広市で行われている「ばんえい競馬」や、行政に携わってきた経験からの市民との関り方などの例をあげて、これからの明社運動のあり方を解り易くお話くださいました。その後、グループごとに「3つの方針と現状について」のテーマで熱心にグループ討議を行い、初日の研修を終了。夕食時の懇親会では、くじに当たった10名の方が3分間スピーチを行うなどして、交流と懇親を深めました。

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 2日目は、最初に熊本県明社の清田春雄会長から熊本地震支援へのお礼と、地震発生から現在に至るまでの被災体験や周囲の方々の様子など、生々しい報告があり、今後も継続して支援をお願いしたいと言葉を結ばれました。このお話を受けて、参加者全員で九州全地区明社が一丸となって支援に取り組むことを確認。その後、沼田壽雄常務による「明社運動と協力団体との関係について」の講演が行われ、各グループで、これからの明社運動への取り組みについて、それぞれの地区での取り組みの方向性などを話し合いました。
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 グループ討議後の発表では、「所属明社が現在休眠中で参加を迷った部分もあったが、皆さんの活動の様子や講演を聞いて、やはり明社活動は必要だと強く実感したので、役員に呼びかけて地域に即した自分たちに相応しい活動を再開したい」「事務局長になってまだ日が浅く、良く分からないままに動いているところがあるが、先輩諸氏が築き上げてきた活動を継承しながら、新たな動きも加味してやっていきたい」「今後もぜひ九州全地区で集まる機会をつくって欲しい」など、前向きな意見が続出した『全九州・明社地域ミーティング』でした。

 
                                                    (全国明社事務局)

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『熊本の子どもたちへ本を贈呈』ご報告


Dsc04561 全国明社(砂川敏文理事長)は熊本県明るい社会づくり連絡協議会(清田春雄会長)と協働し、仮設住宅での子供支援の手始めとして、絵本・歴史本等の児童書282冊を、熊本県阿蘇郡の西原村社会福祉協議会、南阿蘇村社会福祉協議会と、上益城郡御船町社会福祉協議会、益城町社会福祉協議会の4か所に贈呈、126日(木)には熊本県明社の清田春雄会長と山田稔事務局長、全国明社の原良次事務局長の3人が、益城町社会福祉協議会を訪問して、宮本茂会長と國元秀利事務局長に78冊の児童書をお渡しました。       

この児童書は、仮設住宅に住む子供たちが集会場で楽しめるようにと、各社会福祉協議会にどのような本を何冊贈ったらよいかの希望を伺ったうえで用意したもので、担当者の方からは、「たくさんの本をありがとうございました。子どもたちが喜びます」とのお礼の言葉をいただきました。
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全国明社では、引き続き熊本明社と連携して、支援活動を行います。

 

                                           (全国明社 事務局)

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『明社志民カレッジ第2回研修』


 全国明社(砂川敏文理事長)は、1021日(金)~23()、新潟県長岡市で第2回志民カレッジ『中越フィールドツアー』の研修を行いました。

 新潟県中越地域は2004年に起きた「新潟県中越地震」で大きな被害を受け、また震災後に市町村合併が大きく進んだ地域です。この地域がこの10年間で直面した事は、震災により顕在化した中山間地域が抱える課題、市町村合併によって問われた地域自治のあり方でした。
  この地域がこれらの課題にどのように取り組んできたのかを、中越メモリアル回廊http://c-marugoto.jp/activities/index.html
の見学と、地域の語り部のお話で学んだ3日間でした。

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  長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」で震災の概要の説明を受ける

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         妙見メモリアルパアーク   後方の小山の下には被害にあった車が埋まったまま

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     山古志復興交流館おらたる              語り部・青木勝さんより説明を受ける

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          若栃集落での取り組みをお話しくださった 細金剛さん 

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    川口きずな館 翌日のイベント準備           震央メモリアルパーク

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              山古志ありがとう広場 震災12年イベント会場   

                                            (全国明社 事務局)


『みやぎ明社ミーティング』開催しました


 Dsc04082 Dsc04088_2 全国明社(砂川敏文理事長)は、911()宮城県松島町のパレス松洲において、『みやぎ明社ミーティング』を開催、仙台明社と石巻明社から149人が参加しました。

  研修は宮城県明社・久水輝夫会長の挨拶で始まり、研修1では全国明社・原良次事務局長が、「これからの明るい社会づくり運動」と題して今後の明社運動のあり方について、また研修2では全国明社・沼田壽雄常務が「協力団体としての取り組み」について、それぞれ講義を行いました。   

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研修後の質疑応答では、時間が足りなくなる程の活発な質疑が交わされ、仙台明社・近藤正則相談役のご挨拶の後、石巻明社・本川郁子副会長の閉会の辞で『みやぎ明社ミーティング』を終了しました。
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『志民カレッジに参加して』


  第1回志民カレッジ参加者の感想です。

Img_41012_2 ヨーロッパの町並みを見て感激したことを、地元に持ち帰って実行した香山さん(NPO法人夢空間松代・理事長)の熱意、情熱に感激しました。そして、その情熱が30年続いていること、松代の人たちの町並みの復元・保全にかける情熱に感動し、すごいことだと思いました。僕も、感動する動機を見つけて、見習いたいと思いました。                                              
                 (埼玉県・三郷明社 畔上知久)

 

Img_4076 明るい社会づくり運動の勉強会に参加するのは初めてで、いろんなことが参考になりました。まちづくりで(景観を考えて)コンビニがないのにびっくりし、地元の方のまちづくりにかける努力、素晴らしさに感動しました。                            (宮城県・仙台明社 飯田良恵)

 

東京では待機児童が多いのに施設が作れないが、こっちのように自然があって土地があって、住民の理解を得て施設が作れることが羨ましく、また参考になりました。松代の町は初めてですが、武家屋敷とかがあって、それがきちんと整備されていて驚きました。                    (東京都・調布明社 最首和夫)

 

Img_41001 町並み保存の様子を見せて頂き、どこも手入れがよく行き届いて素晴らしかったです。よくよくお話を聞いてみると、二十年近くの成果であること。特に「他の観光地のような物を目指しているのでは無い、松代ならでは・・・を目指している」と言う話に、なるほど・・・と思いました。落着いた町並みが印象に残っています。(観光客のための街づくりの前に、住民のための街づくりである事を感じた)

初期の段階で、松代ならではの良い所を紹介する冊子を、沢山の住民と作られた話や、「お庭拝見」を通じて、住民も知らなかったそれぞれのお屋敷の庭を鑑賞する中で、住民自身が「この素晴らしい物を風化させて良いのか」と言う同じ思いになっていき、志を同じくする人の和を広げたところが参考になりました。行政の動向で動くのではなく、自分たちの街づくりをするのだとの思いがあるから、ブレナイ運動なのだと感じた次第です。 (ただし、行政の後押しがないと成立しない事業)                             (三重県明社 松島雅樹)

 

Img_4088 初代松代藩主・真田信之のご威光が、いまも輝いている街並み。武家屋敷、町屋商家、こうした文化財を大切に保存され、観光資源として活用されている。電線地中化、ゴミが落ちていない街。モノを大切にし、訪れる観光客をもてなす心に感銘を覚えました。

今回、全行程のガイドをして下さった、夢空間松代の事務局長・三田さんと、我々の活動の紹介をさせていただきながら、立ち話でさまざまなお知恵をいただきました。とりわけ、“協働”について「顔が見える情報交換をしながら、お互いに協力できることが必要です。そうすることで自分たちの動きもはっきり見えてくるんです」「すべては人と人との交流からはじまる。さまざまな意見、考え方を持った人と人との交流は情報の発信基地となります。新しい関係が広がってコラボしていくと、一人の考えじゃできないことも実現することがあります」と、教えていただきました。

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ややもすると、いつのまにか価値観の違いを受け入れず、閉鎖的な活動に陥ることがありがちです。私は今回、さまざまな人が集う『志民カレッジ』に参加させていただき、見聞を深め、交流を持たせていただいたことで、人間的な幅を広げさせていただいたように思います。ありがとうございました。

(埼玉県・八潮明社 渡辺利行)

 


『明社志民カレッジ第1回研修』


Img_4142 全国明社(砂川敏文 理事長)は、平成2893日(土)・4日(日)の2日間、参加者・スタッフ10名で明社志民カレッジ第1回の研修を行いました。今回の研修は、平成12年長野市が立案した「松代地区中心市街地活性化基本計画」による、町全体を博物館にする「信州松代まるごと博物館構想」を受け、平成136月に任意団体として住民有志100名で発足後、翌年6月にNPO法人の認証を受けて以来、信州松代の歴史・文化・自然・人物など地域に潜在する資源を掘り起こし、光を当てて磨きあげ全国に発信して、住んで住みやすく訪れて心憩えるまちを目指して、住民によるまちづくりに取り組んでいる『NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会』(http://npo-yumekuukan.com/)の活動手法を学ぶもので、事務局長の三田さん他スタッフの案内で松代の街並みを歩き、活動状況を確認しました。

見学コースは、3日:旧松代駅 →松代公民館(三田事務局長によるレクチャー)
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                   →
旧樋口家住宅→ 文武学校
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                   →
白井家の門→象山神社→山寺常山邸
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                   →
象山地下壕
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        →
横田家住宅→松代支所(製糸工場跡看板)→坂口酒店(まちの縁側)

       →大英寺(小松姫の霊廟)→寺町商家→八田家→まち歩きセンター
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               (それぞれの場所の詳細は、こちらでご覧いただけます。  

                 http://www.matsushiro-year.jp/modules/sightseeingroot/

4日:国蝶オオムラサキ保護の現場(小林正さんのお話と森の見学)
          →
児童福祉施設松代福祉寮(施設概要説明と施設の見学 

      http://www.grn.janis.or.jp/~m2782556/A-ennkaku.htm 
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2日間を通して、松代に住む人たちが自分の町を愛おしく感じ、誇りに思えるまちづくりに取り組んできたこれまでの経緯をうかがい、また実際の街並みを歩いてみて、リーダーの一貫してぶれない姿勢が住む人たちの共感・信頼に繋がり、ここまでの活動に広がったのだと実感しました。

 

                                                   (全国明社事務局)

 

 


『熊本地震被害状況視察報告と今後の取り組みについて』


全国明社(砂川敏文理事長)では、熊本地震災害への支援の在り方について、820日(土)から22日(月)の3日間、萩谷岩央理事と原良次事務局長の2名が被災地を視察し、支援団体等に面談、現状の支援と今後の在り方について調査しました。

 

まず熊本県明社・清田春雄会長との面談では、「熊本市内の明社会員、特に阿蘇明社の会員の方に被害が大きく、現状は生活の立て直しで精いっぱいである。しかし、このような状況だからこそ、県明社として会合を開き、復興に向けての決起を促したい。」と、熊本県明社としての方向性を確認。全国明社としても、そのために必要な支援を行う用意があることをお伝えしました。

引き続き、『九州キリスト災害支援センター(略称・九キ災) 』の佐藤牧師とお会いして、支援の状況をお聞きしました。 現在、九キ災では、

  ① 熊本市内にボランティ要請チラシを配布し、個々の被災者への支援を行っている。

  ② 震災後、子供たちに地震へのトラウマがあるため、メンタルケア―が必要と考え、子供支援のためのコンサートなどを行い、子供たちの心のケアーに当たっている。

  ③ 今後も子供支援を継続するにあたり、オリンピックも終了したのでアスリートを呼んで、スポーツを通して心のケアーをしようと考えている、との事でした。

  その後、今回の地震で被害の大きかった益城町へ向かい、益城町社会福祉協議会 宮本会長にボランティアの状況や、被災された方たちの現状を伺いました。
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今日も200人ほどのボランティアが集まり、被災家屋整理等に当たっている。

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     ②現在、避難所には1,000人くらいの方が居るが、10月頃には全て仮設に入れる予である。

   ③今後の課題は仮設住宅における自治会の設置である。

   ④ 熊本市内最大の仮設が熊本空港横にある「テクノ仮設団地」516戸で、市街地から遠く買い物などが不便なため、現在イオン九州がコンビニ程度の大きさの店舗を建設中である。

   ⑤ このテクノ団地は第3次募集で全戸入居になったが、未だ自治会が組織されていない。自治会がないと集会場の管理が出来ないため、せっかくの集会場も使えないままになっている、との事。

 

   Dsc04056_3   お話を伺ったあと、益城町木山仮設住宅を視察しました。この木山仮設住宅も自治会が組織されておらず、社協職員が定期的に巡回しているそうです。

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    そして最後に、木山キリスト教会 小田牧師とお会いしました。小田牧師によると、ボランティアの集合・休憩・食事等に教会を利用していただいているそうで、今後の支援について、来た方のお世話はさせて頂くが、仮設などの自治会等への関わりは難しいとのお話でした。

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  以上の報告を受け、827日に開催された平成28年度第2回理事会において、今後の本への支援のあり方を検討した結果、
 九キ災との協働も視野に入れた『子ども支援』を行う

    ② 益城町社協と協働して、仮設住宅におけるコミュニティづくりへの支援を行う 以上2点を決議しました。

  支援の内容については、実施の都度皆さまにお知らせしてまいります。  

 

                                                                                                  (全国明社事務局)


『濱田珠鳳さん指画実演と体験』ご報告


 Img_3534_2 明るい社会づくり運動(砂川敏文理事長)は、728()明るい社会づくり運動石巻地区推進協議会(斎藤正美会長)と協働して、石巻市のプレナホールにおいて、鳥取県米子市在住の画家・濱田珠鳳さんの指画の実演と、体験講座を開催しました。

   ご午前中の子どもの部に参加したのは、小学校2年生から6年生までの5人と保護者の方々を含めた大人5人。濱田さんの実演を見たあと、ナスやパブリカなどの野菜やスイカ・桃と言った果物の絵に取り組みました。指で描くことに最初は戸惑った様子の子どもたちでしたが、濱田さんに促されて絵具を手にすると、あとは一気に絵を描き上げ、終了後に濱田さんからポストカードをいただき、満足気な顔で帰っていきました。

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  午後からの成人の部には、市内の企業で就業中のベトナム人研修生の女性10名を含めた50名が参加。実演で濱田さんの指先から生み出されていく牡丹の絵に、声もなく見入る姿が印象的でした。その後、全員がそれぞれに画材に取り組み、笑い声や歓声のあがる楽しい時間を過ごしました。最後に濱田さんが作詞した、震災でなくなった子どもが親や友達に向けて語りかける内容の‟ひまわりの道を歌って、体験講座を終了しました。

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 参加者の感想です。まずは、小学生。

 「指で描くのは難しかった」

 「難しかったけど、楽しかった」

 「上手にかけて嬉しかった。他の絵も、もっと描きたかった」

 大人たちの感想は

 「普段絵をかくようなチャンスがないから、今回先生にお会いしたことで、絵心のない自分でもそれなりの絵を描けたことがとても嬉しい。そして、周りの皆さんもいい笑顔になっていて、それがまたとても嬉しい。元気をもらえました。ありがとうございます」

 「絵手紙をやっているが、筆と指ではまったく違い、指で描くのは難しい。でも、時には指で絵手紙を描いたら、また違った味がでて楽しいと思う」

 「楽しかった。初めての経験だが、自分では満足の出来です」

 「心に重いものを抱えての参加だったが、先生に手直していただいた絵を眺めていたら、自然に素直な涙が流れてきた。強い気をもらい、感謝しています。ありがとうございました」

 「初めて。もう何回か描いてみたら、もう少しうまく描けるようになると思うので、またこういう場をつくって欲しい」

 「難しかったけど楽しかった。日本語をしっかり覚えて、仕事も頑張りたい」

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 濱田さんは、「5年前と比べると(http://meisha.cocolog-nifty.com/honbu/2011/11/post-79d8.html)皆さんのお顔がとても明るくなっていて、私も嬉しいです。これからも機会をつくって、被災地の支援を続けたい」と語っておられました。

 

                                                 (全国明社事務局)

 


『2016全国集会in沖縄』ご報告


    Dsc_5080_2 全国明社(砂川敏文理事長)は、72日(土)沖縄県那覇市のパシフィックホテルを会場に『2016全国集会in沖縄』を開催しました。
 全国各地から集まった参加者は160名。会場では、地元の‟花わらべ“の皆さんと‟島うた少女テン”の皆さんが唄と踊りでお出迎え、砂川理事長の主催者挨拶、翁長雄志沖縄県知事のメッセージ(代読)の後、琉球大学高良倉吉名誉教授による「琉球の歴史とアジア」と題した基調講演が行われました。

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    Dsc_5112 高良名誉教授は、琉球王国は東シナ海の小さな島だったけれど、早くからアジアに目を向けていた開かれた国であり、琉球が果たした役割は大きかったとお話しくださいました。その後、休憩をはさみ日本国際ボランティアセンターの谷山博史代表が、「ラオスに井戸を贈る運動」の現状報告を行い、

引き続きNPO法人アクアプラネット理事長の金城浩二さんが「サンゴの島が教えてくれたこと」のテーマで講演を行いました。たくさんの苦労と試練の日々、そしてそれを支えた奥さまや家族との絆を淡々とした口調で語る金城さんの講演に、感動の拍手が鳴りやみませんでした。

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Dsc_5264_2  交流会の準備が整うまでの間、フロアーでは沖縄民族衣装を身に着けての記念撮影が行われ、紅型の鮮やかな着物を身にまとい、笠をかぶり、皆さん沖縄気分を楽しんでいました。
 Dsc_5267 18時からは、NPO法人明るい社会づくり運動沖縄地区協議会・上原清理事長の歓迎挨拶、城間幹子那覇市長の来賓挨拶の後、全国明社槇ひさ惠監事による乾杯の音頭で交流会がスタート。花わらべ・島うた少女テン・那覇市大嶺青年団・創作太鼓集団の皆さんが琉舞・島唄・三線・エイサーとなどのアトラクションを披露、参加者は沖縄の皆さんの熱いおもてなしを堪能しました。
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最後に山口県の萩市明るい社会づくり推進協議会の皆さんがステージに登場、萩での次回開催を宣言・アピールした後、全員で沖縄のリズムに合わせカチャーシーを踊り、沼田壽雄常務による閉会の挨拶でプログラムを終了しました。                                          
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                                           (全国明社事務局)

 


明社レンジャー『グリーンヒーロー大集合』ご報告


   00 明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」のグリーンは、57日午後130分から東京都調布市の味の素スタジアムで実施された『グリーンヒーロー大集合』に出動しました。

このイベントはサッカーJリーグチーム・東京ヴェルディの主催。当日の対戦「東京ヴェルディvs松本山雅FC」のチームカラーがともに緑であることから、「スタジアムをもっと緑に染めるべく」、東京都内のグリーンを基調としたご当地ヒーロー&キャラクターが集合しました。

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   メインゲート正面で、東京ヴェルディのマスコット「ヴェルディくん」と松本山雅のマスコット「ガンズくん」たちとサポーターをお出迎えした明社レンジャーグリーンは、ピッチ周辺で行われた「サポーター大綱引き大会」を応援。東京ヴェルディの選手のサインボールを観客席に投げ込み、選手入場時には花道で盛り上げを行いました。

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一人で奮闘した明社レンジャーグリーンの雄姿は画像でご笑覧ください。

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                                 この日、参加したヒーロー&キャラクターは右から、
                                【多摩市】たま発!倶楽部会長・たまらんにゃ~

                             【杉並区】杉並区公式マスコットキャラクター・なみすけ

                             【早稲田大学】早稲田戦士パワーセイダー

                             【東京ヴェルディ】ヴェルディくん

                             【松本山雅FC】ガンズくん

                             【中野区】耀!連隊 明社レンジャーグリーン

                             【早稲田大学】早稲田忍者ヤブサメ

                             【狛江市】多摩川戦隊コマレンジャー・コマグリーン
                    【板橋区】高島平商店会ヒーロー・高島ライダー

                             【八王子市】転成合神ゲンキダー

                             【世田谷区】ぱくぱく戦隊食レンジャー・副菜グリーン

 

(全国明社事務局)

 

 

 


明社レンジャー『2016年 南三陸町の子どもたちとの交流会』ご報告


4明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、1月20日午前10時から正午、宮城県南三陸町の南三陸ホテル観洋「託児所マリンパル」を訪れ、子どもたちとの交流会を行いました。明社レンジャーは、東日本大震災後から被災したお子さんたちとの交流をつづけています。南三陸町は20136月以来、4回目の訪問です。

1_2ブルーとタイガーが特製Tシャツとステッカーをプレゼントしたあとには、ポラロイドカメラで一人一人と記念撮影。ヒーローの登場に、緊張するお子さんがとてもかわいらしかったです。

大き目のTシャツですが、マリンパルの三浦美香先生からは以下のお言葉をいただいています。

「明日から、みんな、ぶかぶかの大き目シャツが気に入って毎日着てきます。子どもの成長は早いので、いつの間にか身体にしっくり合ったシャツになるんです。明社レンジャーのTシャツは、そういう意味でも子どもたちが長く着こなせる伸びしろのあるシャツなんです」
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   YouTubeでは、2016年バージョンの明社レンジャーのテーマソングがアップされています。全国各地での活躍ぶりをご笑覧ください。
             
https://www.youtube.com/watch?v=Dr6Nx-7QS9M                  
バージョンの明社レンジャーのテーマソングがアップされています。

全国各地での活躍画み先生からは、「一年間、明社レンジャーのTシャツで過ごした子どもさんもいます。海に向かって、明社レンジャー、また来てね~‼って、叫ぶお子さんもいるんですよ」小野寺ひとみ先生からは、「一年間、明社レンジャーのTシャツで過ごした子どもさんもいます。海に向かって、明社レンジャー、また来てね~‼って、叫ぶお子さんもいるんですよ」                                                                                                (全国明社事務局)

 


『年末・年始の復興支援イベント』ご報告


 年末から年始にかけての、復興支援活動のご報告です。

125日(土)

Dsc_6387_r仙台市田子西復興公営住宅で、ココロノキンセンアワー、明るい社会づくり運動仙台地区協議会(久水輝夫会長)、全国明社の三団体で『ライブパフォーマンスとワークショップ』を共催しました。この日のスタッフは、ココロノキンセンアワーの5人と仙台明社の7人。

 ライブパフォーマンスでは、石川かおりさんのファンタジー絵画と只野展也さんの音楽に乗せて、俳優の茅根利安さん・遊木理央さんが物語を語るという、絵画・音楽・朗読が三位一体となった素晴らしいコラボレーションステージでした。
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  またワークショップでは、小さなお子さんからお年寄りまでが一緒になってクリスマスカードづくりに挑戦。
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   参加した30人の方々は、「ライブの魅力を堪能し手づくりの楽しさを満喫しました」と、満足そうに語っていました。

 

126日(日)

石巻市のプレナミヤギ・プレナホールで開催された、“NPO法人手づくりで元気をつくる会”主催の『ホビーフェア』で、明るい社会づくり運動石巻地区協議会(齋藤正美会長)と協働して、来場者にあんこ餅を提供しました。スタッフは石巻明社5人、仙台明社1人、全国明社1人の計7人。 

会場内では、手作り品の販売のほか手作りワークショップも行われ、たくさんの来場者で賑いました。
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手づくりのあんこ餅は大変評判で、用意した200食は1時間ほどで提供を終わりました。
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117日(日)

Dsc03591_3名取市の美田園第1仮設住宅で、明るい社会づくり運動仙台地区協議会(久水輝夫会長)の8人、久喜・加須東日本大震災を支援する会の11人と協働して、『懐かしの映画鑑賞会と、うどんを楽しむ会』を開催しました。

この映画鑑賞会は、仙台明社が美田園第1仮設住宅で定期的に開催しているもので、今回で11回目となります。新年初めての鑑賞会と言うことで、初笑いとして“綾小路きみまろ”で大笑いしたあと、皆さんで久喜・加須東日本大震災を支援する会に提供いただいたうどんで、昼食を取りました。
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  うどんは、美田園第一仮設住宅にお住いの全員分240食を準備し、一部は会場で手打ちしたものです。会場に来ることのできなかった方には、ご自宅で食べていただくよう手分けして運び、12時半には全てのうどんの提供が終わりました。皆さんに、本当に美味しいと喜んでいただいた1日でした。

 

                                            (全国明社事務局)


『平成27年度 第3回全国都道府県会議』ご報告


Dsc_0027_4特定非営利活動法人明るい社会づくり運動(全国明社、砂川敏文理事長)は、1031日、111日の両日、東京・千代田区の全国町村会館で、今年度で3回目となる『全国都道府県会議』を開催。1都1道22943地区明社から80人が参加しました。

開会挨拶に立った砂川理事長は「全国明社は、推進委員連絡会や全国都道府県会議でのご意見・ご提言を踏まえ、提唱者の願いを確認し、平成26年度第2回理事会において、現代社会にあった『これからの明社運動・3つの方針』を策定いたしました。この方針は、これまでの運動の理念や運動の目的を変えるものではありません。簡潔に明社運動を表現し、運動のあり方を提唱者のお心に沿って誰もが理解できるように表現したものです。この『これからの明るい社会づくり運動・3つの方針』をもって、明るい社会の実現に向け、これからも地域に根ざした運動を展開してま

いりたいと思います」と述べました。

ついで、原良次事務局長が「これからの明るい社会づくり運動・3つの方針」を詳細に説明。参加者は10グループに分かれ、「3つの方針」についての確認会を行いました。 
                  
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   午後6時からは交流懇親会。沼田壽雄常務理事の挨拶につづき、今会議の検討委員長を務めた萩谷岩央理事が5人の検討委員を紹介したあと、乾杯の発声を行いました。また、来年の全国集会を受け入れるNPO法人明るい社会づくり運動沖縄地区協議会の5人が舞台に登壇。歓迎旗を披露し、上原清理事長が参加を呼びかけました。

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Dsc_0304_42日目は午前830分に開始。グループ発表のあと、講演が行われました。講師は東京ボランティア・市民活動センターアドバイザーで法政大学現代福祉学部兼任講師の安藤雄太氏。「福祉、ボランティアの現状と協働について」と題して論述しました。ボランティア活動の専門家である安藤氏には、多数の質疑が寄せられ、その都度、具体的にお応えいただきました。
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  全国明社からのお知らせ(①明社志民カレッジ、②全国集会、③国際支援活動=ラオスに井戸を贈る運動)のあと、沼田常務理事が閉会挨拶を行い、正午前に終了しました。
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(全国明社事務局)


