全国明社情報

『ファミリーボウリング大会』ボランティアに参加して


被災地支援活動に参加し、全国の仲間の方々と石巻で12日の体験をさせていただき、ありがとうございました。

003_3ファミリーボウリング前日に、日和山から女川をまわり雄勝と大川小学校に連れていっていただき、震災当初から現地の方々と共に活動されていた全国明社・地区明社の方々より、「あの(ガレキの)山がなくなっている」「あの壊れた建物がなくなっている・・・」と、震災直後の光景や徐々にガレキが片付いた話、また現在の光景を思う心境を聞かせていただき、ひとりで現地を巡ることでは得られない大変貴重な話を聞かせていただきました。

 
  002_6日和山は震災当時、ニュースで見聞きした場所でしたが、実際に現場を目にした時の思いは、津波が来るかもしれない恐怖のなかで、子どもも老人も皆に手を引かれ登って助かった人、上まで登りきれずに津波にのみ込まれた老人、一度は登りながら雪の中でさむがる子どもの上着を取りに帰ったために流されてしまった母親の話を伺い、震災当時の悲しい思いが再来しました。
 春になれば桜の名所である日和山から見えるふもとに広がる緑一面の場所が、震災前の家々が立ち並ぶ写真とあまりに違う光景を見て、津波が一瞬にしてすべてを飲み込んでしまう恐ろしさを感じました。 
009_5 女川では、岸壁嵩上げ工事や新しく広い道路の再生工事等がされており、いくつかの爪痕が残る建物がなければ、この場所に家並みや街が広がっていた事など想像も出来ない光景に戸惑いながら、震災後2年半と言う期間での復興目覚ましい速さを目にし、それに伴い私たちの心も変化していくのであろうか・・・とも感じました。
   大川小学校では、隣の校舎と繋がれていたと思われる体育館の2階の廊下が崩れ落ち、建物がいくつも分断された教室を目にし、すさまじい勢いで押し寄せる津波のなかを必死で逃げ惑いながらも助からなかった多くの子どもたちや先生の無念を想うと、悲しい何ともいえない気持ちで一杯となりました。
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 今回は、現地の方々と触れ合う事がなく、生の声を伺うことが出来ませんでしたが、陰役に徹するボランティアをさせていただき、帰り際にお母様からお礼の言葉をいただいた時は、“物も人も時間もすべて失い、それでも明るくたくましく生きていらっしゃる”姿に感動し、胸に熱いものがこみ上げると同時に『絆で結ばれている』ことを実感し、温かい気持ちになりました。

 そして、いま自分が生活している地域や職場生活の中で、自分にできる被災地支援は何か?を模索しながら、『今日・今を大切に生きて行こう』と改めて思っています。

 今回、活動に参加する機会をいただき、温かく楽しく活動できるよう支えてくださった皆さまに、感謝申し上げます。

 

                                          (目黒明社 竹花章江)