全国明社情報

『北陸三県明社ミーティング』 開催


Dsc06596 519()20()の両日、全国明社(砂川敏文理事長)と北陸三県明社(明るい社会づくり運動富山県協議会・明るい社会づくり運動いしかわ・明るい社会づくり運動福井県連絡協議会)の共催で、北陸三県明社ミーティングが開催された。これは2年に1度の開催で今年は福井県が担当となり、あわら市北潟湖の湖畔に建つ「Hanaゆらり」で各県代表者58人が参加して行われた。
   1日目は、明るい社会づくり運動福井県連絡協議会の伊藤平一郎副会長、そして協力団体の盛岡克修氏の挨拶の後、研修1「災害時の応急処置について」として、三角巾の使い方、応急担架の作り方などを学んだ。
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   体験した参加者からは、災害時には大切なことと、大いに参考になったとの声があった。
  Dsc06651 研修2は、「原発事故から学んだ提言」と題して川崎葉子講師より、原発事故発生から避難に至るまでの体験を聞いた。川崎葉子氏は事故当時は福島県双葉町に住んでおり、福島原発から3キロ圏内にあったため早急な避難命令が出され避難したものの、情報の無い中で避難する苦労と避難所での報道されない生活実態、生活スペースの問題、精神的・生理的に起こるストレスなど、現実に体験しなければ想像もつかない事柄を語ってくださった。
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  2日目は、3県の活動報告で開始。3県それぞれの地域性を説明し、県内地区明社の日頃の活動が発表された後、全国明社原事務局長による「笑顔・連携・そして市民運動へ」と題した話があり、各班のディスカッションを行い発表。                     
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    最後に明社いしかわの能木場由紀子理事長が総括を行い、次回開催地の石川県に北陸三県明社会旗が引渡され、堀田信一会長の閉会の辞で終了した。
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                                                                                         (全国明社事務局)


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『東日本大震災から7年』被災地現状確認の視察に行ってきました


東日本大震災にみまわれてから7年が過ぎました。このたび、全国明社でこれまで行ってきた支援の確認と、今後の取り組みを検討するため、425日(水)・26()に視察に行ってきました。
   理事長・理事・監事・事務局の総勢14名でマイクロバスに乗り、午前9時に法人事務所を出発。午後13時半から、福島県飯舘村・菅野典雄村長に村内を案内して頂き、講和を拝聴。その後石巻へ向かい、石巻明社・斎藤正美会長に「みやぎ復興の歩み」と石巻の現状の話をお聞きして、1日目を終了。
   2日目は萩谷理事の案内で、『めいしゃのもり』で桜の育ち具合を見て、女川、雄勝地区をまわり、大川小学校跡に行き献花。志津川の山路を行き、『ほたる再生プロジェクト』の現場を視察。南三陸町旧防災庁舎でも献花をした後、慶明丸と言う食事処で女将さんの話を聞きながら昼食をとり、帰ってきました。
  原発事故により6年にわたる全村避難を余儀なくされ、昨年3月にようやく避難解除された飯舘村・菅野村長さんの「起こってしまった事故に愚痴を言っても仕方ありません。何事においてもバランスを考えなければならないと思います。物事を柔軟に考えること、どこかで妥協することも大切。そして、お互いの立場を理解しあうことが大切。事故があったからこそ、成しえたこともある。」のお話と、「までい(心を込めて、手間暇を惜しまず、つつましく)ライフ」のことばが心に残りました。
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 『めいしゃのもり』の桜は、水はけを良くする工事を行ったりしたので持ち直し、今年も咲いたようです。ただ、私たちが行ったときは残念ながら既に葉桜でした。
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 女川の病院の駐車場から下を見ると、震災の年の7月に目にした横倒しになっていたビルは無くなり、土地が嵩上げされ、道路が出来、雄勝地区では、屋根にバスが載ってしまった公民館は無くなり、山の上に残っていた家も瓦礫の山も、みんな無くなっていました。
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    大川小学校で献花をしました。奇しくもこの日は、大川小訴訟の控訴審判判決の日でした。児童・先生方・住んでいた方たち、亡くなった多くの方のご冥福をお祈りしました。 
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    志津川への山路を車で行きながら、萩谷理事から「皆さんから支援の下着や、食糧をこの小さな集落にも届けたんですよ。コンビニで食料を買い占めするんで、他の客から白い目で見られました。」と、当事の苦労も聞きました。ほたるの再生現場では、川に沿った湧き水を引き込んだ池で養殖をしています。害虫に食べられないように網をかけた小さなハウスのような中で育てています。
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   トンネルが出来たり道路が出来たり、志津川もどこもかしこも凄い勢いでダンプカーが行き交って、復興一色の様子を目の当たりにしました。ただ、そこに旧防災庁舎だけが、周りを高く囲まれて元のまま残っていました。
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   その後新装となった「さんさん商店街」に立ち寄り、慶明丸でお昼をいただきながら、「店の看板の『慶明丸』と書かれた三つの浮子の一つ『慶』が、南三陸町波伝谷の谷津から遠くアラスカまで届いたことで、外国の方と新たな縁が結べた」との話や、震災発生時からこれまでのあれこれをお聞きし、帰路につきました。 

目に見える形での復興は進んでいるようですが、この先わたしたちは、誰に対して何をどのように支援していけば良いのか、表に現れてこない見えない部分への支援を、もう一度しっかりと考えたいと思い、帰ってきました。

                                   (全国明社理事 細井利江) 

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