『石巻市八幡町・花壇整備』ご報告


全国明社(砂川敏文理事長)は1017日(土)・18日(日)の2日間、宮城県明社(久水輝夫会長)と協働して石巻市八幡町の花壇整備を行いました。

 この花壇づくりは、「津波で殺風景になった町を花でいっぱいにしたい」と言う願いから始まったもので、地元の支援団体「オアシス」の協力を得て、昨年から取り組んでいるものです。

 今回は、まずプランターの土をビニールシートにあけ、新たな腐葉土と混ぜ、それを再度プランターに詰めて、四季咲きのなでしこ2株を植えました。このプランターに土を入れる作業が思いのほか重労働で、全員汗だくになっての作業となりました。
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 その後、背の高い雑草に覆われた花壇の草刈りを行い、その量はゴミ袋10袋以上になりました。
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   この花壇には、31日に埼玉の「久喜加須大震災復興を支援する会」の皆さんにお手伝いいただき、密生し根を張るため雑草予防にもなる松葉菊と、チューリップを植える予定です。

 

                                                (全国明社事務局)


『千葉県明社ミーティング』開催報告


Dscf2653917()18()、サンライズ九十九里(国民宿舎)において、明るい社会づくり運動千葉県協議会(阿部光男代表)は「明社運動と人づくり」をテーマに、全国明社(砂川敏文理事長)との共催による明社ミーティングとしての勉強会を開催、役員及び地区活動者17名が参加しました。

1日目、阿部代表の挨拶と開催地区の東総明社篠田哲彦会長の挨拶に続いて、全国明社・原事務局長の基調講演が行なわれました。明社運動の提唱された時代的背景と提唱者の願いなど、運動の根幹に触れたお話に、参加者は熱い思いに浸りました。
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  そして提唱50年の節目を迎えるにあたり、「いま考えられる方向性として『信頼と思いやりで結ばれて、安心して心豊かに暮らせる社会』を目ざすことにある。明社の活動は目的ではなく、手段である。活動を通して慈悲心(善意の心)を育ててゆくことにある。究極の目的は、人の役に立つこと。人さまのために慈悲の心を発揮できる人を一人でも多くつくること」など、活動事例をもとに含蓄のある有意義な基調講演をしていただきました。

更に、協力団体との関係では、「RKKとは親子関係であるが、明社側が乳離れしないことが課題である。極力依存しないで自立した活動、市民運動として自立する課題をクリアすること。そして、県明社の組織については、活動の主体は地区であることを認識し、県は情報交換の場としての存在となること」など、明社運動の方向性をお話しくださりました。

基調講演のあと、グループ討議と発表を行ない、「こういう勉強会があれば今後も是非参加したい」、「加藤登紀子さんを呼んでコンサートと家庭教育講演会を行政(教育委員会)と協力して開催を計画している」「市民を巻き込んで市民と一緒にやる明社運動を具体的に進めたい」そして、高齢者の多い中に参加した青年から「明社運動の講義には深く感銘を受け、これから学生たちの勉強会をやることを考えたい」など前向きな意見が多数発表されました。

夕食の交流懇親会では、地域の海鮮料理を前に話題が弾み、特色のある自己紹介など、それぞれが語り合い懇親と交流を深め、地区相互のつながりを強める機会となりました。
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日目のテーマは『今後の明社運動』『明社ミーティングに参加しての感想』について、グループ討議を行いました。「基調講演でRKKとの関係が明確になり、最近立ち上げた地区明社でRKKとは切り離してやってきたのでよかった」「信頼と思いやりで結ばれることを目標にした3つの方針も、よく理解できたので今後につなげて進めたい」「地区を回る形で、今後も明社ミーティングをやってもらえないか」などの発表があり、明社運動の更なる推進と活力ある地区活動を目ざすよい機縁となりました。

最後に、高橋副代表による終わりのことばと、水野実行委員長の謝辞で閉会となりました。

参加者は有意義な講義と前向きな意見交換や発表により、「明社運動の実践」の大切さを改めて確認する研鑽の場となり、感動・感謝の心で家路につきました。ありがとうございました。

 

(千葉県協議会理事 齋藤明)


『第2回志民カレッジ・エネルギー自立型社会を築く』研修レポート その2


2日目午前は、おひさま進歩エネルギー()原亮弘社長より、「自然エネルギーとまちづくり」というテーマで講演頂いた。2004年に環境文化都市を目指す飯田市や南信州で、環境型社会構築のために『市民ができること、市民でないとできないことがあるはず』という思いからNPOを立ち上げた経緯を説明。それを実現するためエネルギーに注目して、市民がお金を出してつくった発電所(市民発電所)に取り組んできたことを説明した。

最初の太陽光による市民発電所を設置した保育園では、発電量の多さをLEDのパネルで表示することで可視化。「おひさまの力で電気が生み出されている実感」が園児にも分かるようにして、家庭でも節電するようになったことを話された。また会社の行動指針としては、下記の4つの未来を目指していることを話されたが、明社の活動にも大きな示唆を与えるものであろう。

・エネルギーの地産地消

・コミュニティを自分達の手でつくる

・社会の流れを変えて社会を変える

・望む未来を選びとる

   参加者からは、素晴らしい取り組みなのでもっと全国に広がらないのかなど活発な質疑応答があった。
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   次に「エネルギー自立型社会を築く」と題して、山法師の平沢さんから発足の経緯や活動の取り組みが紹介された。日本の食文化のもっとも大切な大豆が自給率5%であることから、大豆の栽培に取り組んでいることや、日本の国土の70%を占める森林の活用ということで、林業や木材の活用にも取り組んでいることが紹介され、その意欲と熱心さに圧倒された。

   また地球温暖化が年々進んでかなり危機的な状況にきているという話しや世界の進んだ環境に優しい制度やまちづくりの事例については話しがあった。平沢さんは、コンクリートとプラスチックで覆われた無機質な日本の街の現状を憂いていた。エネルギーもそうだが、一生で一番大きな買い物である住宅も地元の和の素材を使うことで地域経済にも好循環を及ぼすことを力説されていたのが印象的だった。

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   午後からは、山法師が実際に耕している畑に行って、説明を受けた後、会員の宮崎さんによるそば打ち体験が行われ、大いに盛り上がった。

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  3日目は、南信州における「レジ袋無料配布中止」の取り組みついて、南信州レジ袋削減推進協議会今村良子会長からお話しがあった。
   
昔の農家はゴミのない生活。ゴミが出ても埋めれば土になるものばかり。中学ぐらいの時にビニールの製品が出て来て土に還らないものが増えてきた。便利な反面、壊れたらどう処理していいか分からない。ゴミが本当に増えてきた。また不法投棄も増えて、紙おむつなど生活のありとあらゆるものまで捨てられるようになった。一度使っただけで捨てるようなレジ袋を何とかなくそうと考え、平成207月に協議会を立ち上げ、それまで事業者、市民団体、行政が個々に実施していたものを一体になった地域全体の取組みを始めたこと、その後、地道な取り組みを通して、高校生や県全体に運動が広がったことを話された。取り組みが成功した要因としては、行政と市民が一体となったことや地道に有料化について業者に協力をお願いしたことを挙げた。
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400   最後に全員で今回のカレッジの振り返り、シェアリングを行った。参加者が一番感じたことは、やはり人材の大切さであった。一人ひとりが意識をもって、人・地域・環境に対する優しさ、思いやりを持つこと、そして自分の身近なところから実践し伝えていくことが大事ではないかということを話し合い、プログラムを終えた。

今回の志民カレッジでは、3日間テレビや新聞も読まずに、美味しい空気、素晴らしい眺めの中で、獲れたての新鮮野菜や果物を食して、心からのもてなしを受け、得難い経験と気付きを受けたことは間違いない。今後の活躍を大いに期待したい。

 

                                          (全国明社理事 永原伸一郎)


『第2回志民カレッジ・エネルギー自立型社会を築く』研修レポート その1


919日~21日まで、長野県飯田市で『第2回志民カレッジ』が行われました。 研修に参加した、永原理事のレポートをお届けします。


   第2回目の志民カレッジが、長野県飯田市を舞台に919日から21日の23日にわたって開催され、受講生6名、全国明社の役員2名と事務局3名、それに南信州フォーラムを主催する福澤郁文さんがコーディネーターとして参加した。今回は、『エネルギー自立型社会を築く』をテーマに、かつて環境首都コンテストで第2位になったことのある飯田市の環境への取り組みを学ぶために訪れた。

名古屋から2時間、バスに揺られて飯田市に到着。まずは腹ごしらえ。築80年以上という古民家を活用した農家民宿 楽珍房(らくちんぼう)で昼食を頂いた。ここは、地産地消にこだわり、季節ごとに地域の旬の食材を使った料理を提供。いきなりの豪勢な食事と自慢の一品の自家製の濁酒(どぶろく)を美味しく頂き、前祝い。
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   昼食後に一行は、今回の全行程でお世話になった地元の“NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師(山法師)”事務局長・平沢さんの案内で、メガソーラいいだ”を見学。ここは、中部電力が飯田市の地面を買って作った太陽光発電所で、1000kWの発電量があり300世帯の電力を発電している。飯田市の日射量は全国でも有数で、太陽光発電や太陽熱を利用している家庭がとても多いそうだ。
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   続いて、“ほっ湯()アップル”という市営の温浴施設で入浴。ここは、地元の木材でつくったペレットをボイラーの燃料にしてお湯を沸かしているとのことで、飯田市の環境に対する熱意が感じられた。

260その後、研修および宿泊先である“風の学舎”にお邪魔した。この風の学舎は、平成14年に設立された山法師が自分達で建てて運営している化石燃料ゼロハウスである。建てるまでに調査研究で2年、業者に頼らず自分達で建てるのに4年を経て、平成20年に完成した。事務局長の平沢さんから、「資源循環型社会が地域の発展に欠かせない、そのためには先ずは地域のエネルギーをと思い、地域の資源・エネルギーの地産地消を進めるために山法師を作った」と経緯の説明があった。
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  今では、環境・農林体験学習や青少年や大学生、研究者、行政関係や地元の方の交流、学習拠点として多いに利用され、年間2,000人が訪れる。行政に依存せず、自主自立、自己責任で運営しているそうだ。

                                                                                          
                                                                                          (全国明社理事 永原伸一郎)


『北海道明社ミーティング』開催報告


  95日・6日、全国明社(砂川敏文 理事長)主催の北海道明社ミーティングが小樽市において開催され、「笑顔のあふれるまちづくり」をテーマに、北海道各地区明社から47名の関係者が参加しました。
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【開催概要】
1.開催日時 平成2795 15時~6 12

2.開催場所 小樽市 おたる自然の村

3.主な内容

   1日目  ①講話「笑顔のあふれるまちづくり」

 講師 全国明るい社会づくり運動 砂川敏文 理事長

          ②各地区明社 活動報告

          ③バーベキューによる親睦・情報交換

   2日目  ①研修「明社運動の方向性」 

講師 全国明るい社会づくり運動 原良次 事務局長

           ②グループ討議・発表
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 北海道は非常に広範囲なため、道内11の地区明社が一堂に集まることはかなり大変ななか、毎年集まる機会を設けています。今回も全道9地区から高速道路を使用し、何時間もかけて多くの皆さんに参加して頂きました。

Dc0004_21日目は、今回のテーマである「笑顔のあふれるまちづくり」を題材に、砂川理事長さんから小樽の歴史をはじめ、笑顔のメカニズムから笑顔がもたらす明るいまちづくり、社会変革を踏まえたこれからの明社運動など、幅広い視点で講話を頂きました。(何よりも、砂川理事長さんの笑顔が素敵です!)その後は、参加の各地区明社から活動報告を頂き、取り組みの共有化を図りました。また、夜は満天の星空の下でバーベキューを行い、お肉と地元の海の幸(ホタテが最高!)に舌鼓を打ちながらの楽しい親睦会となりました。
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  Dc00052日目は、原事務局長さんから、これからの明るい社会づくり運動について、①運動の経過 ②提唱者の願い ③3つの方針 ④活動と運動の違いなど、様々な角度から「明社運動」の今後の取組みについて、大変解りやすい研修を頂きました。その後のグループ討議・発表においても、ともすれば自己完結の活動であったことの振り返りと、今後においては諸団体と連携して情報を発信していくことの必要性が発表されました。        
                             
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  今回の明社ミーティングでは、「笑顔の大切さ」と「明社運動とは何なのか」を改めて学び・確認することが出来た良い機会となり、参加者全員それぞれの地区において、運動に取り組む決意を新たにした2日間でした。
 
 

                                                                           (北海道明社事務局 阿部繁光)

 


『ほっておけない、東日本豪雨の惨状』


   この度の記録的な豪雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

Dsc_1347   この惨事をメディアを通じて知り、「微力ながら自分にも復旧のお手伝いをさせていただきたい! ほっておけない!」と、即座に感じました。

  早速、インターネットで情報を検索。どの地域の人でもボランティアとして受け入れていたのは、鹿沼市と小山市でした。

  小山市には知人が数人いましたので、まずは彼らの安否を確認。浸水被害のない地域に住んでいたため、どうやら無事でした。

  そして13日(日)の朝、小山市の現地、思川流域の大行寺地区へ。

ほぼ水はひいていましたが、異臭が立ち込め、地面には白い消毒用の石灰がたくさん撒かれていました。                  
                     
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   小山市は、台風18号の影響で降雨量も300mm。10年に1度の大雨に市内を流れる思川が氾濫し、約150cmぐらいまで水位が上がり、流域の住宅・建物の1階はほぼ浸水。
当初、2550世帯、6326人に避難指示が出されました。
  水を多量に含んで重くなった畳は、男性4人で持ち上げるのが精一杯。また、家具や布団などを外に運び出し、浄水で洗いました。
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   作業もそこそこに、地域の方々に今の心境を聴かせていただきました。
   特に印象深い意見をご紹介させていただきます。

   まずは、市職員

●「早い段階で近隣の足利市、結城市などから救援物資が届きました。そして随時、

  防災協定を結んでいる、世田谷区、静岡県富士宮市などからも。

  皆さんの迅速な対応に感謝しております。」

  その他、一般市民の方々からは

●「30年、思川の側に住んでいたけど、こんなことになるとは。

  明日からどうしていけばいいのかわからない。」[60代・男性]

●「家の中に入ってくる水を、必死で食い止めようと両手で抑えたけど、やっぱりダメでした()
     [50代・女性]

●「昨日は心配で眠れなかった。車も家具も使えなくなっちゃったけど、家族が無事でよかった。」
     [40代・男性]

●「昨日、お誕生日でお友達みんなからプレゼントをたくさんもらったけど、みんな流されちゃった。
     探したいけど、見つかりますか?」[10才・女の子]

 と、皆さん不安や心配で溢れています。

 

   ボランティアの活動は、真剣な作業の中にも笑顔も忘れず、被災されている方々の声に耳を傾けることも大切だと思いました。また、水に流され汚れたものでも、被災された方々にとっては思い出のある品物であるため、十分な心配りが必要です。

   現地では、一日も早い復旧のため、一人でも多くの方の手を必要としています。

   東日本大震災の時と同じように、強い絆で心をひとつにして、被災された皆さんの不安が一日も早く取り除けるよう、支援していこうではありませんか!!。
   
                         (埼玉県・八潮明るい社会づくり運動協議会副事務局長 渡辺利行)


『田子西復興公営住宅第1回納涼祭』支援報告


 Dsc02874_2全国明社(砂川敏文 理事長)は仙台明社(久水輝夫 会長)と協働して、822日(土)・23日(日)仙台市の田子西復興公営住宅 で行われた第1回納涼祭を企画・支援しました。
  両日ともあいにくの雨模様のお天気でしたが、祭りの開催中は雨も上がり、仙台明社が担当したジンギスカン・とうもろこし・フランクフルト・じゃがバター等の出店は食材が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。 

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 22日は宵祭りで、青空応援団http://aozoraouendan.jimdo.com/の皆さんによるパフォーマンスや、夕方からは待望の盆踊り大会が行われ、夏祭り気分は盛り上がりました。
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   翌日の本祭りでは、マジック・落語・カラオケ・空手の技披露・スイカ割りなどが行われ、また「思い出づくり」のための写真撮影コーナーも設けられ、400人ほどの来場者で終日賑わいました。

   仙台明社のHP http://www.sendaimeisya.org/ 活動ブログに記事があります。

  田子西復興公営住宅 第1回納涼祭

  青空応援団(田子西復興公営住宅納涼祭) 動画    


                                                    (全国明社事務局)


『美田園第一応急仮設住宅盆踊り大会』支援報告


Img_0311_4全国明社(砂川敏文 理事長)は816日(日)、仙台市の美田園第一応急仮設住宅での盆踊り大会を支援しました。この仮設住宅では、仙台明社(久水輝夫 会長)の被災者支援チームが毎月『懐かしの映画上映会』を開催しており、上映を楽しみにしているお年寄りで毎回賑わっています。
 『盆踊り大会』は震災発生以降、自治会主催で続けている行事で、今年は自治会からの支援依頼を受けて全国明社が食材を提供、仙台明社が調理の手伝いを行いました。
                                                                    
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   仙台明社の
HP http://www.sendaimeisya.org/ 活動ブログに記事があります。
 
        盆踊り大会(美田園第一応急仮設住宅)   

                                                                                            (全国明社事務局)


『北上川川開き祭り前夜祭・燈籠流し』ご報告


全国明社(砂川敏文 理事長)は、731日震災の年から5回目の開催となった『北上川川開き祭り前夜祭・燈籠流し』で、 石巻明社の活動を支援している京都の伏見ローターリークラブと協働し、大燈籠100基の組立と設置を行いました。

 この日ボランティアとして参加した、埼玉の久喜加須大震災復興を支援する会と、石巻明社、全国明社の総勢28人は、昨年に引き続き作業場所を提供してくださった稲井清掃さんの駐車場に集合。燈籠製作の京四季庵の澤村社長に作業の手順を説明していただき、午後1時半過ぎに燈籠の組立を始めました。
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  今年も東松島基地所属のブルーインパルスが、迫力のアクロバット飛行で華を添える空の下で、時おり作業の手を止めて見入ったりしながら、1時間ほどで100基の燈籠が出来あがりました。
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 この後2基の燈籠を、それぞれ文字と蓮の絵の部分が見えるように組合せ、台座の発砲スチロールを固定。出来あがった50組の大燈籠を2人一組で河原まで移動させ、ここで10組ずつを1本のロープでつなぐ最後の作業を行った後、船まで運びました。 
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   艀が人の重みで沈みそうになったり、ロープが足に絡まったり、燈籠が落ちそうになったりするなか、その度に声をかけ足を止め、手を貸しあって、慎重に作業は行われました。 

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   そういった苦労の甲斐あって、午後5時過ぎには船への積み込みが終わり、準備は完了。燈籠を川面に浮かべる6時までの1時間弱を休憩時間に充て、参加者は実行委員会が用意した「川開き祭りの変遷」や、震災当日の津波の状況が記載された地図などの展示物を見学したり、夕食のお弁当を取るなどして過ごした後、2人ずつが船に乗り込み、それぞれのポジションに灯りを入れた燈籠を浮かべ終わった午後630分、まだ明るさの残るなかで燈籠流しが始まりました。

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   大燈籠を誘うように、静かに流れて行った5000基の燈籠と、燈籠の小さな灯りに寄り添うように揺れていた、大燈籠の優しい灯り。祈りの籠った燈籠の灯りを見つめながら、誰もが震災の日に思いを馳せ、復興への誓いを新たにした、5回目の灯籠流しの夜でした。

 

   ※河北新報にも記事が掲載されています↓

       http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150801_15019.html


                                                    (全国明社事務局)

 


『第1回明社志民カレッジ』開催しました


  021_6全国明社(砂川敏文理事長)では、628日(日)午前10時から、第1回志民カレッジを明社事務所にて開催しました。
 
参加者は、茨城県の北茨城明社・高萩明社、東京の調布明社・羽村明社と山口県の周南明社からの5名。自己紹介の後、原事務局長が、『明社運動の理念と実践・・・これからの明社運動』『明社運動の3つの方針』について、明社運動のこれまでの歴史と変遷を学び、今後の明社運動をどう展開していくべきかの研修を行いました。
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  次回の志民カレッジは919日~21日、持続可能な自然エネルギーによる社会づくりと社会システムを考える飯田市の取り組みを視察し、自然エネルギー・省エネルギーに関する現状と課題を学ぶ予定です。
                          

                                                                         (全国明社事務局)


明社ミーティング『第8回北陸三県明社研究集会』開催報告


Dsc_2178_2福井・石川・富山の北陸三県が、毎年持ち回りで開催している北陸三県明社研究集会。今年は石川が受け入れを担当し、全国明社(砂川敏文 理事長)と明社北陸ブロック共催での明社ミーティングとして、523日・24日に、福井20名・石川30名・富山7名の計57名が参加して、新緑の眩しい白山市河内町の千丈温泉「清流」の施設を貸し切って行われました。

Dsc02446_2今年のテーマは、「笑って迎える明るく幸せな老い支度」   ~超高齢社会に立ち向かうコツ~で、基調講演では社会福祉法人「共友会」 総合施設長 稲手信次氏が、幸齢者(幸せな高齢者)になるためのコツとして、実際の介護体験の中で学び感じたことなどを、ユーモアを交えながら具体的にお話くださり、これからの超高齢社会に向けての示唆に富んだ内容は、非常に好評を得ました。その後、各県から特徴ある事例報告がなされたあと、グループディスカッションが活発に行われ1日目を終了しました。
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 Dsc02484   2日目には、砂川理事長が「これからの明るい社会づくり運動」と題して講演を行い、4年後の『明るい社会づくり運動提唱50周年』に向けて、明るい社会づくり運動のあるべき姿を再認識させる、大変に意義深い内容のものでした。その後、全体会に移り、各グループが今後地域において、明るい社会づくり運動にどのように取り組んでいくかを発表し、最後に石川県から富山県に明社旗が引き渡されて、明社ミーティング「第8回北陸三県研究集会」を閉会しました。

今回は、各県から集まったメンバーが日ごろの活動の情報交換を行い、また懇親を十分深めることができた、有意義な研修会となりました。

                       
                                                                                         (明社いしかわ事務局長 永原伸一郎)

 


『第2回・金融犯罪・悪徳商法被害防止講座』開催しました


   Dsc01989全国明社は、316日(月)第2回目の「金融犯罪・悪徳商法被害防止講座」を、石巻仮設開成団地で行いました。石巻トゥモロービジネスタウンの敷地に造られた開成団地は、第1団地から第14団地まである宮城県最大級の仮設住宅で、住民は約2,500人。今回講座を開催した第11団地には、258世帯669人が暮らしています。

  砂川理事長のあいさつの後、被害事例紹介ミニ講座が行われ、その後の寸劇による被害事例紹介では、前回同様に参加された高齢者の方にも実際に騙される役をやっていただき、理解を深めていただきました。
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    講座終了後は参加者全員で茶話会を行い、感想を語り合ったりしながら楽しい時間を過ごしました。
                   
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※石巻仮設開成団地
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10401200/7625/tbt.pdf
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10401200/7625/kaisei_1.pdf

 

                                       (全国明社事務局)

 


『金融犯罪・悪徳商法被害防止講座』開催しました


Dsc01778全国明社は、仮設住宅の高齢者を狙った悪徳商法が横行している現状を受け、明社災害支援事業の一環として仙台明社(久水輝夫 会長)の協力のもと、126日(月)宮城県名取市にある美田園第一応急仮設住宅集会場で、「金融犯罪・悪徳商法被害防止講座」を開催しました。
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   最初に、東北財務局金融監督第3課職員による「うまい話にご用心!」・・・身近な金融被害にあわないために・・・と題した被害事例紹介の寸劇とミニ講座、その後休憩をはさんで、東北経済産業局消費経済課担当職員による「こんな悪徳商法に気をつけて」・・・うっかり契約しちゃーダメよ~ダメダメ!・・・の被害事例紹介の寸劇が行われました。
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  それぞれの寸劇は40分ほどで、高橋義美自治会長や明社スタッフも、証券マン・警察官・弁護士などに扮し熱演、また参加された高齢者の方にも実際に騙される役をやっていただき、身近な問題として意識を深めて頂きました。
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                                            Dsc01843_2 
   
講座終了後は全員でお茶を飲みながら、相談窓口の紹介や意見交換を兼ねた茶話会を行い、16時半過ぎ、終了となりました。

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   全国明社では、引き続き仮設住宅にお住いの高齢者を中心に、被災者支援を継続していく予定です。

                                            
                                                                                                (全国明社事務局 )


『仙台明社大崎地区明社ミーティング』開催報告


                      

  Dsc01424全国明社(砂川敏文 理事長)は、930日(火)宮城県大崎市のアインパルラ浦島において、「仙台明社大崎地区明社ミーティング」を開催しました。この明社ミーティングには、今後大崎地区が独自に活動を行うための勉強会として50名が参加しました。スタッフ細川麻紀子さんによるレポートを、お届けします。

                               

 

【開催概要】

1.開催日時   平成26930日(火) 18時開会

2.会  場     アインパルラ浦島

             宮城県大崎市古川李埣3-2-2 

3.内  容     1部 「明るい社会づくり運動」説明会

             講師 全国明るい社会づくり運動 事務局長 原良次 氏
                        
2部 会食・お楽しみ会(手品、歌 etc.)

