全国明社情報

『北上川川開き祭り燈籠流し』ご報告


 全国明社では731日(水)、石巻市で開催された『川開き祭り燈籠流し』に、今年も参加しました。

 埼玉の久喜加須大震災復興を支援する会から21名、立教大学のボランティアを含む40名の石巻市「めだかの楽校」関係者と、石巻明社24名、全国明社4名の計89名が、午後1時から段ボール製の大燈篭100基の組立を開始。300メートルのロープ5本に繋げられ、夕方6時過ぎ船に曳航されて定位置に置かれた大燈籠は、北上川の川面を流れていく思いの籠った灯籠を見守るかのように浮かんでいました。

 以下は、久喜加須大震災復興を支援する会からの参加者、新井友章さんと石原佑珠さんの感想です。
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731日。1年ぶりに石巻市の旧北上川で行われる燈籠流しのお手伝いに参加しました。今年は燈籠作りの集合時間が午後だったため、午前中に津波被害を受けた地域を視察することになり、石巻湾付近、女川町、雄勝地区、大川小学校を見て回りました。建物の基礎だけを残し瓦礫は片付けられ、草の生い茂る景色を目の当たりにして、瓦礫の片付けも進んでいなかった1年前と比べれば復興に向けて確実に前進していると感じられましたが、何も無いというより、すべて持っていかれて無くなったという印象でした。
 
 午後に全国明社の皆さんと合流し、大燈籠の製作が始まりました。
039_2今年は100基の大燈籠を設置するとのことで、チーム別に土台作り、組立て、ろうそくの設置など、試行錯誤しながら無事に全て製作できました。  230_2
途中、被災者の方とお話しする機会がありました。埼玉から手伝いに来たことを告げると、「遠いところから来てくれてありがとう。あのときはこの川を津波が逆流してきてすごく恐かった」とおっしゃっていました。被災者の心に刻まれた傷は簡単には癒されないのでしょう。
午後6時半の合図とともに燈籠流しが始まりました。暗くなるに従い、燈籠が優しく儚げに灯り、参加者も見入っていました。終了後の燈籠の回収や解体も当日のうちに終了することができました。
 最後に、燈籠流しの参加にあたり、快く受け入れてくださった全国明社の事務局の皆さんや、齋藤正美石巻明社会長さんに厚く御礼申し上げます。               
                        
 (久喜加須大震災復興を支援する会  新井 友章)

                                           
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 石巻市に燈籠流しのボランティアに行かせていただきました。
 去年とは違って、今年は段ボールで大燈籠を作りました。破れないようにしたり、早く作るにはどうしたらいいか、みんなで工夫したりして、頭を使いながらできたので、とても楽しかったです。
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   燈籠流しがはじまると、小さい燈籠をバケツリレーみたいにして運びました。本音を言うと、燈籠流しを見ていたかったのですが、がんばって仕事をさせてもらいました。現地の高校生も手伝ってくれたので、スムーズにできたと思います。最後の片付けは一生懸命できたと思います。
 私は、このボランティアに参加して、何年経っても、人の心の傷は癒されないんだとあらためて実感しました。また、ボランティアに参加したいと思いました。                  
                                                   (久喜加須大震災復興を支援する会 石原 佑珠)