全国明社情報

『明社志民カレッジ・第1回研鑽』参加者感想 その3


■明社志民カレッジ第一回研鑚会 ・強烈な純度の高い熱源の会の会長が行政も動かす
①1981年設立ふじみ野明るい社会づくりの会の活動理念・目的
    “あなたのいい顔みたい”
2004年料理教室開講⇒2005年作った料理を食べてもらおうと食事会を始める
    
現在までの開催回数 81
    
料理教室参加料金1000円⇒食事会お手伝い参加者料金500円⇒食事のみ参加料金300
 埼玉県の推進事業「地域支え合いの仕組み推進事業」で市との共同プロジェクト2010年にスタ-ト。Img_1855
   
“元気な高齢者が、困っている高齢者を支えるボランティア支援活動”
   
形のボランティア⇒心に残す活動。高齢者の“困っていることは断りません。何でもやります”がモット-。
   
発足当初2010年、支える側のボランティア登録は173名⇒2013年 6月現在231
   
現在ではト-タル、利用される時間が2000時間/月に達している。このところうなぎ上りに増加。
 専門的な領域までは入り込まない、市民ボランティアの範囲での事業展開。
   チョットしたお手伝い感覚。
   
利用比率は病院などの付き添い50%、部屋のソ-ジ20%、庭の手入れ10% など。
利用者は300/時間支払い、そのうち250/時間がボランティアの収入。
   残り50円を事業運営費に当てる。
 年金暮らしの方も利用料金の手軽さで利用されている。  
   700/月の困っている主に高齢者方が利用している。Img_1858_2
 全国の同様な支援団体の利用料金は平均1500/時間。
   利用時間は140時間程度/月。
 同市にあるシルバ-人材センタ-の仕事を駆逐し始めていて、団体からはクレ-ムも出始めている。
   
市民の皆さんに喜ばれることは、ドンドン断らずにやるのが同団体のモット-だから気にしていない。
 事業運営は厳しく、事務所運営に当たっているスタッフは無償のボランテイア活動。
Img_1888事業運営に必要なPCソフト(病院のカルテのようなシステム)もスタッフが無償で開発し、大いに活躍している。
 1.利用者の電話番号4桁を打ち込めば、
 ・該当する利用者一覧の氏名・住所などが表示され、特定。
     これまでの利用内容が検索できる。

 2.利用後は、その内容を打ち込み利用者カルテに追記する。
 3.同時に、その日のト-タル利用回数をカウントして市への報告書を作成。

 昨年度までは市から100万円の補助。今年からは補助打ち切りの代わりに事務所費用を市が負担。
  昨年度の収支収入600万円は利用代金、市の補助金、賛助金(個人1,000円、企業10,000)
 ボランティアの方も、特別な資格の必要ない仕事が多いため、手軽な空き時間に活動できる。
   
また、手軽な収入を得ることが出来る などでその数が増えてきている。
   
イベントなどを通じて、ボランティア募集活動を推進している。
⑫平均60時間程度/月・ボランティアの活動で15,000円~20,000円程度の収入になる。
   
支払は現金でなく、地域振興を目的とした500円の商品券で支払。

 ボランティアは6070代の方が、7080代の高齢者を支援する共助の仕組みである。

 高齢者、学生、主婦のボランティアも増えてきている。

 学生肩もみ隊 文京学院大学生現在9名のボランティアも参加している。

 ボランティアの2ヶ月毎の意見交換で改善点を見出す。

    親睦交流を図るなど、情報の共有化を重視。

 

     以上が、“元気な高齢者が困っている高齢者を支えるボランティア支援活動”共助の背景です。

 当初、市行政からこの共同プロジェクトの提案があった時は、正直“採算には合わない”“事業を維持できるだろうか”と躊躇したそうです。

     また、それまでに他の福祉関係2つの団体にも、この事業の委託提案をしたとのことですが、断られ仕方なく「ふじみ野明るい社会づくりの会」に声が掛ったようです。 

    
 
なぜ、「ふじみ野明るい社会づくりの会」にこの共助事業の声が掛ったのか?

これまでの料理教室や“あなたのいい顔みたい” 食事会など地域に密着した活動を地道に続けてきており、地域の方々や行政に信頼され、受け入れられる素地が充分に備わっていたからだと思いました。

▽なぜ、この会のこの事業が継続され、進化し続けているのか?

いろいろな要因が考えられますが、北沢会長の“高齢者の困っていることは断りません。何でもやります”の強い信念と少々“暴走ぎみ”の先見性にあると感じました。
会長が先に走り、取り囲む参謀、役員の方々が仕方なく?知恵を絞りながら、自分達は犠牲を払いながら追っかけていく、さらに一般ボランティアの方々をも巻き込んで! そんな集団、一群の映像が浮かび上がってきました。
無償にもかかわらず、会長に必死になって着いて行く、事務所スタッフの方々の明るいお顔が印象的でした。

更に、サ-ビスを受ける側、支援する側の双方が“無理することのない、気軽さ”を基本とした奇跡の仕組み作りに成功したことが進化の要因だと思います。

▽では、リ-ダ-とは?

   Img_1879_2  北沢会長が会長に就任した2004年から今日までの活動の歴史が物語っているように、会の活動が“内向きから外向きに”常に地域、外部を意識した活動内容に変わってきたように感じます。
この北沢会長は凄い人です! リ-ダ-にとって大事な“視点 、発想”が凄い人だと分かりました。
そして、リ-ダ-次第で会社、団体や組織の盛衰は決まってくるものだとも つくづく思いました。感性を豊かに、柔軟に、信念を持ち前に進んで行こう と強く思った次第です。

  北沢会長ありがとうございました。

                           (鴻巣明るい社会づくりの会 酒井清)