【参加者】

・学校関係者

  大崎市教育委員会、加美町教育委員会、大崎市PTA事務局、大崎市古川第3小学校PTA 会長・副会長、大崎市三本木小学校PTA会長、大崎市三本木中学校PTA会長、大崎市おなみ保育園園長             

Dsc01405_4・高齢者ボランティア                        
加美町 4名、 大崎市 8名    

・ボランテァア団体  2団体 12名      
・大崎市市議会議員 1

・民生委員 1

・報道 大崎タイムス 1

・仙台明社 仙台地区スタッフ 7

・宮城県明社   1

・大崎地区スタッフ  4

 

【勉強会を終えて】

今般、宮城県大崎市アインパル浦島に於いて50名の参加者により、原事務局長さんをお迎えして分かりやすい明社の説明会が行われました。また第2部では、高齢者ボランティアの皆様によりマジックショウや踊りがあり、とても楽しい会合を持つ事ができました。原事務局長さんがいらっしゃいますよと声をかけて頂いてからわずか2カ月で、教育委員会から保育園、小中学校のPTA会長さん、そして高齢者ボランティアの方々とたくさん来て頂き、スタッフ全員のなんとか明社を分かって欲しいという、心一つにして声掛けをして頂いたお陰様と感謝しております。
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【宮城県大崎地区明社運動の始まりについて】

平成23年、友達から「小学生の子供たちが荒れて大変なんだって、力になってあげたいよね」と話がありました。それではと東京家庭教育研究所にご相談をして丸山講師さんを派遣して頂き、大変な感動を頂きました。そして6年生全員、自ら114通の先生への御礼のお手紙を書いてくれました。そのご縁で毎年来て頂くようになりました。他校のPTAの方々からも、ウチの学校にもお呼びしたいという声も上がってきました。

【明社勉強会開催の経緯】

去年の7月に「明社に入りませんか」とお声をかけてもらい、仲間に入れて頂きました。大崎地区は仙台市まで1時間半なので、「大崎地区明社も立ち上げを目指してはいかがでしょう」とも言って頂きました。そこで、先ず核になる方々にお声をかけて8名のスタッフになりました。

さて明社ってなに?先ず教えてもらいましょうと宮城県明社にお願いをしましたら、全国明社から来てもらい勉強会をしましょうと言われました。私達8人のためにじゃ勿体ない、もっとたくさんの方に聞いてもらいましょうということで特に学校関係、高齢者ボランティアの方々に広くお声かけをして開催に至りました。
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【これからの大崎地区明社運動について】

Dsc01478_2今後は2つ柱を立てたいと思っています。1つは家庭教育の普及、2つめは高齢者ボランティアです。家庭教育は要望のある学校に講師さんに来て頂く。特に小さなお子さんをもつ保育園、幼稚園のママさん方に講演を聞いて頂きたいと思っています。そして家庭教育のサークルを作り一緒に学んでいきたいと考えています。

高齢者ボランティアはスタッフと相談しながら、古川、三本木、加美町の三ケ所の65歳以上ならどなたでも楽しくおしゃべりしながら寝たきりにならないように体も動かしてみましょうと準備を進めております。 やっと産声をあげた大崎地区での明社運動ですが、スタッフ皆で心一つにして足元を固めていきたいと思っています。  

                     
                                                                
(
仙台明社大崎地区スタッフ 細川麻紀子)

 

 


『平成26年度志民カレッジ・水俣フィールドワーク』ご報告 その3


◆明社志民カレッジ・水俣フィールドワーク研鑽報告

 

ちょうど秋の彼岸にあたる919日(金)~21日(日)、熊本県水俣市で行われた明社志民カレッジ・水俣フィールドワークに参加させて頂きました。田んぼのあぜ道や街の至る所に、彼岸花が鮮やかに咲いていました。三日間、水俣病センター相思社の葛西伸夫さんにコーディネートして頂き、初日には、水俣病歴史考証館や市立水俣病資料館、「百間排水口」をはじめとした水俣のまちを見学させて頂きました。
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  238_2二日目の大川地区「村まるごと生活博物館」では、地区代表の大川生雄さんに案内頂きました。元市職員の吉本哲郎さんの提唱で、地域の「無いものねだり」から「あるもの探し」に見方を変え、地域に元々あるものを利用してその良さを体感してもらおうという取り組みです。大川地区は水俣市の山奥にある小さな集落で、近くの市民も来たことがない地区だそうですが、この取り組みによって全国から多くの人が訪れるようになったそうです。昼食には地区のお母さん達の郷土料理で“おもてなし”してくださいました。一方で、まだまだ地元の良いところを活用できていないことや、棚田の美しい風景の陰には、少子高齢化が著しく進んだ地区の実態など、東北地域の被災地に共通する課題もあることを教えて頂きました。
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  坂本みゆきさんの講話では、ご自身が水俣出身であることを長い間言い出せなかったことや、弟さんの病気を通じて水俣病と正面から向き合うまでになった経緯などを正直な心で話して頂き、とても感慨深いお話でした。

340最終日の吉永利夫さんの講話は、水俣の課題に真っ正面から取り組み、真摯な心で課題解決にあたられている姿がとても印象的でした。「環境学習プログラム」による視察・研修の受け入れを有料で行うようになったそうですが、地域の課題を行政や他の力に頼らず、ビジネスの手法を用いて自ら持続可能なものにしていくというものでした。これも東北の被災地での今後の取り組みに、大いに参考になるものと感じました。

   
水俣と言えば誰でも、小学校や中学校の教科書で「水俣病」を学んだことがあると思います。私も今から40年程前に学びましたが、「水銀汚染によって起きた公害病」といった程度の認識だけで、それ以降深く知る機会もありませんでした。今回のフィールドワークでは、現地を見学したり、当事者のお話を聞くことで、水俣病の実態・現状を深く学ぶことが出来ました。
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 日本を代表する化学工業の会社であったチッソが、メチル水銀化合物を含んだ廃液を海に流したことによって引き起こしてしまった水俣病ですが、国・県の行政側も排水規制などの対応を怠ったことにより、水俣病の被害が拡大していきました。水俣病が発見されてから50年以上経ちますが、水俣病に苦しむ方々が未だに大勢いること、差別や風評被害が未だに解消・収束していないこと、未認定患者問題をはじめ補償に関する訴訟や市民の様々な困惑が現在も続いています。

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 大川地区に咲き誇っていた彼岸花を見たときに思い出したことがあります。私が小学校の頃、植物図鑑の彼岸花が気に入り、夏休みの宿題の絵日記にそれを模写して「近くの山で見た」と言って先生に提出したことがありました。もちろん、生まれ故郷の秋田でも夏に彼岸花は咲きません。先生から「どこで見たのか?本当か?」と問われましたが、私は嘘を通しました。お天道様はご笑覧です。私の忘れられない苦い思い出です。

 

  人は、自分や所属している組織に都合の悪いことには、簡単に嘘をついてごまかしたりします。(中には仏様のように嘘をついたことがない人もいるかも知れませんが・・・) 私もチッソや当時の行政側に所属していたとしたら、我が身を守るために同じような行動をとってしまったかもしれません。

取り返しがつかなくなる前に、過ちは直ぐに改め反省する。家庭でも、職場でも、地域でも、目の前の小さな課題に対しても“見て見ぬ振り”をせず真剣に向き合い、良いことは直ぐにとりかかる。簡単なことのようですが、「正直に生きる」ということは、心をしっかりと保っていかなければ大変難しいことだと思います。この三日間の研修で得られた貴重な体験を活かし、これからの明社の活動や被災地支援にも、しっかりとした心で取り組んでいきたいと思います。

 
                                                                        
( 明社仙台地区協議会 新井 純)


『平成26年度志民カレッジ・水俣フィールドワーク』ご報告 その2


●どぎゃんかせんといかん

地元学の研鑽……村丸ごと生活博物館 ~みなまたの元気な村づくり~

   
平成26年度≪志民カレッジ≫に参加させていただき、誠に有り難うございました。
  昨年、吉本先生の著書『地元学をはじめよう』[岩波ジュニア新書]を読ませていただいてから、「地元学」に強い関心を持ち始めました。

吉本先生の、「『地元学』は地元に学ぶことである。ないものねだりをやめてあるものを探し、地域の持っている力、人の持っている力を引き出し、あるものを新しく組み合わせ、ものづくり、生活づくり、地域づくりに役立てていく。それぞれの風土と暮らしの成り立ちの物語という個性を確認し、大地と人と自分に対する信頼を取り戻し、自分たちでやる力を身につけていく。地元学は水俣病問題で苦しんだ水俣が、住民協働で環境に特化して行動し元気を取り戻した中から生まれた。もとより、地元学はこうであるという進め方はない。やり方すら、地元の土地と人に合わせ開発していくからである。」という考え方に、大きな衝撃を受けました。

地元学と言うのは、フィールドワークという現場主義の研究方法です。現地のありのままを、生活学芸員さんや生活職人さんたちと対話や作業を通じて学び、現実的な体感、感動の連続です。机上の論理では知り得ないことを、より深く学ばせていただけました。

水俣市では、過疎化が進行し、その対策として「どぎゃんかせんといかん」との熱意から立ち上がった対策で、農山漁村地域に対し、住む人々と地域が元気になる生活の支援を行おうと平成13921日に「水俣市元気村づくり条例」を制定し、地域の自然・産業・生活文化を守り育て、≪元気な村≫を体験的スペースとして運営していく場としての『村丸ごと生活博物館』を、地域に指定しています。

280_4私たち一行は、920日(日)水俣市大川地区の“村丸ごと生活博物館”を訪れました。バスを降ると、色づき始めた稲の香りと、生活学芸員の大川生雄さんがお出迎え。台風の影響もあって、空は薄鼠色の雲が覆っていましたが、大地には棚田が広がり、彼岸花が咲き誇り、稲穂が黄金色に色付きはじめていました。まさに日本の原風景が、ここにありました。まずは、小学校分校の廃校跡に案内され、そこで大きな大きな水俣の地図を広げ、大川地区をこと細かに、レクチャーいただきました。その後、おいしい水を水筒に汲んで、屋根のない博物館の探検の始まりです。
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   121_2昨日の雨で畦道はぬかり、足元を草のしずくで濡らしながら、歩き始めました。向かったのは、昭和12年から国鉄が解体される昭和63年まで使われた、配線とループ線[単線山野線]の跡地。砂利の上を、一歩一歩、線路と枕木があったころを思い浮かべながら歩きました。
懐中電灯の明かりと、原事務局長さんの「足元、気をつけろよー」の声(だけ)を頼りに真っ暗闇の「トンネルを抜けると、そこは雪国…」ではなく、緑に覆われた草叢でした。トンネル内は自然の冷蔵庫。ひんやりした冷気が、一層恐怖感をあおりました。

一行はこの後、鉄橋の跡地を案内されました。この地上十数メートルの高さのある渓谷に架かる鉄橋。土手の上から見るだけでも怖くて、恐る恐る覗くだけ。この鉄橋を、学芸員の大川さんは「線路の上を歩いて反対側に渡ったんだよ」、誇らしげに語っておられました。
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   棚田の畔を縦横無尽に歩きながら、再び分校の廃校に戻り、昼食をいただきました。村のお母さん手作りのお料理です。黒の漆器のお盆に、自慢の料理が並べられ、さすがの私も食べきれないかな?と思いきや、愛情が籠ったお料理は絶品!!見事完食してしまいました。
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  267_3料理の生活職人[マイスター]、大川和代さんが、「このワラビはね、山で採って来たの」「どんなに喧嘩をしている夫婦でも、ワラビを採りに行こう!と言うと、仲直り出来るのよ」と、にこやかに語ってくれました。この村の夫婦円満の秘訣は“ワラビ採り”なんですネ。素敵ですネ。この何とも微笑ましい話題に、うらやましく、感動をさせられました。

また、これまでに訪れた方たちから、お母さんたちの手作り料理のレシピを教えて下さい!!と多数のリクエストがあったため、レシピ本を刊行!!その名も『我が家のまんま』、500円。これが瞬く間もなく、大ベストセラー・・・とまではいきませんが、すでに1000部以上も売れているということです。
   
114_3このレシピ本がまた面白くて、よく料理は“さじ加減”と言いますが、大さじ1、小さじ2、などの表記ではなく、たいがいが適宜、適宜の連発で、読者からは「どのくらいの分量なのか、どぅ作っていいのかわかりません」と、クレームの嵐・・・・。と、これは冗談ですが、村のお母さんたちからすれば「あなたのお好みで適当に」と、言ったところなのでしょう。
と、まぁ~こんな村の、こんな人たちが繰り広げる屋根のない博物館。この感覚は、都会で貨幣経済の損得勘定だけで生きてきた私たちには、とてもショッキングなこと。もっともっと目線を変えれば、幸せに生きる秘訣はたくさん、たくさんあるんだヨ、というメッセージのようでもあります。

また、この村には、JICAを通じてたくさんの外国人を訪れるそうです。外国の人々はこの素晴らしい原風景を見て「みんな“イッツ ビューティフル”って言ってくれるから、私のこと?と自分に指を指すと、笑われます。言葉は通じなくても、心は通うんですね」と、素敵な国際交流も展開されていました。このように、村の人々と訪れた人々の交流の中から、村の人々はこれまでに気づかなかった村の良さ、人の善さを発見できるのでないでしょうか?

194_3私たち一行も、生活学芸員の大川さんや生活職人のお母さんたちとの楽しい語らいの中で、仙台地区明社の新井さんは「トンネルの冷気を利用して、ワインクーラーにするといいのでは?」とか、同じく仙台の鈴木さんは「森林の間伐することで、森の資源が蘇ります」「そして、その間伐材を有効利用する方法を一緒に考えましょう」などなど、村に対する提言もさせていただきました。
   人間誰しも、自分の個性、生まれた持った良さというモノにはなかなか気づけないものですが、こうした交流の中で、一緒に語らうことで本来持っている素敵な個性を見つけ出せるのかもしれません。 ないものねだりではなく、あるもの探し。
   皆さんも一度、こんな素敵な“屋根のない博物館”を訪ねてみませんか?新たな自分自身を探すためにも・・・。

 

                      (八潮明るい社会づくり推進協議会副事務局長 渡辺 利行)


『平成26年度志民カレッジ・水俣フィールドワーク』ご報告 その1


明社志民カレッジ•水俣フィールドワーク

〜現実と向き合い、前に動いた人〜

 

初めまして。今回カレッジのメンバーとして参加させて頂いた倉島康二です。

出身は新潟県阿賀野市(旧京ヶ瀬村)。家の周りはほぼ田んぼという小さな田舎です。そんな私が、なぜ今回カレッジに参加させて頂いたかと言うと、単に今まで行ったことの無い土地で、普段出会わない方々に出会って話しを聞いて見たかった。と言うことに他なりません。

なので、そんな興味本位で参加したのは私だけです。他のカレッジメンバーは、明確な意思の中で参加されていてとても感心しました。と同時に勉強不足な自分がとても恥ずかしかったです。

では本題に入ります。

1日目(919日):

◇水俣病センター相思社職員・葛西伸夫さんの案内のもと、水俣病歴史考証館を見学、その後水俣病関連地フィールドワーク

0081日目のカレッジで一番印象深かったのは、葛西さんの水俣病を伝えたい熱意がすごかった事です。そんな中、私が関心を持ったことがあります。それは、未だにチッソ(水俣病の原因になる排水を流した会社)が水俣市で大きく活動しているという事実です。あれだけの被害者を出しておきながら…いいの?と言うか、それが許される水俣市って…私はそう思いました。

  そこには、それでも生きていかなきゃいけないという重い現実が被害者の方々に重くのしかかっているような気がしました。
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日目(920日):

◇大川生雄さんの案内で『村まるごと博物館』めぐりと、坂本みゆきさん(水俣病の原因がチッソの排水にあるとわかった年に生まれた方)のお話。

2日目、私は坂本さんのお話しにとても興味を持ちました。坂本さんは高校は八代に通い、その後東京で学生生活を送られたとの事でした。その間、八代でも東京でも出身地を友達に聞かれた際にずーっと嘘をつき続けて、水俣市出身とは1度も言わなかったそうです。自分の生まれた土地を言えない現実…ずーっとこの苦しみの中で生きていたのかと思うと胸が締め付けられる思いでした。しかし坂本さんはある時からこの現実と向き合い、現在は水俣市でいまだ続く人権問題や、水俣市で生まれた一市民の声を多くの方々に届けているとの事です。  私は水俣病というよりも、坂本さんの強い生き方にとても心打たれました。是非ともいろいろな悩みを抱える若者達に聞いて欲しい話しだなと思いました。
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日目(921日):
◇吉永利夫さん(現在、株式会社ミナコレ代表取締役、一般社団法人水俣病を語り継ぐ会理事)

342私が吉永さんから感じとった勝手な印象は、ブルドーザーのように力強い一歩を踏み出し続けている方だなというような印象でした。水俣市再生に向けて、水俣市がアピールするべきところは水俣病である。と言うように地域活性化の為に、また多くの人々に水俣病を知って貰う為に、必死に走り続けているように感じました。 
   様々な方々からのお話しを聞き私はずーっと感じていた思いがあります。この水俣病は未だ解決には程遠い問題であると言うこと。そこには水俣で生きていくという現実と、家族を守る為の生活があるという現実があります。そして、この問題は原発の問題に非常に重なっているような気がしてなりません。

人間だから間違いは必ず起こすと思います。ただ人は過ちに気付けば修正することが出来ると思います。どこかで間違いを認め、現実と向き合い覚悟を決めなければ、取り返しのつかない間違いを起こすことになるのではないでしょうか?そうならないことを祈ります…。

メンバーの方々、講師の先生方、貴重な時間を与えて頂き本当にありがとうございました!何より美味しいご飯、美味しいお酒、お風呂が最高でした!また機会があれば宜しくです!

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石巻ジュニア明社・石巻未来塾『網地島ボランティア活動』報告


 明るい社会づくり運動石巻地区推進協議会(齋藤正美会長)では、市内でジュニアリーダーとしてボランティアなどの活動を行っている中高生を中心とした明社活動、「明社未来塾」を始める事になり、手始めとして7名のメンバーが87日(木)・8日(金)、石巻から1時間ほどの網地島(あじしま)を訪れ地元の方々と交流しました。全国明社では、「青年明社」への取組の一環として石巻明社と協働、活動を支援しました。以下は参加者の感想です。 

 

 

   ◆石巻市立住吉中学校3年 佐藤玲奈◆

私は最初、網地島と言う島がある事を知りませんでした。同じ宮城県にある所なのですが、名前を聞いたこともありませんでした。

 初めて船に乗り網地島を訪れたのですが、海のきれいさにはとても驚きました。ゴミ一つないような白い砂浜に、底が見えるくらい透き通っている海が一面に広がっていました。網地島の住人の方々もとてもあたたかく優しい方ばかりでした。昼食でごちそうになった“ちゃんちゃん焼き”という料理は、とても美味しかったです。

 今回この島を訪れて、とても良い島だということが分かりました。またこの島に訪れ、海水浴などをしたりして、楽しいひと時を過ごしたいです。皆さんもぜひ、足を運んでみて下さい。

                        

  ◆宮城県東松島高校2年 松浦美充◆

網地島に行くのは始めてでした。1日目は昼食を取りながら、地域の方々と交流しました。いろんな話が聞けて楽しかったです。海水浴では、白浜のキレイな海でたくさん遊びました。

網地島での活動は、とても楽しくておもしろいです。また機会があれば、網地島に来たいです。

              お母さんたちが用意してくださった素麺を 一口ずつに小分け
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          外では区長さんを中心に 男性チームがお食事処の準備
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                                          無線で皆さんにお知らせ中
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                                           お待ちかねのお食事タイム
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                                              網地白浜海水浴場
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                     お世話になった区長さんご夫妻と一緒に
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(全国明社事務局 前原佐智子)


『北上川川開きまつり・燈籠流し』ボランティア報告


033全国明社は、731()石巻市で行われた『北上川川開きまつり・燈籠流し』に参加、ボランティア55名が大燈籠100基の組立と設置を行いました。

午後2時、組立場所にお借りした稲井清掃さんの駐車場に、埼玉県からの16名(久喜明社4名・加須明社1名・ジュニアサークル風の子6名・こもれび5名)と石巻明社5名・宮城県明社1名・めだかの楽校10名・全国明社3名が集合、組立手順の説明を聞いたあと、それぞれ分担を決めて組立を開始。真夏の陽射しの下で大粒の汗をこぼしながら、時おり吹いてくる気持ちの良い風の中で作業は進みました。        

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   組立て後、石巻市への復興支援を続けている京都伏見ロータリークラブの20名が合流し、大燈籠を船まで運び設置の準備をしました。
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   夕方には川風が強くなり、浮かべた燈籠が倒れてしまうと言うハプニングもありましたが、2基をつなげて安定感を増したうえで、川の中央に一列に並べることで横転を防ぐという方法で、開始時間の6時半までに無事設置を終わりました。川の中央の大燈籠の灯りの周りを小さな灯籠が流れていく様が、今までとはまた少し違った雰囲気を醸し出すなか、4回目の灯籠流しは午後8時に終了しました。 
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        当日の新聞記事
       
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140731/trd14073121280022-n1.htm

                                                                           (全国明社事務局 前原佐智子)


砂川敏文理事長が『十勝毎日新聞』1面に紹介されました


 平成2671日に全国明社の第四代理事長に就任した砂川敏文氏が、同氏の地元紙『十勝毎日新聞』(69日付)の1面に紹介されました。

 掲載記事は画像をご参照ください。
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 71日発行の全国明社機関誌『はーとふる』2014年夏号には、砂川理事長の就任挨拶が掲載されています。こちらも画像でご参照ください。
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                                           (全国明社事務局 竹嶋克之)


『石巻からフィリピン・レイテ島の学校に楽器を贈ろう!』チャリティ・コンサート開催報告


 
   昨年118日フィリピンを襲ったヨランダ台風で、震災の時の津波のようなストームサージと呼ばれる高潮が3回にわたり押し寄せてきたために、1万人もの人や多くの建物が流され壊滅的な被害を受けたレイテ島。そのレイテ島の高校に楽器を贈りたいと、仙台出身のジャズ・ミュージシャン梅津和時さんが、フィリピンでNPO活動を行っている今泉光司監督とともに行っているコンサートの趣旨に賛同した石巻明社が全国明社と共催して、67日(土)石巻市のプレナミヤギ・イベントホールにおいて、『石巻からフィリピン・レイテ島の学校に楽器を贈ろう!』チャリティ・コンサートを開催し、90名の方々が参加しました。また、齋藤会長の呼びかけで、石巻市倫理法人会・石巻恵み野ライオンズクラブ・㈱プレナミヤギが後援団体として応援くださいました。
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    午後4時、 斉藤正美石巻明社会長と槇ひさえ全国明社理事長の挨拶で始まったコンサートは、今泉光司監督のコンサートの趣旨説明、梅津さんの演奏と続き、5分間の休憩のあと今泉監督撮影によるレイテ島の映像を放映しました。この日の参加者の中には石巻在住のフィリピン女性の方々の姿もあり、時おり涙をぬぐいながら画面を見つめる様子が印象的でした。その後再度梅津さんが演奏、6時過ぎにコンサートを終了しました。
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   梅津さんご自身が震災後に作曲した『東北』の切々とした演奏には胸をうたれ、またお馴染みの演歌や懐メロには笑顔が浮かび・・・と、梅津さんの多彩な演奏に魅了され、そして今泉監督の取材映像に台風の被害の大きさを改めて知った2時間、参加した皆さんからの拍手はいつまでも鳴りやみませんでした。
 
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   今回のチャリティ・コンサートによる募金額は、後援団体からの寄付も含めて32万円。だいたい10万円で一つの学校に楽器を贈れるとのことなので、石巻から3つの学校へ楽器をプレゼント出来る金額となりました。

同じような経験をした石巻とレイテ島の人たちが、これを機会に交流していけると良いなと思ったコンサートでした。
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     石巻かほくの記事↓
   「ishinomaki20140607.pdf」をダウンロード

                                          (全国明社事務局 前原佐智子)

                                                                                                                             

 


『第4回ファミリーボウリング大会』開催報告


024 全国明社では、今年度最後の開催となる『第4回ファミリーボウリング大会』を、316()石巻市にあるプレナミヤギで、大人25人・子ども60人の総勢85人が参加して行いました。またボランティアは、久喜加須大震災振興を支援する会の4人、宮城県明社1人、石巻明社4人と全国明社3人の計12人が参加しました。042_2

今回は、石巻市立湊中学校の陸上部とバスケット部、県立石巻工業高校剣道部の生徒さんたちも参加してくれたので、小さな子どもさんたちとはまた違った雰囲気のゲーム運び。体育会系らしいノリで盛り上がり、テンポよくゲームは進んで11時半過ぎには昼食会場のプレナホールへと移動、温かいうどん・そばとおにぎりでお昼を取りながら、ビンゴゲームを楽しみました。

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256 255 今回の景品には、プレナミヤギの高橋社長が提供してくださった、45日土曜日コボスタ宮城球場で行われる『楽天対ソフトバンクスのペアチケット』『プレナミヤギのボウリング無料券』と『ボウリング回数券』もあって、参加した皆さんは欲しい景品をGETしようと闘志満々、「リーチ!」の声や「えぇ~残念!」の声が飛び交う中、16人の方がそれぞれの景品を手にしてビンゴタイムを終え、最後に子どもさんたちがプレゼントの文具セットを受け取り、第4回ファミリーボウリング大会を終了しました。
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  帰り際、湊中学校の生徒さん達が整列して、ボランティア全員に向かって「ありがとうございました」とお礼を言って会場を後にする姿や、「とても楽しかったです、ありがとうございました」と笑顔で帰っていかれる親子連れの姿に、私たちにできることはきっとまだまだたくさん有る・・・とそう思い、“これからも頑張ろう”の思いを新たにしたボウリング大会でした。

                                                
                                                                          (全国明社事務局 前原佐智子)

 

  


『南三陸町旭が丘地区子ども会・クリスマス会』支援のご報告


全国明社では1221日土曜日、宮城県南三陸町の旭が丘コミュニティセンターで、子どもたちのクリスマス会の支援を行いました。このクリスマス会は、旭が丘地区子ども会のお母さん方の依頼を受けた、南三陸町の子どもたちの支援を行っている「ぶどうの木」の中沢栄子さんが、石巻市に拠点を置き子どもへの学習支援の活動などを行っている「SOLA」と、明るい社会づくり運動に協力を呼びかけて、実施されました。 

029 この日クリスマス会に参加した子どもたちは、30人。午後4時、SOLAの平田さんの司会でクリスマス会が始まり、ジングルベルをみんなで歌った後、「とんじるゲーム」の開始。このゲームは、「とんじる(両手を口に)」「とんかつ(ガッツポーズ)」「トンネル(両手を顔のわき)」の3つのポーズがあり、リーダーの掛け声で一斉にポーズをとるのですが、リーダーと同じポーズをしたら負け、勝つためには掛け声と違うポーズを取らなければいけないと言うゲーム。
039 みんな掛け声のたびに大興奮、コミュニティセンターの和室は子どもたちの笑い声と歓声であふれました。続いてのゲームはお馴染みのビンゴゲームですが、ここでのビンゴゲームは手作り感満載のもの。9個のマス目の中に数字の代わりに自分の好きな野菜の名前を書き込み、読み上げられた野菜を消していって、それが2列そろえばビンゴとなります。ぶどうの木の中沢さんと仙台明社の鈴木さん、宮城県明社の萩谷事務局長扮するサンタさんが、リーダーに残っている野菜の名前を耳打ちしてくれたりした心遣いもあって、参加者全員にもれなく景品がわたりました。
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105_3  083_8                                     絵本の見える場所に思い思いに座って 「マッチ売りの少女」のお話を聞いて、手づくりのキャンドルに火を灯し“きよしこの夜”を歌ったら、お待ちかねのケーキタイム。生クリームたっぷりのケーキを楽しんだ後は、キャンディを使った工作をして、最後に3人のサンタさんからプレゼントをもらい、クリスマス会を終了しました。
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  参加した子どもたちは、友だちのプレゼントを覗きこんだり、自分の袋の中身を見せたりしながら、嬉しそうな笑顔で「ありがとうございました」の言葉を残して帰って行きました。全国明社にとっても、子どもの支援を行うグループとの新たな出会いの場となった、有意義なクリスマス会でした。

