全国明社情報

『北上川川開き祭り前夜祭・燈籠流し』ご報告


全国明社(砂川敏文 理事長)は、731日震災の年から5回目の開催となった『北上川川開き祭り前夜祭・燈籠流し』で、 石巻明社の活動を支援している京都の伏見ローターリークラブと協働し、大燈籠100基の組立と設置を行いました。

 この日ボランティアとして参加した、埼玉の久喜加須大震災復興を支援する会と、石巻明社、全国明社の総勢28人は、昨年に引き続き作業場所を提供してくださった稲井清掃さんの駐車場に集合。燈籠製作の京四季庵の澤村社長に作業の手順を説明していただき、午後1時半過ぎに燈籠の組立を始めました。
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  今年も東松島基地所属のブルーインパルスが、迫力のアクロバット飛行で華を添える空の下で、時おり作業の手を止めて見入ったりしながら、1時間ほどで100基の燈籠が出来あがりました。
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 この後2基の燈籠を、それぞれ文字と蓮の絵の部分が見えるように組合せ、台座の発砲スチロールを固定。出来あがった50組の大燈籠を2人一組で河原まで移動させ、ここで10組ずつを1本のロープでつなぐ最後の作業を行った後、船まで運びました。 
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   艀が人の重みで沈みそうになったり、ロープが足に絡まったり、燈籠が落ちそうになったりするなか、その度に声をかけ足を止め、手を貸しあって、慎重に作業は行われました。 

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   そういった苦労の甲斐あって、午後5時過ぎには船への積み込みが終わり、準備は完了。燈籠を川面に浮かべる6時までの1時間弱を休憩時間に充て、参加者は実行委員会が用意した「川開き祭りの変遷」や、震災当日の津波の状況が記載された地図などの展示物を見学したり、夕食のお弁当を取るなどして過ごした後、2人ずつが船に乗り込み、それぞれのポジションに灯りを入れた燈籠を浮かべ終わった午後630分、まだ明るさの残るなかで燈籠流しが始まりました。

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   大燈籠を誘うように、静かに流れて行った5000基の燈籠と、燈籠の小さな灯りに寄り添うように揺れていた、大燈籠の優しい灯り。祈りの籠った燈籠の灯りを見つめながら、誰もが震災の日に思いを馳せ、復興への誓いを新たにした、5回目の灯籠流しの夜でした。

 

   ※河北新報にも記事が掲載されています↓

       http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150801_15019.html


                                                    (全国明社事務局)