全国明社情報

『明社レンジャーが避難所の子どもたちに皆さまの善意をお届けしますプロジェクト』に参加して


 平成23年9月6日~8日にかけて、東日本大震災で甚大な被害を被った宮城県の南三陸町「志津川保育所」、並びに石巻市「ひばり幼稚園」において、明社レンジャーによる園児との触れ合いが行われ、そのプロジェクトに参加させていただくことができました。 Dsc_0016 私は主に記録写真の撮影を担当し、明社レンジャーの登場に目を輝かせる園児たちの姿や、また目を転じて片づけは進むものの、まだまだ復興の見通しが立たない被災地の様子を、涙をこらえ心を鬼にしてシャッターを押しました。 
   志津川保育所は標高16mの小高いところに建っており、地域の避難場所にもなっているのですが、その運動場やプールにまで津波が押し寄せたのです。Dsc_0134  
3月11日強い地震が起きたとき、88名の園児たちはお昼寝の時間でそろそろ起こそうとするときでした。
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先生たちは普段からの訓練どおり、落下物を避けるため布団の下に潜らせたり、その後は机の下に入れたりされたそうですが、「水が来るぞー!!」の下からの叫びに園児たちが怖がらないように気遣いながら、雪が降る裏山の道なき道を登り志津川小学校に辿りついたそうです。
  地図で測ると直線で400mの山道で、併せて園児たちの防寒対策にも心を配られ、全ての園児を親元に返すまでに5日間も要したそうです。
 胸が締め付けられるような思いで三浦先生のお話しをお聴きしていましたが、「明社レンジャーがくださったTシャツを、みんな喜んで着て来るのですよ・・・」のお言葉にハッと我に帰り、温かいものが私の体を巡るのを感じました。
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  Dsc_0260_3 また石巻のひばり幼稚園も、体育教育などでまだ園に残っている園児や送迎バスで帰路についている園児がいたそうですが、運転手さんの機転で園に引き返し高い2階の講堂へ園児を避難させました。しかし1階は猛然と津波が襲いかかりました。
 「みんな無事に助かり全園児を親元へ返せたのは、3日も後のことでした。」と、そのときの恐怖を内海先生がお話しくださいました。
 Dsc_0288 当日の明社レンジャーショーで司会をしてくださった進藤牧師の呼びかけに、園児たちは体育館が割れんばかりの良い返事を返してくれ、先生方の日頃のお教えが伝わってくるようで思わず熱いものがこみ上げてくるのを禁じ得ませんでした。
 記録写真の出来映えは今一ながら、みなさまのご協力で何とか役を果たすことができました。
 このプロジェクトに参加し沢山の方々の温かい心に触れたこの体験を通し、園児たちの健やかな成長を心から祈ることは勿論のこと、微力ではありますが更なる「明るい社会づくり運動」の推進を、胸に誓わせていただきました。

          (明るい社会づくり運動「大阪府地区明社連絡会」事務局長 杉本光正)