                                          
                                                                          (全国明社事務局 前原佐智子)


明社志民カレッジ第5回研鑽報告


060_3  全国明社では1122日・23日、明社志民カレッジ第5回研鑽を新潟県阿賀野市で行いました。今回の研鑽は、1123日・24日に開催される『第10回ふるさと子ども絵画展』の事前準備を手伝いながら、明るい社会づくり運動阿賀野フォーラムが取り組んできた地域の団体との協働の手法を学ぼうと言うもの。
02222日は会場の阿賀野市笹神支所3階会議室で、倉島事務局さんから阿賀野明社のこれまでの動きをお話いただいた後、支所の業務が終了する5時を待ってパネルを組立て、応募された757点の作品を学年別に掲示しました。
子どもたちの感性あふれる作品に、思わず掲示する手を止めて見入ってしまったり、感想を語り合ったりしながら、スタッフの皆さんと一緒に楽しく準備を行い、宿泊先のホテルへ移動して阿賀野明社も構成メンバーに入っている「思いやりネットワークあがの」の方々と懇親を深め、1日を終えました。
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  翌23日は、絵画展と並行して行われる「ふれあいステージ」の会場づくりの手伝いをした後、会議室で閉講式を行い、受講生一人一人がこれまでの感想と今後の決意を語って、5回のカレッジを終了しました。大切なのは、ここで学んだことを地元でどう活かしていくかという事。6人の受講生の今後の活躍が楽しみです。
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                                                  会場の様子↓
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                                           ステージリハサール風景↓

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                                                      絵画展の様子↓

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                                                   ステージでの熱演↓

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                                         わが子に送る熱いまなざし↓

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                                   (全国明社事務局 前原佐智子)

 

 

 

  

 


『第3回ファミリーボウリング大会』ボランティア感想


  1020日のファミリーボウリング大会は13名のボランティアと、仮設住宅にお住いの94名が参加して賑やかに開催されました。 

初日の19日、新幹線で東京から仙台に向かい、仙台からはレンタカーで石巻市内の被災地を視察しました。大地震による「がれきの山」はきれいに片づけられ、27か月を経過した今日の被災地復興の姿を見て回りました。
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   女川町立病院の玄関前の柱には津波襲来の後が刻まれ、高台にある病院の1.9メートルの高さまで来たと言う津波の恐ろしさに、驚くばかりでした。大川小学校では慰霊碑が建てられ、今でも地元の人たちが参拝に見え、お花が一杯に供えられていて当時の悲惨な状況が偲ばれました。
   
2日目はファミリーボウリング大会で、参加したボランティアによりお食事会の焼きそばづくりが行われました。
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   ボウリング場では子どもたちが生き生きとゲームに興じる姿が見られ、その後の昼食懇親会でビンゴゲームの賞品と文房具を貰って帰る子どもたちの、“嬉しそうな笑顔”がとても印象的でした。こちらもエネルギーを頂戴しました。また、多くの人たちと交流できたことも大きな収穫でした。NPO全国明社事務局と埼玉からの皆さまには大変お世話になり、ありがとうございました。
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                                                      (四街道明社 阿部光男)


『第3回ファミリーボウリング大会』開催報告


 
   068_4全国明社は1020日(日)、宮城県石巻市のボウリング場「プレナミヤギ」において、『第3回ファミリーボウリング大会』を開催しました。
   164_2ボランティアに参加したのは、千葉県の新ほくそう明社3名、埼玉の加須明社2名、久喜明社1名、石巻明社3名、宮城県明社1名と全国明社事務局3名の計13名。焼きそばとフランクフルトを焼き、お店にお願いしてあったおにぎりとセットにして、ボウリングを楽しんだ皆さんに食べていただきました。
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  085今回のボウリングの参加者は、大人40名・子ども53名の93名、最年少の参加者はなんと2歳の女の子。このチームは、他のチームより遅れてゲーム終了となってしまったために、ビンゴゲームには参加できなかったのですが、「ビンゴゲーム終わっちゃって残念でしたね」とお声かけしましたら、お父さん、お母さんが声をそろえて「ボウリング凄く楽しかったです。もうそれで十分!!」と答えてくださり、「昼食おいしかったです。ごちそうさまでした。」と笑顔で帰っていかれました。
   
次回のファミリーボウリング大会は、3月16日に開催の予定です。

 

                                                           (全国明社事務局 前原佐智子)

 


明社志民カレッジ第4回研鑽報告 その2


112_3   水俣病裁判のニュースは、私が小学校低学年の頃に見た記憶があります。排水溝から有機水銀が含まれた排水が流され、水面に魚の死骸が浮かんでいる映像、人が奇妙な痙攣を起こしている映像が印象に残っています。 
  029_5 初日は、水俣病センター相思社を見学し、当時の説明を受けました。水俣市がチッソを誘致し、工業都市として急激に変化し、人々の暮らしが豊かになっていきました。当時は戦後、国を挙げて企業発展が最優先として考えられた時代。奇病の原因を国やチッソもなかなか認めようとせず、その結果9年間漁獲禁止措置をとらず、アセトアルデヒトの生産も中止せず被害が拡大しました。
   
水俣病と地名がついた病名のため、市民は凄い差別を受け、風評被害で農作物は売れず結婚も出来ず、水俣出身と言うだけで差別されたそうです。さらに、被害者と加害者が同居していたために、市民間の信頼や絆はズタズタに分断されたそうです。水俣湾のエコパークの下には、有機水銀が埋まっていますが、最終処理未定のままです。原発と一緒です。国や企業の体質は、昔から変わっていません。現在の福島県と同じ状態です。 

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 現在の水俣市は、犠牲を無駄にしないよう水やごみ、食べ物に気をつける環境モデル都市づくりに取り組み、ごみは◉資源ごみ◉埋め立てごみ◉有害ごみ◉粗大ごみ◉燃やすごみの五種類22分別にもおよぶ収集を、3万人の全住民が参加して行っています。また行政では、さらに84種類に分別しています。そして、買い求めたものは修理修繕し「長く使い続けよう」を合言葉に、ゴミ減量女性連絡会議が結成され、活動しています。
 
  339_4 「環境マイスター認定制度」を導入し、無農薬でお茶や野菜を栽培している人、「食べ物でなった病気だから食べ物で治す」と無添加のイリコを作っている人、化学薬品を使わずに和紙を作っている人などが「環境マイスター」に選ばれ、安全で安心なものづくりをリードしています。その結果、日本の環境首都コンテストで総合一位の評価を受けました。
また、元市職員・吉本哲郎氏を中心に取り組んでいる「村まるごと生活博物館」。これは地域に元々あるものを利用し、アイデアを活かした村おこしの手法で、吉本氏が各地に広げているそうです。
 10月初旬に水銀公害の国際会議が水俣市で開催されましたが、アジアでは金採掘の際に、多数水俣病が発生しているそうです。水俣病を起こした日本が環境先進国となり、他国に同じ被害が出ないようにリードして欲しいものです。

 水俣市の様に甦れ福島県。

 

                                 

                                                                            
                                                                              (明社市川・浦安協議会 塚本貢一)

 


明社志民カレッジ第4回研鑽報告 その1


全国明社では1012日(土)~14日(月)、熊本県水俣市で第4回明社志民カレッジの現地学習をおこないました。水俣病は教科書では習ったことはあるけれども、実際に住んでいた方々はどういうご苦労をされていたのか、いかにして再生への道を歩んだのかということを3日間ではありましたが、いろいろな方々から貴重なお話を聞くことができました。

 
  水俣病センター相思社の木下裕章さんが3日間コーディネーターとしてついてくださり、1日目は水俣病について学習しました。水俣病の原因は現在のチッソ株式会社が工業排水としてメチル水銀を含む排水を大量に水俣湾に流していたことです。それにより魚が水銀を含むようになり、その魚を食べた人たちが体内に蓄積した水銀により中毒を起こし水俣病を発症しました。
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065_2  相思社で水俣の元市長の吉井正澄さんが、市長時代にいかにして水俣を再建したかをお話くださいました。水俣再生の4つの柱として、①反省、謝罪、②環境保全都市、③地元学、④もやい直しを掲げて取り組んだそうです。水俣病の被害者の中でも、申請をして国から補助を受けた人、申請が通らず補助が受けられなかった人、家族がチッソの関係者など様々な立場の人がいました。それをまとめあげたのは、水俣市に健康センターを作る提案をしてどんなものを作って欲しいかを住民に問い、それをきっかけに色んな立場の市民が話し合いに参加したという官主導の方法でした。それぞれが尊重し合う社会づくりを、水俣市がバックアップして再生の道へと進んだとのことでした。

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   2日目は頭石(かぐめいし)の『村丸ごと博物館』を案内して頂きました。案内の勝目豊さんのお話では、少子高齢化により人口が減った村を支えるための施策として「あるもの探し」をして、村に昔からあるものを利用して観光資源や特産物にしているそうです。村では生活学芸員や環境マイスターという制度を作り、村人に自分たちの住んでいるところを案内してもらい、村の良さを旅行者などに知ってもらう試みにより、現在では熊本県のみならず様々な地域から観光に訪れるようになりました。この制度を取り入れるに当たり、村民を説得するのに「地域のボスを3人説得すればよい」とさらりと仰っていましたが、そこが一番難しく、普段からの人間関係がいかに大事かを学びました。

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 夕方には相思社理事でもあり、自身が水俣病の認定患者でもある荒木洋子さんからお話を聞く機会がありました。荒木さんは幼いころに家族と共に百聞港の近くの月浦に引っ越してきて、父親は漁師をされていました。主食が魚だったので毎日食べており、それが原因でまずは父親が1959年に発症。その後、家族が次々に発症し、荒木さんご自身も水俣病になりました。大変な思いをして生きてこられた中で、「チッソに対して恨みはないと言えば嘘になるが、いつまでも恨んでいてもしょうがない」と前向きに人生を生きておられた姿に感銘を受けました。

 3日目は地元学の提唱者である吉本哲郎さんに、講話をいただきました。吉本さんは水俣市の元職員で、水俣の地域再生の中心の役割を担った方です。水俣を再生していくに当たり、まずは何が問題なのかを考えたそうです。水俣病の問題の解決とういう答えを導き出すのに、地元の事を徹底的に調べ上げました。そこから分かったのは「水・ゴミ・食べ物」この3つを大切にすることでした。つまり、排水により汚れた海の魚を人間が食べたことによって起きたのが水俣病ならば、それを世界中のどの地域よりも気をつければ水俣は再生できると気がついたのです。それを元に地元学を提唱されましたが、地元学とは地元の豊かさに気づくための手段であり、ないものねだりではなく、あるものを探して行くこと。吉本さんのお言葉をお借りすれば、ここに生きて幸せなことを探す「生活感幸」という表現をしておられました。また、物事を上手く進めるには信用と信頼を最初に作ることだとも教わりました。

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   行政としてはいかにお金を使わずに知恵を絞って汗をかくかという方針には、明社運動にも同じことが言えるのではないかと感じました。講話の中で一番印象に残ったのは「人は言葉では動かない。心が動けば体も動く。」と仰っていたことです。
   
今回は事務局として参加いたしましたが、このようなお話が聴けたことにより明社運動のみならず、自分自身の生き方も深く考えるきっかけになりました。これからは人間関係を大切にして、感動を持って仕事に取り組みたいものだと思いました。

 

                                                  (全国明社事務局 青木秀郎)


『全国都道府県会議』開催報告


  全国明社は、102627の両日、東京・新宿区の日本青年館で初の『全国都道府県会議』を開催しました。

同会議は、本運動の方向性や事業のあり方を全国都道府県の方々と情報交換並びに意見交換を行い、より良い明社運動の方向性を模索すると共に、全国組織の連帯感を深めることが目的で行われたもので、1都1道2府28県からの代表者63人と全国明社理事15人が参加しました。

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   はじめに、槇ひさ惠理事長が開会挨拶に立ち、「全国都道府県会議の意義と目的」を説明したあと、「全国に地区明社が500以上あります。500の地域が動いているという組織はなかなかありません。この組織はバラバラに動いてはいますが、同じ願いを持って動いています。全国明社、都道府県明社、そして、地区明社が一緒になって取り組めることがあれば、日本社会に大きなインパクトを出すことができます。このことを、今日明日の間、ぜひみなさまで話し合いをお願いいたします」と述べました。

   Photo_18Photo_19ついで、「東日本大震災支援と明社のネットワーク」と題して、千葉県明社の小泉進会長が活動発表を行い、
提唱者のビデオ上映につづき、全国明社の原良次事務局長が「明社運動の歩みと組織の変遷」について説明を行いました。
   このあと、参加者は10のグループに分かれ、「明社運動の目指すもの」について討議。全体発表では、各地で成果をあげている様々な活動が紹介され、その都度、大きな喝采が湧き起りました。

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   交流懇親会は福永正三副理事長の挨拶後、石巻明社の齋藤正美会長が乾杯の発声。
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Photo_7 各都道府県の代表スピーチでは、来年の全国集会開催地である京都明社の鈴木南平委員長が「平成269月6、7の両日に開催します」と宣言しました。このあと、飛び入り参加のスピーチや参加者が持参した全国各地の銘酒の紹介もあり、時間の許す限り、情報と友情の交流を図りました。
 翌27日のグループ討議は「今、私たちにできること」「明社月間について」がテーマ。グループ発表では「高齢者が喜んで市民のためにできること」「行政や他団体との連携を図ること」「市民が参加しやすい運動を展開する」などの意見があげられました。

 ついで、原事務局長が登壇し、参加者から全国明社への要望・質問について応答しました。
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Photo_12閉会挨拶に立った沼田壽雄常務理事は「ネットワーク型の明社運動への移行を目指していますので、ネットワーク型の会議を開きました。『笑顔と心をつなぐネットワーク』を共通のスローガンにし、全面的に打ち出すことができればいいなと思います」と述べました。正午の閉会後、参加者はアンケートを記入し、笑顔で次回の再会を約束していました。

 全国明社は『全国都道府県会議』で寄せられた意見をもとに、来年度の事業計画を立案する運びになっています。
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(全国明社事務局 竹嶋克之)

 


『明社ミーティング』開催報告


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   全国明社では去る922日(日)・23日(月)、国立岩手山青年交流の家を会場に、秋田・青森・岩手の会員60名が参加して『北東北明社ミーティング』を開催しました。

 1日目は、明社北東北連絡協議会・藤川智美会長の挨拶で開会、各県の活動報告に続き、釜石明社から「東日本大震災被災地から・パート2」と題して映像を使っての報告があり、その後「節に生き 切に生きる」のテーマでパネルデスカッションを行いました。

 2日目は、「節に生き 切に生きるパート2」と題して、明社青森県・村田志朗会長から①食糧の視点から、明社秋田・千田謙蔵会長から②エネルギーと環境の視点から、北東北連絡協議会・藤川智美会長が③節に生き 切に生きるの内容でそれぞれ問題提起があり、それを基に8グループに分かれグループ討議を行いました。その後、各グループの発表があり、『第3回「明るい社会づくり運動北東北連絡協議会」アピール』を採択して、明社ミーティングを終了しました。
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                                                                                            (全国明社事務局 前原佐智子)

以下は、参加者の感想です。

 

『節に生き 切に生きる』

  今回のテーマである『節に生き 切に生きる』は、私にとってはあまり気にもしなかった生活をしていたように思います。現に、今起きていること(原発エネルギー、食糧環境)が節目だとしたら、頭の中ではわかっていても何も行動を起こしていなかったのです。そのことを今回の明社ミーティングで痛感しました。また食糧環境にしても、今はカロリーを取り過ぎて病気になっている人が非常に多くて、私は昭和21年生まれですが、若い頃はカロリーを取りすぎて病気になるような話はあまり聞いたことがありません。物の多さに、自分の心の整理が出来ていなかったのが今の自分だと反省しています。

 常識を疑えと言う藤川会長の話は、なぜか私には自然に聞こえました。そして千田会長の熱弁は楽しく、また解りやすく丁寧に教えてくださったと思います。今回のミーティングで感じたことは、原発、環境、食糧、エネルギー問題に対して、何か一つでもまずは自分から考えを変えなければと決意をさせられる思いです。

 

                                       (青森県 明るい社会づくり東青地区推進会理事 鈴木栄徳)


明社志民カレッジ第3回研鑽報告


  Dsc01225_4915日・16日、第3回志民カレッジが開催され、石巻から車で30分ほどの場所にある「特別養護老人ホーム万葉苑」敷地内で桜の植樹を行いました。
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現在万葉苑では、施設裏手の33aほどある小高い丘を憩いの場所としての公園にするため整備している最中。その遊歩道に訪問者や近隣住民の方々が楽しめるように桜を植えて欲しいとの要望で、今回カレッジ受講生の手で100本の苗木を植樹しました。
当日は台風18号が東北地方を通過するなか様子を見ながらの作業でしたが、幸いにも植樹の最中は雨もあがり、無事に植樹を終える事ができました。以下は、参加者による感想です。

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   私は千葉県市川市在住で、高校は浦安市内の高校に通っていたため浦安市内に友人が多く、東日本大震災の際には液状化現象で数人の友人の家にも被害があり、家の修復やメンタルケアを行った経験はありましたが、東北の被災地に行くのは今回が初めてでした。

 まず、石巻市内を回りました。第一印象では、想像していたより復興が進んでいると感じましたが、のちにそれが大きな勘違いだったと思い知らされます。石巻市内を見学したあと女川を訪れましたが、女川での光景は衝撃的でした。海岸沿いにはビルが横たわり、20m以上ありそうな高台の病院施設の中まで津波が押し寄せた跡が残っており、津波の凄まじさを実感しました。別の高台にある学校の校庭に、地元住民のための仮設商店街が出来ていましたが、それ以外の海岸沿いは、更地にはしてあるものの復興計画の実現までには時間がかかるそうで、まだまだ復興はほど遠い感じです。

 その後、多数の児童が亡くなった大川小学校を訪れました。周り一面雑草地が広がり、廃墟となった校舎がなければ元々この様な雑草地だったとしか思えない景色に、ここに住宅街があったとは想像できないあり様で、復興どころか手つかずの状態でした。小学校の裏手に立派な観音様が建てられており、その観音様はある県にお住いの篤志家が個人で造られたのだとか。慈悲深い方がいらっしゃると、私は感激しました。

 石巻港周辺の道路の中央分離帯にはボランティアの手で花が植えられたそうですが、今は手入れもされず雑草が生えている状態です。ボランティアは、緊急時に短期で行うことはもちろんですが、長期に継続して行うことも同じように重要だと思います。

 今回、特別養護老人ホーム「万葉苑」に植樹した桜が、数年後満開に咲き誇り、利用者の皆さんや周りの住民の方々の憩いの場になれば幸いです。

 

     (市川・浦安明社 塚本貢一)


『ファミリーボウリング大会』ボランティアに参加して


被災地支援活動に参加し、全国の仲間の方々と石巻で12日の体験をさせていただき、ありがとうございました。

003_3ファミリーボウリング前日に、日和山から女川をまわり雄勝と大川小学校に連れていっていただき、震災当初から現地の方々と共に活動されていた全国明社・地区明社の方々より、「あの(ガレキの)山がなくなっている」「あの壊れた建物がなくなっている・・・」と、震災直後の光景や徐々にガレキが片付いた話、また現在の光景を思う心境を聞かせていただき、ひとりで現地を巡ることでは得られない大変貴重な話を聞かせていただきました。

 
  002_6日和山は震災当時、ニュースで見聞きした場所でしたが、実際に現場を目にした時の思いは、津波が来るかもしれない恐怖のなかで、子どもも老人も皆に手を引かれ登って助かった人、上まで登りきれずに津波にのみ込まれた老人、一度は登りながら雪の中でさむがる子どもの上着を取りに帰ったために流されてしまった母親の話を伺い、震災当時の悲しい思いが再来しました。
 春になれば桜の名所である日和山から見えるふもとに広がる緑一面の場所が、震災前の家々が立ち並ぶ写真とあまりに違う光景を見て、津波が一瞬にしてすべてを飲み込んでしまう恐ろしさを感じました。 
009_5 女川では、岸壁嵩上げ工事や新しく広い道路の再生工事等がされており、いくつかの爪痕が残る建物がなければ、この場所に家並みや街が広がっていた事など想像も出来ない光景に戸惑いながら、震災後2年半と言う期間での復興目覚ましい速さを目にし、それに伴い私たちの心も変化していくのであろうか・・・とも感じました。
   大川小学校では、隣の校舎と繋がれていたと思われる体育館の2階の廊下が崩れ落ち、建物がいくつも分断された教室を目にし、すさまじい勢いで押し寄せる津波のなかを必死で逃げ惑いながらも助からなかった多くの子どもたちや先生の無念を想うと、悲しい何ともいえない気持ちで一杯となりました。
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 今回は、現地の方々と触れ合う事がなく、生の声を伺うことが出来ませんでしたが、陰役に徹するボランティアをさせていただき、帰り際にお母様からお礼の言葉をいただいた時は、“物も人も時間もすべて失い、それでも明るくたくましく生きていらっしゃる”姿に感動し、胸に熱いものがこみ上げると同時に『絆で結ばれている』ことを実感し、温かい気持ちになりました。

 そして、いま自分が生活している地域や職場生活の中で、自分にできる被災地支援は何か?を模索しながら、『今日・今を大切に生きて行こう』と改めて思っています。

 今回、活動に参加する機会をいただき、温かく楽しく活動できるよう支えてくださった皆さまに、感謝申し上げます。

 

                                          (目黒明社 竹花章江)


『第2回ファミリーボウリング大会』開催しました


095_2夏休み真っ盛りの818日(日)、全国明社は『第2回ファミリーボウリング大会』を、石巻市のボウリング場「プレナみやぎ」において開催しました。ボランティアに参加したのは、東京から目黒明社1名・袖ケ浦明社2名・木更津明社1名と、現地合流の久喜加須大震災復興を支援する会の3名、そして石巻明社3名・全国明社3名の合計13名。

184_3今回は石巻市生涯学習課中央公民館の三浦さんのご協力で、子供会を中心に声かけしていただいた経緯もあり、参加者総数85名のうち子どもの参加が58名!!
   年齢別では、4歳以下が6名、5歳から12歳が40名、13歳以上15歳までが13名と言うバラエティに富んだ構成。 お兄ちゃんが小さい弟の面倒を見ながらゲームをしている様子や、友達同士で笑い声をあげながら楽しむ姿なども見られ、和気あいあいでほのぼのとした大会となりました。
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   友達同士で参加した子どもたちも、家族で参加したチームも、それぞれ思い思いに2ゲームを楽しんだ後は、お楽しみの焼きそばの昼食と、ビンゴゲーム。今回も初めのうちはなかなかビンゴが出ませんでしたが、中盤を過ぎたあたりから“リーチ”の人が増えてきて、最初のビンゴから15分ほどで10個の景品すべてが、ラッキーな参加者の手に渡りました。                   
   最後に、子どもたち全員に文房具のセットとノートがプレゼントされ、午後1時過ぎ『第2回ファミリーボウリング大会』を終了しました。
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  ボランティアの中からは、「参加された皆さんと触れ合う機会がなかったのが残念だった」との声があったり、また皆さんにゲームが終わってから昼食が始まるまでの時間をどう過ごしてもらうか・・・などの課題もあるので、知恵を出し合って工夫をしながら、楽しい次回に繋げて行きたいと思います。

 

                                         (全国明社事務局 前原佐智子)


『北上川川開き祭り燈籠流し』ご報告


 全国明社では731日(水)、石巻市で開催された『川開き祭り燈籠流し』に、今年も参加しました。

 埼玉の久喜加須大震災復興を支援する会から21名、立教大学のボランティアを含む40名の石巻市「めだかの楽校」関係者と、石巻明社24名、全国明社4名の計89名が、午後1時から段ボール製の大燈篭100基の組立を開始。300メートルのロープ5本に繋げられ、夕方6時過ぎ船に曳航されて定位置に置かれた大燈籠は、北上川の川面を流れていく思いの籠った灯籠を見守るかのように浮かんでいました。

 以下は、久喜加須大震災復興を支援する会からの参加者、新井友章さんと石原佑珠さんの感想です。
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                                          ◆ ◆ ◆ ◆ ◆    
 
731日。1年ぶりに石巻市の旧北上川で行われる燈籠流しのお手伝いに参加しました。今年は燈籠作りの集合時間が午後だったため、午前中に津波被害を受けた地域を視察することになり、石巻湾付近、女川町、雄勝地区、大川小学校を見て回りました。建物の基礎だけを残し瓦礫は片付けられ、草の生い茂る景色を目の当たりにして、瓦礫の片付けも進んでいなかった1年前と比べれば復興に向けて確実に前進していると感じられましたが、何も無いというより、すべて持っていかれて無くなったという印象でした。
 
 午後に全国明社の皆さんと合流し、大燈籠の製作が始まりました。
039_2今年は100基の大燈籠を設置するとのことで、チーム別に土台作り、組立て、ろうそくの設置など、試行錯誤しながら無事に全て製作できました。  230_2
途中、被災者の方とお話しする機会がありました。埼玉から手伝いに来たことを告げると、「遠いところから来てくれてありがとう。あのときはこの川を津波が逆流してきてすごく恐かった」とおっしゃっていました。被災者の心に刻まれた傷は簡単には癒されないのでしょう。
午後6時半の合図とともに燈籠流しが始まりました。暗くなるに従い、燈籠が優しく儚げに灯り、参加者も見入っていました。終了後の燈籠の回収や解体も当日のうちに終了することができました。
 最後に、燈籠流しの参加にあたり、快く受け入れてくださった全国明社の事務局の皆さんや、齋藤正美石巻明社会長さんに厚く御礼申し上げます。               
                        
 (久喜加須大震災復興を支援する会  新井 友章)

                                           
                                          ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
 石巻市に燈籠流しのボランティアに行かせていただきました。
 去年とは違って、今年は段ボールで大燈籠を作りました。破れないようにしたり、早く作るにはどうしたらいいか、みんなで工夫したりして、頭を使いながらできたので、とても楽しかったです。
                  020       140_2
 200
   燈籠流しがはじまると、小さい燈籠をバケツリレーみたいにして運びました。本音を言うと、燈籠流しを見ていたかったのですが、がんばって仕事をさせてもらいました。現地の高校生も手伝ってくれたので、スムーズにできたと思います。最後の片付けは一生懸命できたと思います。
 私は、このボランティアに参加して、何年経っても、人の心の傷は癒されないんだとあらためて実感しました。また、ボランティアに参加したいと思いました。                  
                                                   (久喜加須大震災復興を支援する会 石原 佑珠)

 

 

 


明社志民カレッジ第2回研鑽報告 その2


006_2
岡田文淑さん。今回はこの人で始まり、この人で終わったと言っても過言ではない。

愛媛県の内子を訪れた我々の案内をして下さり、必ずしも万全とは言えない体調でありながら、彼はパワフルで、強い信念を持っているように思え、周りが圧倒されっぱなしであった。


011_3おもてなしとは何ぞや。町並みを活かすには。景観を守るにはどうすればいいか。どういう街が理想か。主役である住民と、どう動いていくか。公務員であった岡田さんの活動を、岡田さん自身の生の声で聞け、嬉しかった。

宿泊先の石畳の宿。建物に木がふんだんに使われ、癒された。自然に囲まれ、ひぐらしの鳴き声も耳に心地よく、心身共にリフレッシュできた。
最後の講義で、私は岡田さんに聞いた。「岡田さんにとって、観光地のあるべき姿とは、何ですか?」

岡田さんは、「癒される空間であり、安心してその街に滞在できること。そして例えば、一人旅の娘さんが安心して滞在できる街。」と言われた。
まさに内子が、それを具現化していると思ったが、岡田さんは現状に満足していなかった。向上心の塊のような人で、このような方と会え、私は感謝の気持ちで一杯だ。と同時に自分に、何が具体的にこれからできるのか?

また自問自答の日々が始まった・・・。



                                                               (名古屋を明るくする会 中村憲章)


明社志民カレッジ第2回研鑽報告 その1後編


(3)町づくりから、村づくりへ

①この移動が氏を“町並み保存から、(石畳地区)村並み保存”へと視点を変えるきっかけとなった。

②石畳地区 人口320人 世帯数120世帯 2.7人/世帯 小学生12人 高齢化率46%

③石畳を思う会 1996年発足 多数決で決めず、提案者がリ-ダ- 会員の募集は一切しない

「参加させてください」な人だけが会員 現在会員数150人に絞っている            
                     
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 石畳を思う会は効率のみを追求する町村合併の「枝葉の寒村・農村切捨て」政策から、自分達を護る、生きながらえる 山を崩れから守る と 言う切羽詰った考えから立ち上がった。

 縦割りを越えて住民と付き合う。「私の担当ではありません」は一変に住民の信頼をなくしてしまう。

  ⑥“本物の村並み“とは を勉強するため、スイスの人口250人の小さな村に「思う会のメンバ-」で自費で出かけた。

⑦石畳を思う会=自治会=地域担い手集団になっている
                                         071

⑧上から下「お上様様」の住民意識 ⇒ 下から上「自立、自分達で何でもやる」への転換

⑨行政からの補助金に頼らず、自立し活動費は地域資源を活用しながら自分達で稼ぐ。

⑩地域資源は村の自然、風景、暮らし そしてそこに住む「人」そのものである。

⑪自分達含めて先人達から受け継いだ地域資源に投資をし創造して、次世代に渡していく。

⑫「これが無い、あれが無い」⇒「これがある、あれがある」あるもの探しで造り上げる。            
               
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⑬灯台下暗し、「あるもの探し」は外部の人の目も必要

⑭自分の親戚・友人を「もてなす」とき 如何に「もてなす」か? 本物の観光とはその「もてなしの心」。地場にこだわった「格」ある景観、食事、お土産などが本物であることを自覚すべし。メイド・イン・チャイナのお土産を持たしますか?

⑮住民不在の箱物観光行政の失敗で人口が激減した、夕張市のようにはなってはいけない。

住民主体の暮らしぶり、文化を資源に観光客と交流をして、利益を生み出す。

観光客を受け入れる仕掛け と もてなしの心づくりで、「お金を求めるのでなく客が謝礼を置いて帰る」という観光哲学を行政はしっかり持つことが重要である。

⑯これまで自分たちの祖先・先人達(百姓は技(手仕事)の達人プロであることを自覚して)の知恵、技は本物である。 プロ集団たれ、本物志向、「格」(ブランド)にこだわれ

⑰なぜこれまでの「町・村づくり」は上手く行かなかったのか? 

そこには、それなりの理由があったから ⇒ その要因を取り除けば上手くいくはず
最大の要因は住民不在の、上から下「お上様様」の政策、町づくりであり、また住民意識のなさ。
そして住民の「あれが無い、これが無い」のおねだり意識。

 氏の頭の中にある本物 村づくりは道半ば。

「清い水、川沿い景観」と「女性が一人旅できる安心な癒しの村里」 で 品格、地域格を持った村並み(ブ      ランド力)が最終的な姿!
                   153       244

(4)カリスマリ-ダ-「岡田文淑」氏の夢

268俺は清貧だったから俺の人生の全てをかけることが出来た。 あれば守ろうとするから。

昔、若い頃は喰ってかかったと言うが、今は実に穏やかな柔和な表情。我々のメンバ-の誰かが言った インドの父「マハトマ・ガンジ-師」に似ていると!!

時々、昔を懐かしむような目で熱く語る岡田文淑氏の姿が目に焼き付いた。

旅に来た若い女性が 地元石畳で もてなした若い男と親戚関係になれるような そんな絆が出来る究極のツ-リズムであればと思う と これが氏の夢なのかも知れない。

 

                                     (鴻巣明社 酒井清)


明社志民カレッジ第2回研鑽報告 その1前編


引き算型まちづくり (愛媛県内子町に学ぶ) 研鑚会報告

(H25年7月13日~15日 全国明社志民カレッジ第二回研鑚会 )

 

~共造の町・村づくり と 仕組みづくり-反骨精神のカリスマリーダー~

 

()反骨精神一杯のカリスマリーダー

003俺は誰に喰わして貰っているのか? 住民の税金で喰わせてもらっている。 そうしたら住民のために働こうと思った。今回の研鑚会の案内役「岡田文淑」氏の第一声であった。

町役場に就職した氏は、住民不在の行政の姿勢・政策に強い疑問を抱いた。行政と民間企業の関係も気に入らなかった。

上から目線の血の通わない行政、下から上を見上げる「お上様様」の民間企業や住民の意識。若い頃は喰ってかかった氏は、誰彼となく役場の中で「喧嘩」を吹っかけたという。

「喧嘩するからには、勝たなければいけない。そのためには勉強しなければならない」。

どんな質問をしても即座に答えが返ってくる。何でも知っている。ただ者ではないと、直ぐに感じた。

 「人口の減少が止まらない」このままでは町は消滅してしまうとの危機感から

 内子はこれと言った特産品がない。内子を支えるには観光しかない

と 本物を見抜く目を持った氏が「共造の町・村づくり と 仕組みづくり」を始めたきっかけ。
始めてから数年間は周りから「大きなお世話」と怒鳴られ、冷たい目で見られたという。

持ち前の反骨精神と勉強熱心さで、少しずつ周りを説得し造り上げていった という。

実に今日まで38年の時間と莫大な地元への投資をしている。それも子ども、孫たちのためにである。 「将来を見据えた、気の遠くなる作業の連続であるだろう」現在もその作業は進行形である。

 

(2)町づくり

①内子町 H24/6現在 人口18,000 世帯数7,300 2.5人/世帯 高齢化率34% 

②旧大洲藩 旧大洲街道沿いに発展 市街地中央部の肱川に流れ込む3本の支流で形成されている瀬戸内海、宇和海(日向灘)に近い内陸山間部の町

江戸末期から大正末期まで和紙と木蝋で栄えた産業・商業町であった。

内子から大洲街道を通して、特に蝋の産品が日本、世界へと輸出され大いに賑わった。

この地方要衝の地であったことで西武グル-プを生んだ近江商人と近い感覚があるかもしれないが、多く     の著名人を輩出している。 アサヒビ-ルの創業者・高橋龍太郎、その長男アサヒビ-ル会長・高橋吉隆、     94年のノ-ベル文学賞・大江健三郎、双日(旧日商岩井)・高橋社長 など
                                252

③町並み保存運動のきっかけは町役場の産業開発課には配属された氏が「人口の減少が止まらない」
   このままでは町は消滅してしまうとの危機感から1975年に町並み保存運動を立ち上げた。

 町並み保存運動の原点は「住民のコミュニティを復活させ、住みよい地域を皆で造っていく」こと。

⑤氏は1975年旧大洲街道沿いの古い商家の並ぶ護国地区の町並み保存から始めた ⇒ 古いボロボロの町並みの地元住民は、その価値が分からず冷ややかな態度 ⇒ 今では一部京都などには景観規制はあるものの、その当時は人様の家を勝手に残すとは何事だ! ⇒ 自分の家の全てが自分のものであり、外観や町並みの景観などには注意を払わない ⇒ これまでに成功した全国の本物の町造りを住民と一緒に視察、勉強 ⇒ 感動し夢(再生したくさんの観光客で活気づいた町)の共有化 ⇒ 3年後の78年、町の助成+2割の自己負担で修理・改修が始まる ⇒ 85年には国は大正末期築の芝居小屋「内子座」を含めて八日市護国の町並みを「重要伝統的建造物群保存地区」に指定 ⇒ 保存地区の格は上がった ⇒ その名が全国に轟く ⇒ 町の観光協会が宣伝 ⇒ 観光客激増 ⇒ 大手観光会社のまがい物の観光業がのさばる ⇒ 町は観光客の対応におおわらわ ⇒ 保存地区の住民が移転を余儀なくされることも ⇒ 町並み保存運動の原点が一部失われる結果に 

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 どこでどう間違ったのか、町の観光行政が町並み保存運動の原点を失う結果を導いてしまった。

 ここで氏を含めて内子の人たちは、その後の運動を考えさせられる大きな勉強をさせてもらった。

 「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された85年に、氏は突然移動を命ぜられ「産業振興課」に移らされた。


明社レンジャー『南三陸を明るく元気にするキャラクター・オクトパス君との交流』ご報告


   Dsc_7699_2明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、626日、宮城県南三陸を明るく元気にするキャラクター・オクトパス君を表敬訪問し、交流を行いました。

 訪問地の「YES工房」さんは、東日本大震災で甚大な被害を受けた南三陸町において、復興を模索するために3人からスタートした工房です。現在、スタッフは20人に増え、被災地の雇用促進の場と共に、かけがえのない居場所となっています。

 オクトパス君は南三陸町志津川の名産品であるタコをモチーフにしたキャラクター。タコを英語表記したオクトパスと、置くと(試験に)パスを掛けた、合格祈願の縁起ものとして、一躍人気者になりました。

 当日は、南三陸復興ダコの会の大森丈広さんに「YES工房」内をご案内いただいたあと、「明社レンジャーショー&てるさんの紙芝居」を披露しました。明社レンジャーのキャッチフレーズである「主役のレッド!それは、あなたです!」にオクトパス君が見事にマッチすることから、スタッフのみなさんに大うけでした。
                    Dsc_7713_3Dsc_7718_3

 当日の模様は、以下の南三陸復興ダコの会のブログにも紹介されました。

               http://ms-octopus.blogspot.jp/2013/06/vs_9984.html

 明社レンジャーはオクトパス君と南三陸復興ダコの会とYES工房を応援します。以下のホームページからグッズも購入できます。ご支援をよろしくお願い申し上げます。
                                               http://ms-octopus.jp/
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(全国明社事務局 竹嶋克之)


明社レンジャー『2013年 南三陸町の子どもたちとの交流』ご報告


Dsc_7574_3明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、62526の両日、宮城県南三陸町を訪れ、子どもたちとの交流を行いました。
Dsc_7609_6  明社レンジャーが同町を訪れるのは2011年から3年連続。南三陸町の保育関係者からの強い要望で、今年度の訪問が実現しました。
   25日は初訪問となる伊里前保育所で「明社レンジャーショー&てるさんの紙芝居」を披露。  プロの紙芝居師「てるさん」こと峯岸照恭さんは埼玉県三郷明社の事務局長で、63人の園児を夢中にさせる紙芝居を三話も熱演しました。夕方には、昨夏、宮城県・埼玉県・沼津・沖縄明社が支援したサンシンズジュニアを訪問し、「明社レンジャーショー&てるさんの紙芝居」を提供しました。サンシンズジュニアと明社レンジャーは一年ぶりの再会を喜び合いました。
                  Dsc_7585      Dsc_7678
   Dsc_769126日には、南三陸ホテル観洋「託児所マリンパル」20周年記念式典に招かれ、園児と保護者25人に「明社レンジャーショー&てるさんの紙芝居」を披露しました。

ホテル観洋は、東日本大震災の甚大な被害を受けながらも、半年間にわたって約600人の被災者を受け入れました。その陣頭指揮を執った女将の阿部憲子さんからは「子どもたちの笑顔が大人たちの復興の力になります」と明社レンジャーに感謝の言葉が贈られました。
                    Dsc_7681
   画像をご覧いただき、お気づきになられたと思いますが、明社レンジャータイガーが進化!衣装が完全虎柄となりました。南三陸町で初披露したのですが、園児さんたちには「チーターだ!チーターだ!」と握手を求められていました。

タイガーからは「チーターの柄は斑点だろが…」と、つぶやきが聞こえました。


(全国明社事務局 竹嶋克之)


『明社志民カレッジ・第1回研鑽』参加者感想 その3


■明社志民カレッジ第一回研鑚会 ・強烈な純度の高い熱源の会の会長が行政も動かす
①1981年設立ふじみ野明るい社会づくりの会の活動理念・目的
    “あなたのいい顔みたい”
2004年料理教室開講⇒2005年作った料理を食べてもらおうと食事会を始める
    
現在までの開催回数 81
    
料理教室参加料金1000円⇒食事会お手伝い参加者料金500円⇒食事のみ参加料金300
 埼玉県の推進事業「地域支え合いの仕組み推進事業」で市との共同プロジェクト2010年にスタ-ト。Img_1855
   
“元気な高齢者が、困っている高齢者を支えるボランティア支援活動”
   
形のボランティア⇒心に残す活動。高齢者の“困っていることは断りません。何でもやります”がモット-。
   
発足当初2010年、支える側のボランティア登録は173名⇒2013年 6月現在231
   
現在ではト-タル、利用される時間が2000時間/月に達している。このところうなぎ上りに増加。
 専門的な領域までは入り込まない、市民ボランティアの範囲での事業展開。
   チョットしたお手伝い感覚。
   
利用比率は病院などの付き添い50%、部屋のソ-ジ20%、庭の手入れ10% など。
利用者は300/時間支払い、そのうち250/時間がボランティアの収入。
   残り50円を事業運営費に当てる。
 年金暮らしの方も利用料金の手軽さで利用されている。  
   700/月の困っている主に高齢者方が利用している。Img_1858_2
 全国の同様な支援団体の利用料金は平均1500/時間。
   利用時間は140時間程度/月。
 同市にあるシルバ-人材センタ-の仕事を駆逐し始めていて、団体からはクレ-ムも出始めている。
   
市民の皆さんに喜ばれることは、ドンドン断らずにやるのが同団体のモット-だから気にしていない。
 事業運営は厳しく、事務所運営に当たっているスタッフは無償のボランテイア活動。
Img_1888事業運営に必要なPCソフト(病院のカルテのようなシステム)もスタッフが無償で開発し、大いに活躍している。
 1.利用者の電話番号4桁を打ち込めば、
 ・該当する利用者一覧の氏名・住所などが表示され、特定。
     これまでの利用内容が検索できる。

 2.利用後は、その内容を打ち込み利用者カルテに追記する。
 3.同時に、その日のト-タル利用回数をカウントして市への報告書を作成。

 昨年度までは市から100万円の補助。今年からは補助打ち切りの代わりに事務所費用を市が負担。
  昨年度の収支収入600万円は利用代金、市の補助金、賛助金(個人1,000円、企業10,000)
 ボランティアの方も、特別な資格の必要ない仕事が多いため、手軽な空き時間に活動できる。
   
また、手軽な収入を得ることが出来る などでその数が増えてきている。
   
イベントなどを通じて、ボランティア募集活動を推進している。
⑫平均60時間程度/月・ボランティアの活動で15,000円~20,000円程度の収入になる。
   
支払は現金でなく、地域振興を目的とした500円の商品券で支払。

 ボランティアは6070代の方が、7080代の高齢者を支援する共助の仕組みである。

 高齢者、学生、主婦のボランティアも増えてきている。

 学生肩もみ隊 文京学院大学生現在9名のボランティアも参加している。

 ボランティアの2ヶ月毎の意見交換で改善点を見出す。

    親睦交流を図るなど、情報の共有化を重視。

 

     以上が、“元気な高齢者が困っている高齢者を支えるボランティア支援活動”共助の背景です。

 当初、市行政からこの共同プロジェクトの提案があった時は、正直“採算には合わない”“事業を維持できるだろうか”と躊躇したそうです。

     また、それまでに他の福祉関係2つの団体にも、この事業の委託提案をしたとのことですが、断られ仕方なく「ふじみ野明るい社会づくりの会」に声が掛ったようです。 

    
 
なぜ、「ふじみ野明るい社会づくりの会」にこの共助事業の声が掛ったのか?

これまでの料理教室や“あなたのいい顔みたい” 食事会など地域に密着した活動を地道に続けてきており、地域の方々や行政に信頼され、受け入れられる素地が充分に備わっていたからだと思いました。

▽なぜ、この会のこの事業が継続され、進化し続けているのか?

いろいろな要因が考えられますが、北沢会長の“高齢者の困っていることは断りません。何でもやります”の強い信念と少々“暴走ぎみ”の先見性にあると感じました。
会長が先に走り、取り囲む参謀、役員の方々が仕方なく?知恵を絞りながら、自分達は犠牲を払いながら追っかけていく、さらに一般ボランティアの方々をも巻き込んで! そんな集団、一群の映像が浮かび上がってきました。
無償にもかかわらず、会長に必死になって着いて行く、事務所スタッフの方々の明るいお顔が印象的でした。

更に、サ-ビスを受ける側、支援する側の双方が“無理することのない、気軽さ”を基本とした奇跡の仕組み作りに成功したことが進化の要因だと思います。

▽では、リ-ダ-とは?

   Img_1879_2  北沢会長が会長に就任した2004年から今日までの活動の歴史が物語っているように、会の活動が“内向きから外向きに”常に地域、外部を意識した活動内容に変わってきたように感じます。
この北沢会長は凄い人です! リ-ダ-にとって大事な“視点 、発想”が凄い人だと分かりました。
そして、リ-ダ-次第で会社、団体や組織の盛衰は決まってくるものだとも つくづく思いました。感性を豊かに、柔軟に、信念を持ち前に進んで行こう と強く思った次第です。

  北沢会長ありがとうございました。

                           (鴻巣明るい社会づくりの会 酒井清)


『明社志民カレッジ・第1回研鑽』参加者感想 その2


■明社志民カレッジ第1回感想  
   
まさか自分がこのカレッジに参加できるとは思っていなかった。明社活動なんて、会員の1人として行事に参加しているだけなのに・・・・。前向きになれず、後ろ向きになりがちな自分をどうにかしたい・・・。心の奥ではそう思っていても、世の中の惰性に流されてしまう。現状維持になっている自分。そんな自分を見るに見かねて声をかけてくださる方があり、今回機会を与えていただいた。
   
Img_1901槇理事長の挨拶の言葉にも、まさしく自分の事を言われているようで、目が覚めた思いがした。自ら行動とは分かっていても、受け身になっている自分。以前ある場所での、自分の質問を思い出した。「自主的でない自分は、他人に自主的に動いて下さいなんて、よう言えません。どうしたらいいですか?」
そのとき、「最初はみんな受け身なのです。みなさんが先輩や仲間の活動を見て、いいなーと思ったことを真似して下さい。そしてそれを何回も何回も繰り返して下さい。そうしていくうちに、だんだん自分のものとなっていくのですよ」と。だいぶ昔の話なので、記憶は定かではないけれど、このようなことを言ってくださったと記憶している。このやりとりのおかげで今の自分がいて、このカレッジを受講することができたと思っている。
 今回学んだことを地元のみなさんにお伝えして、いい化学反応が起きるといいなぁと思っています。また次回もよろしくお願いします。

                                (名古屋を明るくする会 中村憲章)


『明社志民カレッジ・第1回研鑽』参加者感想 その1


■明社志民カレッジに参加して
   
第1回明社志民カレッジは、明社運動の理念や歴史の研修と、埼玉県のふじみ野明社の活動を視察するという内容で、現地では理事さん方やボランティアの方々の熱い心に触れることが出来た、大変楽しく有意義な2日間でした。
 Img_1854_2 ふじみ野明社では、一人ひとりの善意を大切に “あなたのいい顔みたい!”という、誰にもやさしく解りやすい目的・理念をそのまま実践されている理事さん方・ボランティアの方々が、地域の市民の喜びを我が喜びとして、本当にいい顔で活動されていました。気の合う者同士の活動ではなく、大きな違いを持つ者同士が、時にはぶつかりながら認め合い、生かしあい、ともに同じ目的に向かって行く組織というのは凄い力を発揮していくのだと感じました。
 私が特に驚いたのは、活動スタート時に市民にボランティアを募集したところ170名以上の応募があったこと(現在は231名)、主に高齢者への病院付添い・買い物など、月に約2,000時間にのぼる活動時間、テレビインタビューで70歳代のボランティアが「報酬よりも、喜んでもらえることが自分自身の元気や生きがいにつながっている」と答えていたこと、事業仕訳に関連して市役所へ地域住民から『支え愛事業』を続けて欲しいと、多くの電話がかかってきたことなどです。本当に市民の方々が喜んでくださっているのだと感じました。
 Img_1892 事務局にいた70歳代の男性が、パソコンで登録ボランティアの管理をしているのですが、自力でマニュアルから勉強して管理ソフトを作製したと、謙遜しながら話される姿にまたびっくり。驚きで、口が開きっぱなしでした。世の中は広い!素晴らしい方々がたくさんいる事を実感しました。 また年間を通して、花見や暑気払い・親睦旅行など、関係者全員で積極的にコミュニケーションを図っていることも重要なポイントだと思いました。
 理事さん方が言われた「思いは伝わる」「願いは叶う」という言葉。また企業を退職されて、市民のために全力で取り組まれている北沢代表理事さんが言われた「私を支えてくれる理事さん方の、大きく広い心のお蔭なのです」という言葉。「目に見えない力を、感じざるを得ない」ともおっしゃっていました。そうした言葉一つひとつに感銘しました。
 地域の方々の善意が引き出されていく、ふじみ野明社の市民活動。これからも、ふじみ野明社に注目しながら、私も一市民として、足元の家庭・地域から頑張っていこうと決意を新たにしました。

                              
                                                                     (明社京葉地区委員会 小澤一雅)


『第1回ファミリーボウリング大会』開催しました


  全国明社では、519日(日)宮城県石巻市のボウリング場“プレナミヤギ”で、仮設住宅にお住いの家族を対象とした『第1回ファミリーボウリング大会』を行いました。

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この『ファミリーボウリング大会』は、仮設で生活する子どもさんたちに、家族ぐるみでゲームをして楽しい時間を過ごして欲しいと考えた全国明社の企画に対して、プレナミヤギさんが快く会場の提供を申し出てくださり実現したもので、今年度は4回行われます。第1回目の今回は、大人63名・子ども24名の計87名が参加しました。
   
前日の18日は石巻市内の小学校の運動会が行われることになっていて、もし雨が降ると19日に順延とのことで、ボウリング大会参加者への影響が心配されましたが、私たちの願いが天に届いたようで、18日は快晴。無事に運動会を済ませて、19日を迎えることが出来ました。
   
9時半過ぎから会場に集まった皆さんは、それぞれ受付を済ませ、シューズを借りボウルを選びスタンバイ。石巻明社・相澤事務局長の司会で、午前1030分ゲーム開始となりました。
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豪快にピンの倒れる音が続く中、投げたボウルの行方を不安そうに見守る子どもさん、お父さんに介助してもらいながらボウルを投げる子どもさん、投げた後ちょっと恥ずかしそうな様子で家族を振り返る子どもさん。そして昔取った杵柄か、見事なフォームでピンを倒すおじいちゃんやおばあちゃんの姿もあったりと、会場内は拍手と歓声が途切れることがありませんでした。

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時間後の1230分、ゲームを終了して全員で隣のホールに移動。カレーと焼きそばの昼食を取りながらビンゴゲームを楽しみ、最後に三重県三泗明社から提供いただいた文房具セットを受け取った子どもたちは、満面の笑顔で帰っていきました。
   
次の『ファミリーボウリング大会』は818日(日)、夏休み中の開催です。また、たくさんの“いい笑顔”に出会えますように・・・。

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                                                                            (全国明社事務局 前原佐智子)

                        


石巻市不動地区で桜の植樹を行いました


 518日土曜日、全国明社は①環境美化の推進 ②避難誘導路の整備を目的に、石巻市不動町字不動沢山において桜の植樹を行いました。Dsc00970_3
 
この植樹は、震災の教訓を生かし、町内の守り神である不動明王が祀られている裏山の不動沢山に“出会いの丘”と名付けた避難場所を設け、平時は地域住民の憩いの場所とすることにした不動町町内会からの要請で行われたものです。
 石巻市不動町は海岸に近く、震災により全家屋が津波の被害を受けました。この地域の被害の特徴は、津波の押し上げによる冠水によるもので、畳はもちろんのこと室内家具が倒れ流され、建物は残ったもののとても生活できる状況ではなかったそうです。また、340世帯の不動町内で17名の方が亡くなっています。Dsc00993_3
 
朝から気持ちの良い青空が広がるなか、全国明社・宮城県明社・石巻明社の4名は、鍬やスコップを手に集まった不動町町内会の皆さん35名と一緒に植樹を開始。避難誘導路に20本、“出会いの丘”の広場に5本の桜を植え、午前9時から2時間ほどで作業は終了しました。北上川を見下ろすこの丘が、桜の花で彩られる日が楽しみです。

            


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                                        (全国明社事務局)


「耀!連隊 明社レンジャーの主題歌をカラオケしてみた」のご報告


日本の平和を守るため、普段は各地をパトロールしている明るい社会づくり運動公式サポーターの「耀!連隊明社レンジャー」。と、そこに一つの知らせが舞い込む。
   
それは・・・なんと!「耀!連隊 明社レンジャー」の主題歌がカラオケ配信されるとの情報だった!
   
ということは、今まで公式ホームページでしか聴けなかった明社レンジャーの主題歌が、カラオケで歌える。いつもは「続きはWebで!」とか言って涙を呑んでいた日々から卒業できるじゃないか!
   
なんとも嬉しい一報を受け取った明社レンジャーブルーとタイガーは、はやる気持ちを抑えいざ出動。綿密なリサーチの結果、どうやら「カラオケの鉄人」というお店でのみ配信されていることを聞き、早速カラオケの鉄人中野店へ向かった。Dsc_6680
   
部屋に入り、デンモクで曲名を調べてみると原曲カラオケは「耀!連隊明社レンジャーテーマソング」として登録されており、アーティストは「チーム明社レンジャー」、さらにカラ鉄共通番号(リモコンに入れる番号)は「475333」で登録されていることが判明した。それに加えて、歌入りの楽曲も配信しており、こちらは文字通り歌も入っているので、初めて歌う人でもこれを聴けばあっという間に歌えるようになる…ハズ! ちなみに歌入りのほうのカラ鉄共通番号は「475334」とのこと。
   
基本情報を確認したところで、曲を入れて明社レンジャーブルーとタイガーが歌ってみることにした。その証拠写真がこちらである。
   
自分達のテーマソングがカラオケに入り、楽しそうに熱唱するレンジャーたち!
   
パトロールしているはずの明社レンジャーがこんなところで油を売っているんだって?いやいや、これも明るい社会づくり運動を広める大切な宣伝活動なのだ。
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さらに連続で明社レンジャーのテーマソングを入れて、ヒートアップするブルーとタイガーであった() マラカスとタンバリンを使いノリノリになっていた。Dsc_6666_2
   
最後にカラオケの入り口で店員さんに許可をもらい写真を撮らせて頂き、明社レンジャーは次なる地へとパトロールに向かったのであった。

曲について、オープニングは1サビから始まるのだが、疾走感あふれるリズムと、それに唸るようなエレキギターが加わることでRockなイメージが強い。Aメロは日本の平和を守ること、Bメロは仲間との絆がテーマになっている。サビは戦隊ものに相応しく聴いていて勇気が湧いてくる歌詞をイメージした。
   
実はこの曲、なんと歌っているのは全国明社の事務局員2人!そして歌詞を書いたのも事務局員である。もちろん作曲や編曲などの作業はプロにお願いした()
   
明社レンジャーのテーマソングを歌ってみたい方は是非ともカラオケの鉄人に行って実際にどんな曲なのか確かめてほしい。歌えば今日から君もヒーローだ!

                                                               (明社レンジャーマネージャー 青木秀郎)




『第7回“すまこみ喫茶”』開催報告


101 全国明社は平成241215日(土)、今年度最後となる『第7回“すまこみ喫茶”』を、石巻市向陽町仮設住宅において開催しました。この向陽町の仮設住宅は、昨年8月の第1回目の仮設住宅への支援でお邪魔した場所で、20棟に137世帯の方が生活しています。今回の参加者は、渋谷区1名・埼玉県北明社1名、千葉県明社2名、石巻明社2名、全国明社3名の計9名。 生憎の雨模様の中、集会場の前のスペースにテントを張り調理を開始。食事は定番の焼きそばと焼き鳥です。
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   集会場の中では、前回同様、渋谷から参加の横川直美さんが松ぼっくりやドングリを使ってのクリスマス・リースづくりを行い、10名ほどの方たちが参加しました。リースは、ダンボールを丸く切った台紙の周りに、木の実や葉っぱを置いて飾りつけしていきます。台紙にマジックで色をつけたり、松ぼっくりの胴体に綿の顔をつけたハリネズミを使ったり、周囲にビースを置いて華やかな感じを出したりと、それぞれに個性豊かなリースづくりとなりました。
   この日は関西からのボランティアの方たちも集会場を使ってハンドマッサージを行っていましたが、リースづくりの後でマッサージをしてもらって帰る方や、マッサージの順番待ちの時間を使って小さなリースをつくる方など、相乗効果もあって集会場はにぎわいました。
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そんな中で今回特に印象的だったのは、食事の後で何人かのお母さんが「部屋にいる人たちに食事を配ってくるから」と自発的に申し出てくださって、雨の中を何度も往復して皆さんに渡してくださったこと。仮設住まいも1年半近くが経って、コミュニティ意識が高まってきているんだなと、とても嬉しくなった出来事でした。
 仮設にお住いのみなさんが、少しでもホッとできる時間を過ごしていただけるよう、全国明社は来年度もいろいろな形で支援を継続していきます。 引き続きご協力よろしくお願いいたします。

                            
                                                                                   (全国明社事務局 前原佐智子)


『第6回“すまこみ喫茶”』開催報告


 122 全国明社では、平成241123日(金)~25日(日)、第6回“すまこみ喫茶”を開催しました。今回訪問したのは177棟に約300人の方が生活している、石巻市の仮設前山団地。渋谷区1名、川口明社1名、加須市明社3名、久喜市明社2名、上尾市の“おやじの会”6名、上尾明社7名、宮城県明社1名、石巻明社1名、全国明社3名の計25名で、焼きそば・焼き鳥・豚汁それぞれ300食を提供しました。
  石巻・齋藤会長の自宅で荷物を積み込み、10時半過ぎに前山団地に到着。12時前には食事の出来る準備が整い、手の空いた人から順次集会所に入り仮設にお住まいの皆さんと一緒に昼食を取りました。自治会長さんが事前に「集会場で皆で話をしながら食事会をしましょう」と呼び掛けてくださっていたので、皆さん集会所に集まってお食事を楽しんでくださいました。
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 食事会に参加された一人暮らしのお婆ちゃんが、会長さんの「みんなで食べるご飯は美味しいよねぇ」の言葉に、満面の笑みで「そうだねぇ、美味しいねぇ」と答える姿に、周りに座っていた誰もが思わず笑顔になったり、参加者もそばに座った方から震災当時の話や現状を聞かせてもらうなどして、貴重な時間を過ごしました。

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099 また会場の一画では、渋谷から参加した横川直美さんが、持参のドングリや松ぼっくりを使って独楽やミニツリーをつくる工作コーナーを開き、小学生の兄妹2人と中年の男性がミニツリーづくりに挑戦。それぞれ時間いっぱいまで頑張って出来上がった可愛いツリーを手に、「部屋に飾って楽しみます」と嬉しそうに帰って行かれました。
  自治会長さんのご尽力もあって、皆さんに楽しんでいただけた第6回“すまこみ喫茶”。午後2時半過ぎに、参加者それぞれに得たもの感じたものを胸に会場を後にしました。
 次回の“すまこみ喫茶”は、1214日~16日の開催となります。

            
               
※おやじの会・・・上尾市の原市中学校に通学する生徒の親が平成16年に立ち上げた団体。                                                  中学校に在籍中の生徒の親だけでなく、OBも一緒に活動を行っている。
          

                                  (全国明社事務局 前原佐智子)


槇ひさ惠理事長が庭野平和財団の第五回GHNシンポジウムに登壇


Sdsc_5182_2   1019日午後130分から東京・中野サンプラザで開催された公益財団法人庭野平和財団の第五回GNHシンポジウムに、全国明社の槇ひさ惠理事長がパネラーとして登壇しました。
 このシンポジウムは、庭野平和財団設立30周年(2008年)の企画として始まったもので、「GNHと地元学」というテーマをGNH(国民総幸福量)の哲学を学びながら、水俣地元学を事例として紹介するとともに、水俣での現地学習会と並行して実施されてきたものです。
 はじめに、立教大学大学院教授の内村節氏が「日本の“むら”から未来を想像する-私の“生きる場”づくり」と題して講演を行いました。
 ついで、草郷孝好・関西大学教授をコーディネーターに、内山氏、槇理事長、廣瀬稔也・東アジア環境情報発伝所代表理事がパネルディスカッション。
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昨年に引き続きパネラーを務めた槇理事長は、チェルノブイリの原発事故後に訪れた同地の様子をスライドで紹介したあと、明るい社会づくり運動の理念と地区明社の活動事例(新潟県阿賀野明社、埼玉県ふじみ野明社)を提示しました。
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シンポジウムの模様は、後日、庭野平和財団のホームページに掲載されることになっています。
          
http://www.npf.or.jp/index.html
  上記のホームページでは、昨年の同シンポジウムの内山氏の講演録をダウンロードすることもできます。


                                                                                             (全国明社事務局)

 


『第5回“すまこみ喫茶”』開催報告 その2


第5回“すまこみ喫茶”、埼玉の森川さんの感想です。 

『石巻ボランティア参加レポート』  
  9月28日~30日、大阪1名、新潟4名、埼玉1名の計6名が、2泊3日の石巻のボランティアツァーに参加しました。私は埼玉県北明るい社会づくりの会(本庄市)からの参加なので、大宮から合流させてもらいました。005_3  
    1日目は移動で2日目ボランティア当日の朝、スタッフの方に皆が逃げ登った日和山に連れて行ってもらいました。日和山からの景色からは街並みが忽然と消えていました。現地でみる景色は、震災で津波が押し寄せた映像を思い起こし言葉を失います。その場所で被災者でもある88歳の井上さんにお会いし、お話を聞かせてもらいました。石ノ森漫画館のある中洲の左手方向にあった井上さんのご自宅は、流れてきた船に押しつぶされて全壊しまったそうです。被災後6回引っ越しをして、古民家を購入しやっと落ち着くことができたそうです。よくよく話を聞くと井上さんはチリ地震も経験し、過酷なシベリア戦争も経験しています。シベリアでは草を食べて生き延びていたそうです。「生まれたときは体が弱くて、でもこうして生きていることを考えると関係ないなぁ。」と言葉を漏らした時、どんなに過酷で辛い境遇でも前に向かって生きていく井上さんの精神的な心の強さを感じました。024_4   
  「にっこりサンパーク」仮設住宅でのボランティアは、野外で約150人分の焼き鳥と焼きそばを振る舞い、室内では20名ほどが参加して、タオル生地とリボンでウサギと犬の小さなぬいぐるみを作成しました。私は焼きそばを担当し、焼きそばを詰める作業の合間合間に、何人かの方とお話することが出来ました。仮設住宅はあと2年弱しかいられないので、その後の引っ越し先に不安を抱えている高齢者や、契約社員で来年までもしくは数年しか仕事がないため、その先の就職活動に不安を抱えている3~40代ぐらいのお父さん達もいました。
               036_2 067_2
   車の販売をしていたが車も店も流されてしまって廃業し、被災後は落ち着くまで何度も引っ越しをした西條さん。「引っ越しは重労働ですから、それは大変ですね。」と伝えると、「全部失って身一つだから、そんなに大変ではないよ。」と言われハッとし、何もないことを思い知らされ、身につまされました。「人、物、建物、町、あらゆるものを失うこと」の意味を、私自身全く分かっていませんでした。103_5
  ボランティア最終日、スタッフの配慮で南三陸町へ視察に向かい防災庁舎を訪れました。センター前には供養のためのたくさんの花が供えられていました。そこで毎日、朽ちた花を片付けている80歳の岩淵菊二さんに話を聞かせてもらえました。岩淵さんは「おれは、こんなことぐらいしかできない。」とおっしゃっていました。しかし、積み上げられたゴミ袋の量をみると大変な作業だと思いました。志津川高校の裏手、小高い山の上に岩淵さんの自宅があり、ゴミ袋を持参して自転車でここまで通っています。岩淵さんは深いため息をつくと一言、「ここに町があったんだ。でも、なーんも無くなっちまった。」 震災前にいつも見ていた町の風景は忽然となくなり、岩淵さんの心中を思うと胸が詰まります。「この防災庁舎は壊してほしくない。ここがあるから、みんなが来て供養してくれる。」と。建物の残骸が少しずつ片付けられている中、骨組みだけの防災庁舎は慰霊碑のように佇んでいました。
                                   099_2
 今回のボランティア参加は、NPO法人明るい社会づくり運動のバックアップ、宮城県明社の萩谷さん、及び地元の石巻明社斎藤正美会長の人員・宿舎等の提供のもと実現しました。貴重な体験をさせて頂き、心より感謝申し上げます。被災地へ行かせていただいたおかげで、気付かせてもらったことがたくさんありました。本当にありがとうございました。

                                                    (埼玉県北明るい社会づくりの会 森川恵美子)


『第5回“すまこみ喫茶”』開催報告 その1


  平成24年9月28日~30日、6月にお邪魔した石巻市「にっこりサンパーク」仮設住宅団地で、第5回“すまこみ”喫茶を行いました。大阪から参加の、前田さんの感想です。


『全国明社ボランティアに参加して』
   
平成24928日(金)~30日(日)まで宮城県石巻へ行かせていただき、石巻明社齋藤会長事務所に2泊しました。1日目は大阪を出て東京駅に1330集合。新幹線で仙台まで。その後レンタカーにて現地事務所へ。齋藤会長と打合せ等、とても楽しく会談し就寝。 
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日目の朝、日和山で井上さんという88歳のおじいさんにお話を聞くことができました。「シベリアにも行った、チリ地震の津波も経験した。今回の津波で家は流され、6回も引っ越しをした。黒い濁った水・ヘドロを飲んで肺をやられて亡くなった人も大勢いる。自分はワカメを作っていたけど、全部ダメになった。でも、みんな頑張っていかな、いかん」と、力強く話してくださいました。
049_8 その後、「にっこりサンパーク」仮設住宅へ。ここはもともと運動施設として使われていた場所で、高台の広い敷地の景色のいいところに建っています。そこにあるホールで、阿賀野明社のお二人の指導のもと、仮設にお住いのご高齢の方々25名くらいと一緒にマスコット人形(うさぎと犬)づくりをしながら、少しづつですがお話を伺うことができました。津波の時にはとにかく着のみ着のままで急いで逃げるのみだった。まだ周りには10数人見つかっていない人がいる。漁業で生活しているが、昨年は漁に出られなくて生活にも困ったが、今年は定置網漁が出来るようになって若い者も張り合いが出来た・・・と、ぽつりぽつり話してくださいました。私のテーブルは皆さん以前からのご近所さんで、仮設住宅も近所に住めているので安心、一人暮らしの92歳の方にも、みんなで声をかけ合っているとの事。皆さんにこやかで穏やかなお顔をされていました。落ち込んでいるより、生きて行こうと言うたくましさを感じました。 一緒に行った森川さんは、他の皆さんとホールの外で焼き鳥・焼きそばをつくり、約150人分すべて渡しきったそうです。皆さんいい笑顔だったと話されていました。
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  104_3 3日目は、南三陸町の見学に行きました。私が見た石巻は、まだ割合建物が残っている感じを受けましたが、南三陸町は海から山にかけて一面津波にのまれて、ほとんど建物が残っていません。テレビでも有名な防災庁舎には、たくさんのお花がお供えしてあり、観光バスが数台止まっていました。その中で、一人のおじいさんが古くなったお花を片付けておられました。その80歳の岩淵さんは、「自分は高台に住んでいるので被害はなかったが、海から津波が来て、多くの人や建物が流されるのを家から見ていた。すごいスピードで、あれでは逃げ切れん・・・と思った。ひどいものだった。」と話してくださいました。ご自宅からここまで自転車で何十分かかかるそうですが、亡くなった人の分、生きている者が何かする使命があると感じて、お花の片づけをされているそうです。80歳とは思えない、しっかりとした顔立ちの方でした。
  齋藤会長に私たちはボランティアとして何をすればいいでしょうと尋ねたとき、「こうやって人が来てくれることが大切なんだよ」と言われました。手芸をしているときも、仮設の方が最後に言われたのは「また来てね」でした。南三陸町の防災庁舎の足元には、あちこちに水が残っていました。満潮のときには足首まで水が上がり、長靴でないと歩けないとのこと。一面の建物も何もかもなくなっている景色を見ていると、この先ここには住めないなと感じました。いつになったら、皆さん以前のような穏やかな日々を過ごすことが出来るのか、気が遠くなる思いです。一人の力では全く何もできない。被災された方が「忘れられるのが怖い」とおっしゃる意味が良くわかります。現状を知ってもらい、みんなの力で、みんなの声で、復興していきたいお気持ちでしょう。
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 今回のボランティアでは、具体的に復興をめざして日々活動されているたくましい齋藤会長、そして地獄を味わった中、皆で助け合って強く生きていこうとしている方々にお会いすることができました。3日間だけでしたが、とてもいい経験が出来ました。ぜひまた行きたいと思います。お世話くださった齋藤会長はもとより、事務局のスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。一緒に参加したメンバーも楽しい方たちで、またその活動ぶりは興味深く、いい勉強になりました。皆さま、本当にお疲れさま。そして、ありがとうございました。

                 (大阪府なみはやネットワーク 前田みどり)


 


『第4回“すまこみ喫茶』開催報告


全国明社では、824日(金)~26日(日)、石巻市の網地島において『第4回“すまこみ喫茶”』を実施しました。
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石巻港から船で1時間半ほど。港では120㎝の地盤沈下が起こり、津波で海岸の玉砂利が流出するなどした網地島での“すまこみ喫茶”は、日本とフィリピンのNPO法人が協働製作した、映画「アボン 小さい家」の上映と昼食会。会場の石巻市牡鹿公民館長渡(ふたわたし)分館に集まってくださった50名ほどの皆さんは、真夏の太陽が容赦なく照りつける暑い1日、クーラーのないホールで扇風機をフル回転させての上映と言う悪条件の中で、昼食休憩をはさみながら最後まで映画を楽しんでくださいました。
   
今回、山梨からボランティアに参加してくださった前田太二さんが書かれた、ご自身の団体の会員さん向けの報告を掲載させていただきます。

         ※「アボン 小さい家」HP
            
http://www.ne.jp/asahi/small/home/welcome.html
           (今回のボランティアには、フィリピンから一時帰国されている今泉光司監督も
            
参加されました。) 

                               (全国明社事務局 前原佐智子)

               

            
震災復興支援(網地島)活動のご報告

  去る824日・25日・26日、渡辺副理事長と私の2名は、宮城県石巻市の離島網地島(旧雄勝町)での日比NPO協働政策の映画上映会と炊き出しのボランティアに参加しました。映画はフィリピン・ルソン島北部山岳地帯に暮らす先住民イゴロットの物語で、日系イゴロット三世を主人公にしています。出稼ぎ・地域文化保持・環境と映画に織り込まれたテーマは、参加の島民の皆さん(約50名)に共感できる課題であり、自然と一体となって草の根に生きる山岳地帯の生活は「離島の生活」と重なって伝わったのでしょうか、熱心な鑑賞態度には感動を覚えました。みなさんへ「家族の絆の物語 アボン小さい家」の鑑賞をお勧めします。
   
島の古老は、地盤沈下に海が深くなったと答えてくれました。なにも変わらない逞しさにパワーをいただきます。
   
まだまだ復興の第一歩「ガレキ処理」は進んでいません。南海トラフ巨大地震被害想定も発表されました。これからも復興支援のご協力よろしくお願いいたします。
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                                     (特定非営利活動法人ハートオブ地域塾理事長 前田太二)


『南三陸町七夕まつり』ご報告


    068 全国明社では、平成2484(土)仙台市の基督聖協団西仙台教会の中澤竜生牧師の要請を受け、宮城県南三陸町旭ヶ丘コミュイティセンターで行われた「七夕まつり」で、焼そばと水ヨーヨーの提供を行いました。この支援は、震災発生以来南三陸町の方々を継続して支援している中澤牧師が、親交のある宮城県明社の萩谷事務局長に協力を依頼、全国明社3名と石巻明社・相沢事務局長以下4名の計7名で焼きそば300食をつくりました。

030 055  会場となる旭ヶ丘コミュニティセンター前の道路には、七夕の飾り付けがしてあり、子どもたちが大勢集まっていました。私たちが焼きそばを焼くテントのそばでは「すいか割り」が行われ、順番を待つ長い列が出来ていました。すいか割りに歓声を上げた後は、思い思いの場所に腰をかけて焼そばを食べ、暗くなるのを待ちきれずに向かいの公園で花火を始める子どもたち。一方大人たちは、コミュイティセンターの和室でのんびりと食事をしながらカラオケを楽しむなど、それぞれに地域の夏祭りを楽しんでいました。
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300食の焼そばを1台の機材で焼くのはちょっと大変でしたが、子どもたちの元気な姿と、「焼きそば、とても美味しかった。ありがとう。」と声をかけて帰っていかれた皆さんの言葉に報われた思いで、午後8時過ぎ会場をあとにしました。

                      

 (全国明社事務局 前原佐智子)


『石巻一万五千基燈籠流し』に参加して


新潟県、明社阿賀野市フォーラム(長谷川平八郎理事長)では、7月31日、宮城県石巻市旧北上川で行われた第89回『石 巻 川 祭 り 』に参加してきました。
 
十数年来、地元「瓢湖」で実施してきた灯篭流しの経験を石巻の川祭りに活かそうと昨年に引き続き参加して来ました。このボランティアにどうしても参加したいと、女性の渡辺さんと土沼さんが一緒に参加しました。未だ手つかずの震災の残骸を前に、「やっぱり来て良かった」「現場に両足でたってこそ、その真実を肌で感じることが出来る」と感想を述べていました。
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   斎藤大工さんのご協力で、90cmX60cmの灯篭を80基、造って頂きそれを現地で組み立て易くする為分解しトラックに載せて運びました。東京、千葉、埼玉、静岡、大阪、京都から駆けつけて下さったボランティアの皆さんと午前10時頃から組立て始め、底部にハッポースチロールの板を組み込み、和紙を貼り、今年は、京都の書道家の門下生3000名の方が書かれた半紙を1灯篭に35枚ほど貼り、フックを付け紐に結び完成です。炎天下の元、全員真っ赤に日焼けしながら80基を5時間掛けて組み立てたのです。
なれない作業に初めは手間取っていましたが、そこは日頃の精神力で一致協力で仕上げました。
   
P73100836時30分、花火の合図で小灯篭が流され始めました。あたりはまだ明るいのですが、ぼんやり灯りの灯篭が流れ始めると、あたりが急に静寂となり一瞬にして3月11日の有様が全員の脳裏に蘇ってきたのです。石巻市だけでも3.500余名の方が亡くなられ未だ不明の方も大勢いらっしゃいます。決して忘れてはいけない事だと、思わずにはいられません。



                     
                             (明るい社会づくり運動 阿賀野市フォーラム 副理事長 片桐俊晴)


『石巻一万五千基燈籠流し』参加ご報告


真夏の青空が広がった731日(火)、石巻市の北上川で燈籠流しが行われました。今年は全国明社からのボランティアとして、東京組13名(千葉4名・静岡・京都・大阪各1名・理事2名・事務局4名)と、埼玉組21名、新潟組7名の41名が現地入り。石巻明社の200名を含んだ総勢241名での参加となりました。
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今年は昨年の倍の80基の大燈籠を設置することになり、一般のボランティアより早い午前10時過ぎには現地に集合、大燈籠の製作に取り掛かりました。最初はなんとなくぎこちない手つきでの作業でしたが、時間が経つにつれ要領も良くなり、それぞれのチームごとに工夫をしながら次々と燈籠を仕上げていきました。埼玉組の小学生もチームの中心になってしっかりと仕事をしてくれたおかげで、一般のボランティアが集合する午後3時頃には、80基の大燈籠すべてが無事出来あがりました。
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099 今年大燈籠の四面に使われたのは、京都の書道関係の方々が寄贈してくださった、思いを込めて書いた様々な一文字。老若男女の手によるいろいろな書体、いろいろな筆跡が大燈籠を飾りました。

商工会議所の呼びかけに応じて、3時からの流し燈籠の組立に参加したのは地元の方々500名。暑い中を地面に敷いたブルーシートに座って、組立に汗を流しました。

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  午後6時半、慰霊供養の鐘の音とともに始まった燈籠流し。昨年同様ボランティアの手渡しによって流し場まで運ばれた燈籠がゆっくりと北上川に浮かべられ、流されていきました。「去年の燈籠流しには、とても来る気になれなかったけど、今年はやっと来ることが出来ました。思い切って来て良かった。」そんな遺族の方の声も耳にしました。
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 289 夕日に向かって流れていく燈籠が、去年と違って温かく優しい姿に見えたのは、こんな風に少しずつ前を向いて歩いていこうとする、石巻のみなさんの思いの表れだったのでしょうか・・・。暗さを増していく川べりには、いつまでも燈籠を見守る人の列が続いていました。
 8時半に燈籠流しは終了。回収した大燈籠は、翌日の81日朝8時半から2時間かけて解体。午前10時半すべての作業を終了して、東京組・新潟組それぞれ帰路に着きました。

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                                                   (全国明社事務局 前原佐智子)


明社レンジャー 『第10回栃木市納涼あじ祭』ヒーローショー友情出演のご報告


   明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、7月22日、栃木市の大平運動公園で開催された『第10回栃木市納涼あじ祭』のヒーローショーに友情出演しました。
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   この日、栃木県のローカルヒーロー・精霊法士トチノキッドさんからの協力要請を受け、参加したローカルヒーローは、宮城県のスーパーミヤギ人 THE王食フードファイヤーBBQ烈怒(L)さん、埼玉県の埼玉戦士さいたぁマンさん、愛知県の竜宮戦士竜士さんに明社レンジャーブルーとタイガー。
   特設会場で悪者を倒すヒーローショーを行いました。ショーのあとは、会場のお子さんたちとふれあいタイム。明社レンジャーはTHE王食フードファイヤーBBQ烈怒(L)と一緒に、東日本大震災被災者支援の募金をお願いしました。
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                    画像提供:スーパーミヤギ人 THE王食フードファイヤーBBQ烈怒(L)さん



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『第3回“すまこみ喫茶”』開催報告


 069 前回、前前回同様に気持ちの良い青空が広がった6月23日土曜日。今回の「すまこみ喫茶」は、石巻市にっこりサンパーク仮設住宅の集会場で、新潟の阿賀野フォーラムの手芸の一芸マイスターが先生となって、タオルを使ったマスコットづくりを行いました。
 089 にっこりサンパーク仮設住宅は、大川小学校の対岸の高台にある運動公園に造られた仮設有宅で、37178世帯に約500人が生活しています。 事前に各世帯に開催案内のチラシを配り、掲示板にも張り出して告知をしていただいたので、私たちが到着したときには、集会場はマスコットつくりを待ちわびるおばあちゃん達で一杯。11時の開始を待たずに、さっそくタオルを使ってのマスコットづくりが始まりました。
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030  隣に座り合わせた同士で針に糸を通してあげたり、説明を聞き逃した人に「ここはこうするんだよ」と教えてあげたり、部品を取ってあげたり・・・と、互いに手を貸し助け合いながらのマスコットづくり。一枚のタオルがだんだん犬やうさぎの形になっていくに連れて、真剣だったおばあちゃんたちの顔が、やわらかな笑顔に変わっていきます。最後は自分のつくったマスコットを見せ合って「ほれ、私のうさちゃん可愛いでしょ」「この子ころころして、私みたいだねぇ」など、同じ材料で同じやりかたで作ってもそれぞれ個性あふれるものになった作品を手に、笑顔あふれる時間を過ごしました。
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その間、集会場前の駐車スペースではいつもの焼そばと焼き鳥をフル稼動で調理します。こちらもお手伝いくださったお母さんや若い男の子たちの笑い声が聞こえる、和やかな空間となっていました。

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 マスコットをつくった後、焼そばの出来上がるのを待ちながらベンチに腰かけて「今日は楽しかったよ。こんな事があれば、集会場に出かけていこうかなって思うのよ。行けば誰かしらと話しもできるからね。また来てね、待ってるよ」と、微笑んでくださったおばあちゃんの言葉や、最後まで片付けなどを手伝ってくださった40代の方の、「体操の集まりの時にはガラガラなんだけど、手芸の時には平日でもお年寄りが大勢集まるんです。なんと言ってもこうやってみんなで輪になって、話しをしながら手を貸しながらやるのがいいんですよね。今日だっておばあちゃんたち本当に楽しみにしてたんですよ、集会場が開くのを外のベンチで待っていたくらいなんだから」と言うお話。そして今回初めての試みに、こちらの予想をはるかに超える方たちが集まってくださったため、時間通りに来た若いお母さんたちがマスコットづくりを諦めて帰ると言う一幕があったことや、参加した方からももう少し時間を取って教えて欲しいという声があがったことなどから、再度9月にお邪魔して2度目のマスコットづくりをしましょうねとの約束を交わして、午後3時過ぎに仮設を後にしました。

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 おばあちゃん、9月にまた伺いますから、それまでお元気でいてくださいね。

                                                         
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『平成24年度第1回推進委員連絡会』のご報告


   特定非営利活動法人明るい社会づくり運動(全国明社、槇ひさ惠理事長)は、63日午前9時から東京・中野の中野サンプラザ7階研修室で、第1回推進委員連絡会を開催。18都道府県から19人が出席しました。
  開会挨拶では、槇理事長が「明社運動の現状と進む方向」について述べ、ついで、阪本章人理事が組織検討委員会の中間報告を発表。4グループにわかれて、討議を行いました。
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 午後からは、グループ討議の発表と全体討議が行われ、今後の明社運動の展開方法などの意見交換を行いました。 また、今年度中の作成を目指す『明社パンフレット』についても、原案をもとに意見交換を行い、午後3時に閉会しました。
 次回は、1110日に東京で開催予定です。


                                                                                           (全国明社事務局)


『第12回通常総会(平成24年度)』のご報告


 023_2 特定非営利活動法人明るい社会づくり運動(全国明社、槇ひさ惠理事長)は、62日午後2時から東京・中野の中野サンプラザ7階研修室で、第12回通常総会(平成24年度)を開催。社員(運営会員)総数62人中53人が出席しました。
   
平成23年度事業報告書並びに同収支報告書を承認したあと、監事の選任に移り、浅井平三氏と中村陽一氏を再任しました。ついで、会費の改正について審議し、これまで3万円の運営会費を1万円にし、平成25年度から施行することを決議しました。
 報告事項では、はじめに理事の改選が行われ、次の4氏が新たに理事に就任することが発表されました。浅本正孝(明るい社会づくり運動山口県連絡会会長、生活リハビリセンター「友遊」代表)、佐藤榮(東京都教職員研修センター職員、教育者教育研究所研究員)、永原忠和(明るい社会づくり運動いしかわ理事兼事務局長、特定非営利活動法人市民環境プロジェクト理事)、萩谷岩央(宮城県明るい社会づくり運動推進連絡協議会事務局長、明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会常務理事)。

 このあと、平成24年度事業計画書並びに同収支予算書が報告されました。総会後には懇親会も行われ、新たに理事に就任する4氏が抱負を述べたほか、全国各地から参集した運営会員が全国明社に対する要望や明社運動に対する決意を述べ合いました。


                                                                                           (全国明社事務局)


明社レンジャー 南三陸町の子どもたちとの交流』のご報告


   明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、5月28、29の両日、宮城県南三陸町を訪れ、子どもたちとの交流を行いました。明社レンジャーが同町を訪れるのは、昨夏に引き続き2回目。   志津川保育所をはじめとする保育関係者からの強い要望で、今年度の訪問が実現しました。
   28日は午前10時から志津川保育所で「明社レンジャーショー」を披露。仙台市から友情出演してくれた「宮城県発!ローカルヒーロー」のスーパーミヤギ人THE王食フードファイヤーBBQ烈怒(L)と握手会や記念撮影を行い、昨夏作成した特製Tシャツを95人の園児にプレゼントしました。「園児の半数は仮設住宅に住んでいる」とのことでした。
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   翌29日は、午前10時30分に託児所マリンパルを訪れ、5か月から3歳児の園児9人と交流。保育士の先生からは「この子たちは、去年、志津川保育所の明社レンジャーショーに参加して、Tシャツをいただいたんです。毎日、そのTシャツを着ていたんですよ」とのお話を伺いました。正午過ぎには、傾聴ボランティア活動の視察で南三陸町を訪れていた栃木東地区明社の傾聴ボランティアグループ「ほのぼの」の一行を見送る場面もありました。
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   夕刻、南三陸町の仮設商店街『南三陸さんさん商店街』に移動。交流広場でじゃんけん大会や握手会を行いました。前日、志津川保育所で出会った園児たちが保護者を連れて駆けつけてくれ、心行くまで一緒に遊びました。
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                                                                                             (全国明社事務局)


『第2回“すまこみ喫茶”』開催報告


076 全国明社では526日(土)、戸数236戸という女川町最大の仮設住宅である「女川町石巻バイパス用地仮設住宅」において、第2回目の“すまこみ喫茶”を実施しました。
   
今回の参加は東京から7名(千葉1名・川崎西1名・協力団体1名・全国明社4名)と、現地集合で埼玉5名の計12名。この仮設住宅は、バイパス拡張のための細長い土地にあり、集会場も東西に二か所設置されているため、2グループに別れて作業を行いました。
8時半に齊藤会長宅で準備を始め、石巻焼きそば500食、焼き鳥500本の食材と機材を二つに分けて現地にいざ出発!
  そのころ仮設では「100万人のゴミ拾い」のイベントの真っ最中。
初夏を思わせる日差しではありましたが、爽やかな5月の風の中、約400人の方が道端のゴミ拾い、草刈りに汗を流しました。
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私たちは10時すぎに現地入りし、仮設のお母さんたちの協力のもと石巻焼きそば、焼き鳥をパック詰めして、ゴミ拾いに参加した皆さんと自宅にいる方に配っていきました。それぞれ集会場に集まったり、晴天の空のもとでと、それぞれに笑い声あふれるなかで「おいしい」と食べてくださいました。
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2時ごろには作業が終わり、短い時間ではありましたが、「また来てください」とお母さんたちの笑顔に見送られて仮設を後にしました。

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『第1回“すまこみ喫茶』開催報告


  全国明社では、4月28日(土)旧女川第三小学校仮設住宅において、第1回目の“すまこみ喫茶”を実施しました。
  004_2千葉県明社から4名、埼玉県の狭山明社から2名、全国明社3名の東京組9名は、前日27日に新幹線で仙台入りし仙台からはレンタカーで石巻へ。道の駅上品の郷で夕食を取り、午後7時過ぎに宿舎である石巻明社・斉藤開会長の事務所へ到着しました。さっそく翌日のスケジュール等を打ち合わせ、その後はそれぞれの明社の活動の様子や、これまでに参加したボランティア活動の内容などを語り合い、就寝したのは日付が変わってからでした。

   024_2前日の本降りの雨が嘘のように見事な青空が広がり、気温も上がりそうな28日“すまこみ喫茶”当日。まずは斉藤会長の自宅で、準備に取り掛かりました。今回は食べ物の仕込みのほかに、コンロの風よけを作る仕事が待っていました。コンパネに電動ドリルで蝶番をつけていきますが、思うようにビスが取り付けられず悪戦苦闘。けれどその甲斐あって立派な風よけが出来上がりました。諸々の備品・食材等を積み込んで、石巻明社の2名と東京組9名の11名で、女川町の旧女川第三小学校仮説住宅へ向けて出発。途中の山道では桜が満開で、青空に映えてとてもきれいでした。
 旧女川第三小学校の仮設住宅には11時過ぎに到着。ここは25世帯50名ほどの方が暮しています。待ち構えていた仮設の皆さんと一緒に荷降ろしをし、「すまこみ喫茶」開店の準備をします。本日のメニューは、焼きそば・焼き鳥と時期のシラスを使ったシラス汁の3品。シラス汁つくりは、エプロン姿のお母さんたちがテキパキと仕事を進めてくださいました。
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   お天気も良いし桜もきれいなことだから食事は外でしようと言うことになり、ビニールシートを広げてお花見の開始。この時期だからこそ食べられるシラス汁に舌鼓を打ち、焼きそばを食べ、自宅から持ってきたビールなどを飲みながら焼き鳥をつまんで、最後の桜を楽しみながらのんびりと過ごした時間。話はつきない様子でしたが、「楽しかったね」「おいしかったよ」「またやりたいね」と感想を述べて、皆さん名残惜しそうに自宅へ戻っていかれました。
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    そして、 後
片付けの最中に起きたサプライズ。なんと、お手伝いしてくださったお母さんのお一人が、お土産に・・・と自宅にあった銀鮭を1本ずつ下さったのです。ボランティアに来てお土産もらって帰るなんて・・・と、大感激の参加者。最後に集会所前で記念撮影をして、2時半過ぎにお手伝いくださった皆さんに見送られて旧女川第三小学校の仮設を後にしました。

 「こういう小さい仮設には、今まで一度もボランティアが来なかったんです。今日は来ていただいて本当に嬉しかったです、また来てくださいね」と言う言葉に、こちらが励まされた“すまこみ喫茶”。まずまずのスタートとなりました。
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※今回の“すまこみ喫茶”に先立ち、千葉県の市川・浦安協議会から「“すまこみ喫茶”に使う器は足りていますか?」とお問い合わせをいただき、今年度の活動には十分すぎるほどの数の紙皿・紙コップ・カレー用の使い捨て器等をご寄付いただきました。また、茨城県の水戸ブロック明社からは、昨年度に引き続き焼きそば用のキャベツともやしのご寄付をいただきました。ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

                                                                                           (全国明社事務局 前原佐智子)


『明社レンジャーが福島の子どもたちに新作ショーを披露』のご報告


明るい社会づくり運動の公式サポーター「耀!連隊 明社レンジャー」は、330日午後7時から東京・杉並区の普門館で福島県の子どもたち約150人に新作のショーを披露しました。 
   Sdsc_1752_2 この日のショーは、絵本『いのちのまつり-ヌチヌグスージ』(作:草場一壽、絵:平安座資尚、サンマーク出版刊)が原作。絵本のなかにある先祖から連綿とつづく生命のつながりが今ここにあること、自分自身が奇跡の存在であることなどを表現しました。
  ショーのあとには、じゃんけん大会。大きな盛り上がりのなか、上位6人に明社レンジャーのオリジナルTシャツを贈呈しました。

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 また、この日、初めて明社レンジャーの主題歌(作詞曲歌:チーム明社レンジャー)が披露され、子どもたちと心行くまで交流を深めました。
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  『耀!連隊 明社レンジャーの歌』
 
作詞曲歌:チーム明社レンジャー

       <1番>
       今羽ばたけ大空に 翼広げ飛んでゆくんだ

       明るい社会をつくるため 日本の平和を守る
       豊かな自然に包まれた 美しい(この国)輝く明日へ
       出来ること これから (さぁ!)探そう!
       一人じゃない 仲間がいる 一歩踏み出そう(Believe yourself ! 3,2,1 Go!
      
      
今羽ばたけ大空に 翼広げ 飛び立とう 彼方へ(彼方へ)
      
仲間信じ 広げよう 世界中に優しい心を
      
耀! 連隊 明社レンジャー!!

      <2番>    
      
心が折れそうな時だって 誰でも一度はあるさ
      
確かな光を求めても 明日が見えず(ただ)さまよい苦しむ
      
諦めるな 未来は(そう) この手に
      
力合わせ 切り開くんだ 絆を信じて(Let’s fly free !  3,2,1 Go!
      
       勇気を持ていざ進め 恐れないで真っ直ぐに飛び込め(飛び込め)
      
世界中に 届けよう 希望に満ちあふれた笑顔を
      
耀! 連隊 明社レンジャー!!  耀! 連隊 明社レンジャー!!


『被災者支援ボランティア・第8組』活動報告


全国明社では325日(日)、40世帯100人の方が暮らす宮城県牡鹿郡女川町の小乗(このり)地区応急仮設住宅および小乗向仮設住宅において、第8回目の被災者支援ボランティアを行いました。
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今回は、全国明社から槇理事長・福永副理事長他事務局4名、宮城県明社・萩谷事務局長、石巻明社から齋藤会長と鈴木さんの計9名のほか、齋藤会長のご親戚の方3名もお手伝いに来てくださいました。本日のメニューは、豚汁・焼きそば各100食と、焼き鳥200本の3種類。朝7時半からいつものように齋藤会長のお宅で下準備を行い、10時過ぎに女川へ向けて出発しました。女川までは車で1時間ほどの道のり。小乗の仮設住宅では、待ち構えていたエプロンや割烹着姿のお母さん方と男性陣10名ほどの手で手早く機材がセッティングされ、調理の準備が整いました。
  Img_3733_3 Img_3741_3 この小乗の仮設住宅は、同じ地域に住んでいた方々が移ってきた仮設住宅であることに加えて、お手伝いくださったお母さん方は、もともとボランティアや地域の活動を積極的にされていた方たちだと言うことでチームワークも抜群。
被災後自分たちが「してもらう」ばかりの生活になってとても心苦しい思いだったので、久しぶりに他の誰かのために働くことができて嬉しいと、笑顔で語ってくださった姿が印象的でした。
   
調理が終わる寸前に日が射しているのに雨が降り出し、慌てて機材を方づける一幕も。幸いにすぐに雨は上がり、出来上がった焼きそば・豚汁・焼き鳥を仮設の皆さんに配ったあと、お手伝いくださったみなさんと明社スタッフが集会場で一緒に食事を取り、記念撮影をして午後2時過ぎに活動を終了しました。
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   全国明社は来年度も仮設住宅にお住いのみなさんの「きっかけづくり」を目指して、支援活動を継続します。全国各地のみなさま、引き続きご協力よろしくお願いいたします。


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『被災者支援ボランティア・第7組』活動報告


  今回は石巻市にある“障碍児と共に歩む会”のイベント支援を活動内容としています。小学校1年生から大人までの、主に知的障碍のある方たちとその親御さんへ食事の提供と、コンサートのお手伝いを行いました。

“障碍児と共に歩む会”とは、10年程前から石巻市で活動をしてきた個々の障碍別の親の会が、医師・保健師・福祉関係者・議員等、あらゆる分野の人たちとつながり、5年程前に誕生した新しい形のNPO法人です。 旧北上川沿いにあった活動拠点が311日の震災で被災し、震災後は以前のようには活動ができなくなってしまいましたが、今回のイベントは新しい年の始まりをピアノコンサートで楽しもうと集まりました。

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東京からの参加者全員が東京駅に集合。今回の第7組の参加者は、イベントを協働する“特定非営利活動法人ニンジン”より5名の女性、映画監督の男性、全国明社理事長と理事1名、全国明社事務局2名の計10名での活動となります(2日目より水戸明社から3名参加)。
東北新幹線にて1456分に東京駅を出発しました。予定通り1640分頃仙台駅に到着。レンタカー2台に分乗し、小雪の降るなかを石巻に向かいます。心配した道の凍結もなく、三陸道で途中多少雪が降ったぐらいで無事に石巻に到着。宿泊先となる石巻明社会長・斉藤正美さんの事務所に向かいます。
Dsc_4925_3 斉藤さんの熱い歓待を受け、おでんで食事をしながら歓談しました。
Dsc_4935_3 今回のメイン活動となる障がい児ニューイヤーコンサートの主催“障碍児と共に歩む会”の副理事長である小林厚子さんも参加し、会の概要や趣旨、イベント内容とともに、ダウン症の子を持つ母親としての気持ちをお話しくださいました。
小林さんはとても明るくパワフルな方で、ご自身のダウン症の息子さん(25)は現在仙台市内のケーキ屋さんでパティシエとして勤務しています。自宅で被災し、ご主人、お義母様、息子さん、お孫さんとともに、救助されるまでの3日間、海水に囲まれた自宅2階で余震のなか暗闇と空腹と恐怖に耐え、凍る寒さのなか身を寄せ合って過ごしました。その際の状況はJDSニュース(日本ダウン症協会会報)20122月号に掲載されていますが、息子さんの活躍は本当に頼もしいものでした。
メールや電話で何度も打ち合わせを重ねながら、ここで初めて顔を合わせた槇理事長も、まるで旧来の知り合いのように話が弾み、教育現場の経験のある参加者、自身共通の経験のある参加者を始め和気あいあいと交流し、明日の活力を養う楽しい時間をなりました。
賑やかなあたたかい時間を過ごし、明日の成功を祈ってこの夜は解散。活動に備えて早めに就寝しました。

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7時起床。身支度を整え朝食をとり、9時には斉藤会長自宅へ移動し炊き出しの準備に取りかかりました。炊き出しメニューはカレーと石巻焼きそばで、今回は100名分を用意します。
ここで2人のお孫さんを連れた細井さんが、焼きそば用にカットされたキャベツを持参して水戸より合流。朝4時出発の疲れも見せず、すぐに準備に参戦します。
カレー用のニンジン、ジャガイモ、タマネギをカットして巨大鍋に投入!思いのほか具だくさんになったため、急遽大鍋2つに分割しました。しばしグツグツ煮ます。
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傍らでは三升炊きの炊飯器を2回転してご飯を炊きます。
Dsc_4986_3 野菜が煮える間に居間にお邪魔して小休憩。この時間を使って東日本大震災DVDを拝見します。まだ被災地らしい気配をそれほど感じていなかった参加者も、思わず姿勢を正し、自分たちの役目をあらためて感じました。
女性陣がDVDを見ている間に男性陣がカレールーを投入。作業場に戻るとカレーの美味しそうな匂いに満ちていました!
カレーが出来上がったところで、食材も什器も人も3台のクルマに分乗し、会場に向かいます。

Dsc_4995_3 今回の会場は石巻市街地の東に位置する
屋内総合レジャーランド“プレナみやぎ”です。ボーリング場、スケートリンクを併設する石巻の一大アミューズメントスポットで、震災から復旧し昨年10月にリニューアルオープンしました。
会場は敷地内のホール。11時からコンサートは始まっていて、私たちが到着した1130分頃にはステージで子どもたちの発表が行われていました。
Dsc_5015_4 昼食は12時半からの予定。急いで石巻焼きそばをつくる用意をします。何度も経験がある石巻焼きそばの什器のセッティングが慣れた手つきで進みます。あっという間にセッティング終了。さっそく調理に入ります。
経験者の原事務局次長は、慣れた手さばきで美味しそうな石巻焼きそばを仕上げます。全国明社ニューフェイスの青木さんも慣れない手つきながら原事務局次長の指導のもと頑張りました!
Dsc_5025_3 できあがった焼きそばは、すぐ脇で女性陣によりパック詰め。パックに詰めて紅しょうがを乗せて輪ゴムで止める、と流れるように作業が進みます。
見事な連携で100食が出来上がる頃、コンサートも終盤となりました。
コンサート閉式の主催者からのご挨拶のなかで、斉藤会長と槇理事長が来場者のみなさまに紹介されました。
槇理事長は特定非営利活動法人ニンジンの常務理事・事務局長もされていて、今回はそのご縁もあって支援させていただいています。ニンジンはモンゴルの障がい児へ車椅子を送る活動をされていて、復興支援活動として石巻にある小規模多機能通所介護“めだかの楽校”への車椅子支援などを行っています。そしてそれらの活動のひとつとして集めた復興支援募金を“障碍児と共に歩む会”に寄付することになり、今回はその贈呈式も行われニンジンの理事である光井紀子さんより“障碍児と共に歩む会”へ目録が贈呈されました。Dsc_5094_3 Dsc_5083_3 入り口ではカレーライスの盛り付け準備、会場内には焼きそば配布の準備がされ、会場にはカレーのいい香りが漂ってきます。いよいよお楽しみの昼食です。
Dsc_5063_5 100食用意した石巻焼きそばはあっという間になくなり、「なんだか懐かしい味!」と好評のカレーライスもたくさんの方に召し上がっていただくことができました。
今回は世界宗教者平和会議(WCRP)を通してお預かりした、ネパールから届いた無農薬の紅茶の提供、紅茶パックの配布も行い、遠い地からのあたたかい気持ちをお届けすることもできました。
最後に来場者・ボランティア参加者で記念写真を撮り、あっという間の楽しい時間の締めくくりといたしました。
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手早く片付けを済ませ、予定通り14時頃には会場を出発。

Dsc_5131_3 帰路途中、ニンジンの車椅子支援を受け取ってくださった“めだかの楽校”へ立ち寄りました。“めだかの楽校”は、震災2日前に実施した避難訓練が功を奏し、もっとも被害が大きい地域にありながら、一人の犠牲者も出さず全員無事に避難できた施設です。震災直後、命からがら避難し、学校の鍵を開けてもらえるまでずっと雪のなかを待っていたというお話を以前伺っていたので、実際にその経験をされた皆さんを目の前にして胸がいっぱいになってしまいました。
かつて使用していた車椅子は津波にさらわれ、そこにニンジンからの車椅子が届いたことでかなりお役に立っているのではないかと思います。

その後、石巻市内の仮設住宅にある集会所で開催されているクレイドール展(クレイ=粘土)を訪れました。
Dsc_5143_5 兵庫県明石市出身の作家・ごとうゆきさんは、イラストレーターとして活動をされ、現在はクレイドールの制作とスケッチをおもな仕事とされています。震災後、被災地で支援活動をしたいと考えながらなかなか思うようにいかず、とっかかりを探していたなかで全国明社と縁がつながり、事務局から展示先などの紹介をさせていただいたそうです。20121月から各地をまわり、南三陸町で4ヶ所、石巻で2ヶ所の展示活動を行っています。石巻では斉藤会長宅に滞在しておられました。
Dsc_5168_3 私たちが訪れたこの日は大橋地区仮設住宅での展示最終日でした。集会所には約30点の作品が展示されていて、ごとうさんのあたたかく朗らかな世界が展開されていました。
展示会場をあとにして斉藤会長自宅で炊き出しの片付け。と思ったら、すでに斉藤事務所の鈴木さんと斉藤会長の弟さんが、いちばん大変な鉄板とカレー鍋をきれいにしてくださっていました。本当に本当にありがたい気持ちでいっぱいです。その他さまざまな片付けを済ませ、この日の活動は終了。
片づけを終え、道の駅上品(じょうぼん)の郷へ向かい、温泉に入って冷えた身体を温めました。宿泊先へ戻り、活動の成功を祝って鍋と美味しいお料理に舌鼓を打ちました。(なんだか食べてばっかりです(笑)。)

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朝から被災地視察へ向かいます。
Dsc_5238_3 まずは石巻の高台である日和山へ。原事務局次長の案内で、日和山観光掲示板に載る震災前の景色の写真を見て、その後日和山から海側を見下ろしました。参加者は、なにもなくなったその景色に言葉を失いました。
Dsc_5241_3 昨年1万基の灯籠を流した旧北上川の沿岸は、瓦礫や船などは撤去され、さっぱりとした風景になっていました。その一方、目を転じると瓦礫が建物3階分ぐらいまでうず高く積まれ、未曾有の災害が夢でなかったことを伝えています。
日和山を出発し、北へ向かい北上川に突き当たったところで東に転じ、10メートルを超える津波に襲われて、70人を超える児童が犠牲となった大川小学校へ向かいます。
Dsc_5257_3 子どもたちが目指した新北上橋のたもとを抜け大川地区に入ると、倒壊した家屋は撤去され、大川小学校の校舎と診療所の建物だけがすぐに見えました。だだっぴろい地にがらんどうの校舎を残し、建物前には献花台が設けられ、たくさんの花が供えられていました。
以前は進入禁止であった校庭には、いまは歩いて入ることができます。校庭の真ん中に立って、参加者それぞれがどのような思いを胸に抱いたのでしょう。
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Dsc_5279_3 大川小学校を見た後、ほぼ壊滅状態となった雄勝町を訪れました。雄勝湾の一番奥まった場所に位置しており、勢いを増した津波がすさまじい威力で奥の奥の方まで駆け上り、その爪痕がいまもなまなましく残っています。震災当初から何度もテレビに映った公民館の上に乗った観光バスは、いまでもそのままに残り、その背後には周囲から集められた瓦礫やコンクリートなどがうず高く積まれています。シンとした町に何台もクルマが止まり、人が降りて静かに惨状を胸に刻んでいます。
なにもかもが破壊され停止した町に、いつ復旧したのか久しぶりに信号が点滅していました。
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その後、仙台へ戻り帰路につきました。
震災直後の悲惨さ、その後の状態は、いまとなっては想像することしかできません。現地を訪れたことでテレビや伝聞からでは得られないものが、参加されたみなさんの心に残ったと思います。
今回の活動は“障碍児と共に歩む会”のお手伝いができたうえに、現地の方、また参加者同士、素敵な方々と出会うことができました。
このつながりを大切に今後も現地の方々を支援するボランティア活動を続けていきたいと思います。
みなさま本当にお疲れ様でした。また、これからもよろしくお願いいたします!

                                                                                  (全国明社理事 松原久美子)


『被災者支援ボランティア・第6組』活動報告


全国明社は、1211日(日)平成23年最後のボランティアを、東松島市矢本運動公園内2ヶ所に建てられた、371世帯約1000人が生活する仮設住宅に派遣しました。
 
今回のボランティアは、自治会の「仮設住宅へ入居以後、住民が一体となり自分たちで企画・立案し開催する娯楽がなかった」との声に応じて行われたもの。青森ライオンズ・ライオネスクラブ、NPO法人国際支援地球村、国際サイエントロジーボランティア災害支援チーム、くれ災害ボランティアコーディネーター西田さん、小牛田農林高校ボランティアグループ、東松島市ライオンズクラブ、明るい社会づくり運動が協働して“仮設にサンタがやってきた!!”クリスアマス・パーティを支援しました。明社が提供した数は焼きそば300食、焼き鳥600本、たこ焼き1300個。総勢13人での作業でした。
   
当日の様子をフォトレポートでお届けします。

                           仮設住宅は運動公園内に2ヵ所                                  

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奥では青森ライオンズ・ライオネスクラブがリンゴの袋詰め中
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                                                                         高崎明社のたこ焼き おいしそうでしょ?
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              ボランティア紹介コーナー                      NPO法人HEROによるヒーローショー
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                                        会場内は熱気でいっぱい
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                                    出番を待つ小牛田(こごた)農林高校ボランティアグループのサンタたち
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                                                                     (全国明社 前原佐智子)


『被災者支援ボランティア・第5組』活動報告


1   全国明社では平成231126日(土)、15棟に90世帯が生活する石巻市の河北三反走団地仮設住宅において、第5組目のボランティア活動を行いました。
   
陽射しはあるものの冷たい北風が吹きつける寒い1日でしたが、東京からの11名(大阪2名・木更津1名・練馬4名・新宿1名・全国明社3名)と、現地集合の青森1名・高崎7名の計19名が、初対面とは思えないほどの見事なチームワークで作業を行いました。
   
午前中は、齋藤会長の自宅をお借りして食材の下ごしらえ。まずは齋藤会長の畑から大根を10本ほど抜かせていただき、里芋・ごぼう・大根などの野菜を洗う組と、洗った野菜を切る組に分かれて作業を開始。それぞれに輪になって、時には笑い声をあげながら楽しく作業を行った後、昼食を取って仮設住宅へむけて出発しました。
                033 045_2                                          064_2 089_3

仮設では集会場脇のスペースに機材をセットし、調理を開始。風が強く、コンロの火が消えたりするアクシデントに見舞われながら、午後1時から日の暮れた5時過ぎまで、焼きそば・たこ焼き・豚汁それぞれ300食を提供しました。
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お鍋を持って豚汁をもらいに来たおばあさんに感想を伺うと、「昨日は餅つきをしてくれて、美味しいあんこ餅をご馳走になりました。今日はまた温かい豚汁や焼きそば、たこ焼きをいただいて、本当にありがたいです。こうしていろんな皆さんがボランティアに来てくれるから、私も部屋を出て気晴らしが出来ます。震災前は近所にお茶飲みに出かけたりしてたけど、仮設ではどこに誰が住んでいるかも分からないから、こんな機会でもなければ家の外に出て話をする事もないんです。震災以来ずっと頭がモヤモヤして何も考えられなかったけれど、やっと少し先のことも考えられるようになりました。皆さんの支援のおかげです」と、話してくださいました。そして、「またこの仮設に来ることがあったら、家にお茶飲みに来てくださいね」との言葉を残して帰っていかれました。
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仮設住宅のコミュニティづくりに向けて、全国明社はこれからも支援活動がんばります。

                                    (全国明社 前原佐智子)


『明社運動キャッチフレーズ』決定しました


機関紙『はーとふる2011年夏号』で公募した「明るい社会づくり運動・キャッチフレーズ」の選考会が行われ、河南諭史さん(大阪府・淀川明社)の「笑顔と心をつなぐネットワーク」が最優秀作品に選ばれました。
   
選考会は、平成231119日(土)、東京・渋谷の日本青年館で開催された「平成23年度後期・推進委員連絡会」の席上で実施され、都道府県選出の推進委員25人と全国明社理事が選考を務めました。
   
応募者3577作品の中から慎重に審査を重ねた結果、「笑顔と心をつなぐネットワーク」を選定しました。河南さんには後日賞状と記念品が贈られることになっています。S449

 このキャッチフレーズは、今後封筒や名刺、チラシ等に活用されます。また、推進委員連絡会で「家庭の玄関に貼るシールを早急に作ってほしい」という意見も寄せられたことから、理事会で作成することになりました。シールが完成次第、機関紙ならびにホームページでお知らせいたします。
   
なお、選定されたキャッチフレーズは、今後5年間使用したのちに社会情勢などを鑑み、見直しを行うことになっています。


庭野平和財団『第4回GNHシンポジウム』に槇ひさ惠理事長が参加しました


公益財団法人庭野平和財団(庭野欽司郎理事長)の第四回GNHシンポジウムが、1116日午後2時から東京・中野区の中野サンプラザで開催され、槇ひさ惠理事長が鼎談に参加しました。
   
同財団の野口陽一専務理事が趣旨説明を行ったあと、内山節・立教大学大学院教授が「日本の農村から未来を創造する-新しい想像力が求められる時代を前にして」と題して講演。
   
Sp1060534_2内山氏は、はじめに東日本大震災について触れ、自然の災禍と文明の災禍について論及しました。また、先進国の富の独占が崩れるなど、限界をみせはじめた現代社会を詳細に論述し、「ヨーロッパが倒れる前にアメリカが倒れるかもしれません。欧米が倒れたら中国はどうなるのでしょうか。当然、日本も巻き込まれることになります。世界は大動乱の時代に入ったといえます。これから私たちはどうコミュニティを創っていけばよいのでしょうか。それは持続的で開かれ、多層的共同体なカタチが望ましいと思います。このカタチは日本の農村社会にあったものです」。
   そして、「これからは、いままでのすべてのものが壊れていくと思われます。モノの考え方から何もかもが壊れていきます。このことを楽しまないといけません。壊れることを恐れると、自分を追い詰めることになります。壊れていくことを楽しむには、何かを創造すること。そして、自分の有利さを活かすことです。自分のもっている有利さを活かしあうことができたときに、よい社会ができると思います」とまとめると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 内山氏、草郷孝好・関西大学教授、明るい社会づくり運動の槇理事長による鼎談では、槇理事長が東日本大震災被災者支援活動を画像で紹介。「明社の強みは地元のコミュニティに根を張っている人が地区明社にいて、同じ志を持っている人が全国各地にいて、多方面から応援ができることです」と述べました。
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 このシンポジウムの詳細報告は、後日、庭野平和財団のホームページに掲載されることになっています。

    http://www.npf.or.jp/


『指画で被災者を慰問-濱田珠鳳さんの指画実演会』のご報告


   全国明社と石巻明社は、101920の両日、日本で唯一の「指画」伝承者である濱田珠鳳さんの指画実演会を支援しました。
 鳥取県米子市在住の濱田さんは、中国水墨画に魅せられ、20年前に訪中し、数多くの著名書画家に師事。中国画の真髄を求めて研鑚を重ねるなかで、唐時代から伝わる珍しい「指画」と出会い、中国指画研究協会に外国人として初めて登録されました。
 筆を一切使わず、指、手の甲、爪等で描く「十指連心」の画法の作品は伊勢神宮内宮や日光東照宮をはじめ、米国のホワイトハウスにも収められています。
 「指画で被災者に元気になってもらいたい」と願った濱田さんは縁者の紹介で、全国明社の小林康哲事務局長を訪ね、石巻明社の受け入れで実演会が実現しました。
Sdsc_110155_2   19日午前、石巻市の住吉小学校で高学年を対象に指画の実演を始まると、70人の児童は一言も発せず、黙って見入っていました。まぶしい色彩の花と蝶を描き終えた濱田さんが「指画をやってみたい人はいますか」と聞くと、「はい!」「はい!」と一斉に手があがり、急遽全員で指画の体験授業となりました。
  感想発表では、真っ赤な絵の具で桜の絵を描いた児童が「今年は花見ができなかったので、桜を書きました。家族で花見をしたかったです」と語るなど、多くの児童に感動をあたえていました。
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Sdsc_140375_2  Sdsc_210395_2 午後には、石巻市内を流れる旧北上川に接し、津波で大きな被害を受けたアトリエ「川辺りの散歩道」に移動。絵画を趣味とする62人が待つ会場で指画の実演会を行いました。
 実演後、色紙で指画に挑戦した柴田勝子さんは「津波で家を失い、毎日精神安定剤を飲まないと眠れませんでしたが、濱田先生にお会いでき、心が救われました。今日は薬がなくても眠れそうです」と号泣しながら語っていました。    翌20日には、東松島市の矢本運動公園西仮設住宅集会所で実演会。100人を超える住民が、濱田さんの指画に歓声をあげながら見入っていました。
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 濱田さんにはNHK米子支局のカメラマンが同行。両日の模様が1028日午後2時過ぎのNHK総合「震災に負けない お元気ですか 日本列島」で数分間にわたって大きく紹介されました。


                                                                                           (全国明社事務局)


『庭野平和財団主催:地元学研究会・水俣フィールドツアー』参加報告 その3 


10月16日(日)

Dsc_5078_2 朝食を終え、各自散歩などを楽しんだあと、市内の水俣市中央公民館へ移動しました。 
   市長として水俣の再生に尽力された吉井正澄さんのお話を伺うためです。吉井さんは水俣市久木野で林業を営み、1994年の慰霊式で「身近な行政として十分なことができなかった」と市長としてはじめて反省を表した方です。1995年の水俣病政府解決策の立役者です。
 Dsc_5128_2 吉井さんは水俣病の発見から崩壊されてしまった地域・人と人の間のしこりを少しずつ意識改革していこうと、さまざまな取り組みをされていきました。対立していた感情を、道で会ってあいさつできるよう、心の垣根を低くするための努力をしていきました。ゴミの分別(当時で23分別!)や村まるごと博物館、地域環境協定、環境マイスターの設置など、もちろん批判を受けることもありながら貫いてきました。メディアに取り上げられることで、外部から「すごい!」という反応が返ってきたのを感じて、市民たちが取り戻した“誇りと自信”は、なにものにも替えがたい財産になったことと思います。そのさまざまな努力の結果がもやい館でみられる住民のみなさんの笑顔なんだと思います。
 吉井さんのお話で私が一番印象に残っているのは、ヒトの気持ちへのケアです。市役所職員全員を対象に、よりよい街づくりのための案を募集したそうです。たくさんのアイデアが寄せられましたが使えるアイデアとそうでないアイデアがもちろん出てきます。旅行の初日にお話をお聞きした吉本さんのアイデアはほとんど採用されたそうです。しかし、吉井さんがケアされたのはアイデアを採用されなかった方たち。まわりに気が付かれないように市長室に来てもらって、出してくれたアイデアに対して感想や改善点などを話あったんだそうです。そうすることで、「ちゃんと読んでくれている」という安心感・満足感が生まれ、不採用になってもまた次のアイデアを出そうという意欲にもなります。ささやかかもしれないですが、この細やかなケアができる吉井さんだからこそ、複雑な水俣病にまつわる周囲の人間関係の「もやい直し」ができたんだなぁ・・・とつくづく思いました。
 吉井さんのお話をお聞きして、今回の研修会の行程をほぼ終えたことになります。全体を通して印象的だったのは、お話を伺ったみなさんそろいもそろって、明るい!随所にウィットに富んだ冗談を挟み込み、大変興味深くわかりやすくお話をしてくださいました。絶望的な状況を乗り越えてきたという現実を拝見させていただいたからこそ、その柔和な笑顔により深いものを感じました。現地で直接かかわった方からお話を伺えるというのは、本当に勉強になります。本で読むより、インターネットで調べるより、肌で感じることができます。その方のいる空気から伝わるものがあります。
   
さて、一路鹿児島空港へ・・・という前に、じつは吉井さんのお話を伺ったこの公民館のわりと近くに、頭石の栗やゆずを使用したスイーツのお店があったのです!いそいそと「お買いもの行ってもいいですか?」と聞いてみたのですが「時間が~」(T_T)。ざんねん!次に訪れた時のお楽しみにしたいと思います。
 鹿児島空港に着き、昼食をいただき無事東京に戻ってまいりました。いっしょに参加されたみなさんも大変面白いかたが多く、素敵なつながりもできたと思います。今回は本当にとても勉強になり、新しい視点を持ついいチャンスをいただきました。ありがとうございました!!

                       (全国明社理事 松原久美子)


『庭野平和財団主催:地元学研究会・水俣フィールドツアー』参加報告 その2


10月15日(土)           

朝、あさひ荘から2kmの頭石(かぐめいし)「村丸ごと生活博物館」へ移動。ここでは勝目豊さんが出迎えてくれました。勝目さんは頭石の今後を思案し、市役所に相談に行ったときに吉本さんに会い「村丸ごと生活博物館」構想を知りました。
 
『一人で歩くとなんでもない村です。しかし、村人の案内とみなさんの問いや驚きが加わると、数え切れない生活の知恵や言い伝えなど、今まで隠れていた村の生活文化や物に眠っていた物語が引き出されていきます』
  Dsc_5015_2 本当に、その通り。勝目さんと生活学芸員の遠藤さんに案内されて村をまわると、そこかしこが面白い。たくさんの自然の恩恵のなか、生活の知恵が息づいています。道の脇を流れる側溝のようなとこに沢蟹がいるなんて、私が子供の頃以来見てないです。

Dsc_4977_2 頭石(かぐめいし)という地名も面白いですよね。この地域は平家が落ち延びてたどり着いた場所だと言われています。村の入り口の川の脇に、大きな石の上にさらに大きな石が乗った不思議な光景があります(でもこれも言われなきゃわかんない!)。昔京では頭に商品を乗せて売り歩くことを『かぐめる』と言ったそうです。平家の落人たちは、石の上に石が乗った状態をみて、『石をかぐめる石』と考え「かぐめいし」という地名になったそうな。『頭』『石』という漢字があてられたのはもっと後のことだと思います。というような話を、現地を見ながらそこに住む学芸員さんが教えてくれます。Dsc_4982 本当にびっくりするぐらいたくさんの見どころがありました。頭石で収穫された栗やゆずを、水俣市内のお店がいかしてスイーツを作っているとのこと。これはぜひ旅が終わるまでに口にしたい、、、とひそかな野望を抱きます。
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頭石コミュニティーセンターに戻ってきて、お楽しみの頭石の地元料理をいただきます。煮しめに入っていたこんにゃくは「昨日作ったんですよ。一昨日までは畑にあったんだよ。」と説明してくれます。朝採りの野菜、ワラビや竹の子といった自然の恵み、漬物、水俣川の水で育ったお米、、、どれも本当に美味しかったです。
 
午後は勝目豊さんのお話。「村まるごと生活博物館」をはじめた結果、9年間の活動で「村が元気になった」そうです。以前は家にこもっていたお母さんたちが表に出るようになり、明るくなりました。ちょうどゴハンを召しあがっていたお母さんたちに「9年間の活動で変わったことは?」と聞いたところ、「んー、忙しくなった。」と明快なお返事。あと、家をあけることが多くなった分、旦那さんたちが家のことをお手伝いしてくれるようになったそうです。 今の若者夫婦は旦那さんがお手伝いするのは当たり前になりつつありますが、お母さんたち世代でお手伝いしてくれうようになるってスゴイ!心も体も喜ぶ頭石の滞在でした。
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あさひ荘に戻り、水俣病患者の方のお話を伺います。お話しを伺ったのは荒木洋子さん。昭和8年生まれで、45歳のときから百聞(水俣湾の河口にある町)で生活していたそうです。父親は漁師。今思えば水銀に汚染された魚を日々口にし、それを近所や知り合いにも配っていたそうです。6人兄弟の長女で、下の4人は小さいうちに小児マヒと言われながら亡くなりました。一番下の妹さんは、水俣病専門の病院に入院されていて、しゃべることもままならないそうです。
   
じつは私にとって、水俣病は中学校の公民の教科書に載っていた「過去の公害」という認識しかありませんでした。それが1942年の発見から53年後、1995年というほんの16年前に一応の決着がついたにすぎません。「そういえばニュースでやってた気がする・・・」程度の記憶しかなかった自分に愕然としました。患者の方、ご家族の方、市民の方、チッソに勤める方、市役所の方、チッソの経営に携わる方、国・・・、いろいろが絡み合って断絶しゆがんでしまった日常で生活を続けるというのは、どれほどつらかったでしょうか・・・。
  今でこそ“もやい館(地域再生のためのテーマ「もやい直し」に基づいて作られたコミュニティセンター)”でみんなで歌を歌ったり、ボール遊びをしていますが、「以前はとても考えられなかったこと」と荒木さんはおっしゃいました。道で会っても挨拶をしない、暴言、差別がくりかえされていたそうです。そしてまだその気配が残っているというお話も聞いて、本当にグッサリときました。荒木さんは現在は水俣病患者の立場で相思社の理事をされてます。
 その後は今回来られなくなってしまった草郷先生(関西大学社会学部教授)のレジュメを活用して、「GNHと地元学」というテーマで研修会のまとめ(のようなもの?)をしました。草郷先生のお話しもいつかお聞きしてみたいです。


『庭野平和財団主催:地元学研究会・水俣フィールドツアー』参加報告その1


10月14日(金)        

羽田から鹿児島へ。

   残念ながら雨がしとしと降ったりやんだり。一時間半バスに乗り、水俣に到着。
   
市内を通過し細い道の住宅街を抜け、水俣病センター相思社に到着します。
   
勝手に立派な“センター”を想像していた私は、小雨のなか目にしたコミュニティーセンターに、正直驚きました。こじんまりとした、むしろとても質素な建物でした。
   
水俣病センター相思社の遠藤さんが迎えてくれます。
   
水俣病センター相思社とは、「水俣病患者および関係者の生活全般の問題について相談、解決にあずかるとともに、水俣病に関する調査研究ならびに普及啓発を行うことを目的」として設立された財団法人です。同じ敷地内に水俣病歴史考証館があります。
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まずは腹ごしらえ。貝汁 南里わっぱめしをいただきました。
   
あったかくて美味しい!たくさんかさねて下から蒸かすという合理的な保温方法にビックリ。貝の出汁で炊いたごはんが味わい深かったです。
   
相思社の遠藤さんのリードのもと、地元学考案者の吉本哲郎さんにお話をうかがいました。
   
吉本さんは、元水俣市役所職員で、1994年に地元学を提唱した水俣の地域再生においての中心人物で、地域と人を断絶させてしまった水俣病に正面から取り組み、本来の地域の姿に戻るために尽力された方です。
   
「目指すのは、人が元気で、自然も元気で、経済も元気な町や村をつくること」というテーマのもと、お金をかけないで知恵と人の力で思いもかけないような村おこしを進めていきます。おしろかったのは、ないものを探してグチを言うのではなく、あるものをみつけて生かしていこうという「あるもの探し」。なにげなく過ごしている自分の身の回りの環境をもう一度見直し、それをマップに落としていく。でも、ただ地域マップをつくるのではなく、その過程で地域を知り学び、親しむ。ヒトとヒトを結ぶツールとしてその作業を生かしているのが印象的でした。
   
そしてその地元学を生かしているのが『村丸ごと博物館』です。今回は翌日にそれを実践している“頭石(かぐめいし)”地区にいくので楽しみにしていました。
 Dsc_4931_5 その後、相思社敷地内に併設の水俣病歴史考証館を見学しました。美しく豊かだった水俣が水銀によって汚染され、そして発病。はじめは幼い姉妹に症状があらわれ、新日本窒素肥料水俣工場(一般的には“チッソ”と呼ばれているそうです)附属病院長によって報告されました。Dsc_4944_4 そこから現在に至るまでの道は想像に絶するものです。 この考証館にはその歴史が詰まっていました。
   
考証館を見学後、バスで水俣病資料館に移動しました。ここは水俣病を風化させることなく後世に伝えるための施設。じつはこの資料館が建っている公園の下には、大量の水銀が埋まっているんだそうです。水俣病の指摘を受けたチッソが、秘密裏に変えた廃出口から出た水銀がたまった水俣湾。そこをを覆う形で平成51月にできた公園なんです。土に覆われているうちは大丈夫だそうですが、地震などで液化現象がおきたら、、、と思うとぞっとしました。
   
Dsc_4953_3 資料館を出てから親水護岸を歩きました。残念ながらものすごい強風で、海も荒れあれ。「今は水俣の海もこんなにきれいになりました、って人を連れてくるんですが、今日は逆効果ですね(笑)」と遠藤さんが話していました。
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その後、百間排水口を見学。原因物質の流出経路のもとの元です。もぅ・・・なんというか言葉がありませんでした。
  すべての行程を終え、水俣市の山奥に湧く湯の鶴温泉・あさひ荘に向かいます。湯の鶴温泉は700年前に平家の落人によって発見されたといわれる、由緒正しい!?温泉です。泉質は単純硫化水素泉で、とてもとても気持ちがいい温泉でした。(ワタクシ、滞在中に5回入浴しました)


『奥羽明社ミーティング』開催のご報告


去る10月8日、9日の両日「国立岩手山青少年交流の家」を会場に青森、岩手、秋田、奥羽三県のリーダー64名が集い、全国明社主催による「奥羽・明社ミーティング」が盛大に開催されました。
  このミーティングが実現するきっかけとなったのは、昨年12月5日、明社秋田県協議会の設立総会の際に、秋田県で「明社ミーティング」を開催してはどうだろう、との提案があったからです。
  全国組織のNPO法人解散後、秋田県組織の再編も遅れていましたが、この間、奥羽の三県が集まれるような機会をつくれないかとの意見も多く聞かれていましたので、願ってもないチャンスをいただいた訳です。 秋田県が受け入れですので、当初、秋田県内の青少年センター等を会場にと予定したものの、今年から青少年団体でなければ利用できなくなったなど会場探しに苦慮しましたが、秋田県内の施設にこだわらず三県が集まり易い場所は何処かと考え、過去に「人材養成講座」で利用した同施設を開催場所とさせていただきました。
  久々の奥羽三県の集いは、懐かしい再開の場ともなって賑やかな始まりとなりました。

プロクラムは、東日本大震災で被災した釜石から、被災者の体験談、その後、生々しい大津波のビデオ記録は、一同声が出ないほどの衝撃を受けました。   
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基調講演は、被災地からの報告を受けて「大震災から何を学ぶか!」のテーマで、秋田県明社の千田謙蔵会長から明確な指針をいただくことができました。

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060_4 夜はお楽しみの情報交換会、各県から逸品の銘酒がたくさん差し入れられ、結局、すべて完飲?あれだけのお酒どこに行ったの?やっぱり、じょっぱり・・腹さ入っただと。

  082 二日目は、槇ひさ惠理事長から「明社運動の方向と目指すもの」と題して講義をいただき、様々な観点からその方向性を示していただくとともに、大震災の被災地、石巻明社とのつながりと支援等の状況をご報告いただきました。 その後、講義を受けてのグループ討議では、地区明社それぞれの現状と今後の取組みなどが発表され、これからの運動に結び付けていく決意などを表明していただきました。
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  ミーティングの終わりに、岩手県明社の藤川智美会長から、この「奥羽・ミーティング」を同会場にて継続開催したい。来年は岩手県が受け入れしたいとの提案がなされ、皆さんの賛同の拍手で締めくくられました。
  お蔭様で誠に意義深いミーティングとなり、このことを契機として各地区明社が地域の方々との関係を深めつつ様々な求めに応じて運動が展開されること、とりわけ三県が連携して釜石等被災地との絆を固くし、協働して支援、応援できる運動の広がりになるように願い、報告といたします。
   
槇理事長さん始め、関係の皆様、誠にありがとうございました。

       (明社秋田県協議会 事務局長 島 軒 隆 雄)


『千葉県明社ミーティング』開催のご報告


No6pa160235am_6千葉県明社は1016()、千葉駅前の京葉銀行文化プラザーにおいて行われた『明社ミーティング』に、共催形式で参加しました。
  今年は千葉県明社創立35周年記念の節目に当たり、県では実行委員会を設けて明社ミーティング内容の充実を図り、今後につなげるため事前準備の検討を重ね、皆さまをお迎えするにあたり役員一同、「おもてなしの心」でお迎えさせて頂きました。前夜からの降雨が強く、空模様が懸念されましたが、朝方には晴れて出足もよく定刻930分から参加者44名で開会しました。
   
No4pa160240bm_2全国明社・小林事務局長の基調講演では、初めにDVDによる東日本大震災被災地の悲惨な状況報告と、その後の復旧・復興に携わる献身的なボランティア活動の様子を鑑賞しました。また「明社運動の課題と今後の方向性」と題して地区活動の事例をまじえて詳しく講話をして頂きました。No3pa160261bm_2続くグループ別討議では、基調講演を踏まえて課題解決を探るため5組に分けて討議を行い、他団体との協働、協力団体との関係、青年と人材育成、NPO法人に対する要望・提言などが発表されました。そして質疑応答と率直な意見交換が活発に行われ、まとめと講評を原事務局次長から頂き前段を終了しました。
No101s1また、本多シゲ子理事からは、張りのある大きな声で「『笑顔で明るく』思いやりの心で今こそ活発に動きだしましょう」と言う励ましのお話しを頂き、懇親会に入りました。

グループ討議で出されたご意見と提言は県の理事会で整理・検討し、今後に活かして参ります。今回の続きを再度、宿泊研修会で行ないたいとの声が出るほどの盛り上がりとなり、1620分閉会となりました。
   
県では今回の大震災を契機にお互いの生活スタイルを厳しく見直し、過去にこだわらずに今後のあり方に目を向けて、一般市民を対象にした明社運動の輪を広げて市民運動化を目ざす意識の高まりが得られたように思います。
   
この明社ミーティングを通して、全国明社と県・地区にお互いの絆が強まり、相互の信頼関係の構築と地区明社の活性化に向けて動き出すよい機会となりました。No7pa160239am_4
                                                                                     
(推進委員 阿部光男)


『北海道明社ミーティング』開催のご報告


日 時:平成23918日(日)~19日(月)
会 場:北海道立森少年自然の家(ネイパル森)
目 的:時代に合った市民活動のあり方を研鑽し、情報・意見交換を通して運動の推進を図る
参加人員:70名(全道から11地区明社)

プログラム:1日目
    挨拶・全国明社砂川敏文理事
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   基調講演Ⅰ・齋藤正美石巻明社会長「まちの絆」被災地からの体験談
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 グループ討議Ⅰ・基調講演を基に「私たちの今できること」 9班
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情報交換・交流会 6テーブルに分かれて
プログラム:2日目
   パークゴルフ大会・朝食後全員参加
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   活動報告・全道11地区明社から発表
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   基調講演Ⅱ・全国明社原良次、次長「明社運動の方向と目指すもの」
   グループ討議Ⅱ・「各地区明社の活動紹介と今後の目指すもの」8班