都道府県・地区明社 活動紹介

明るい社会づくり運動埼玉県協議会『南三陸町入谷秋まつり 交流ツア-』ご報告


明るい社会づくり運動埼玉県協議会(奥田昌利会長)は、昨年に続き、石巻・大川小の悲劇の学習や南三陸町入谷地区の「秋まつり」参加の交流ツア-を開催。大人6名、小学生2名で朝8時に大宮駅に集合。新幹線で「くりこま高原」を目指しました。駅からレンタカ-で、最初の訪問地・大川小学校に正午に到着しました。

大川小学校

Photo_4A 当時、大川小5年生だった次女千聖(チサト)さんを津浪で亡くした*紫桃隆洋さんと合流。

大川小訴訟の1026日仙台地裁判決を前に、報道2社が紫桃さんの語り部の取材に来ていました。正門跡地慰霊塔で参加した子どもが献花、参加者全員で線香を手向け黙祷慰霊しました。

 当時の状況を紫桃さんは「4Km108名・74名・9度・51分・8.6m」などパネル表示した数字を示しながら理解し易いようにと淡々と整然と説明される姿に、涙ながらにお聞きしました。

「なぜ、50分も校庭に留まり、なぜ裏山に避難しなかったのか?」悔しさと疑問が残りました。

*紫桃隆洋さんは遺族仲間19人と「責任逃れの納得のいかない説明ばかりの市や教育委員会」を相手取り訴訟に加わり、真実を明らかにしようと訴えて来ました。仙台地裁は勝訴の判決を下したが、市や県は判決を不服とし11月7日控訴しました。

南三陸:戸倉小・中学校

  B 午後2時、昨年10月落成した戸倉小新校舎付近で語り部をお願いした佐藤秀昭さんと合流。

海岸そばの旧戸倉小では、学校長の判断で児童全員が400m離れた高台に避難し犠牲者が出なかったことは、大川小と対比し児童の命を預かる先生方のリ-ダ-シップがいかに重要かを考えさせられました。

この10月に公民館に生まれ変わった20mの高台にある旧戸倉中学校では、裏山に反射した津浪が、V字谷を駈け上り海を眺めていた避難者の背後から襲い、海に流され犠牲者が出たことなどの説明を受けました。

防災対策庁舎

 CD 防災対策庁舎脇で献花、全員で黙祷慰霊。

庁舎屋上を越える16mもの津浪の凄まじさに、参加者は言葉もない様子。スッカリ周囲の景色は様変わり。盛土でピラミッド群があちこちにあり、今にも庁舎は埋まってしまいそうです。

さんさん商店街で買い物(高台の新商店街は来年33日オ-プン予定)

E 仮設さんさん商店街で買い物タイム。

子供達は親を亡くした地元の子供と友達に。バトミントンを楽しんだようです。

「来年も会おうって約束したの!」友達作りハヤ!

サンシンズと交流

 F 午後5時過ぎ、廃校になった小学校を活用した校舎の宿「さんさん館」に到着。仙台明社:萩谷・織笠両氏と合流。早速、新メンバ-のサンシンズと交流コンサ-ト。一段と上達した演奏と力強い歌声に子ども達も感動です。全員で歌い、踊り一層の交流を深めました。震災以来の地元親戚づきあいの方々とも一緒に、夕食を楽しく頂きました!

翌日23日は街の復興の様子視察と「むら祭り」に参加しました。

街の復興の様子を視察

GH 佐藤さんの案内で高台の復興住宅地や役場周辺を視察。復興の兆しを実感しながらも、まばらな新居にまだ、まだ時間を要することを実感。その後、浜辺で子供達は、靴を濡らしながら波と戯れ楽しい一時を過ごしました。 

秋祭り参加

 I J 10時過ぎ、秋祭り会場・入谷「ひころの里」に到着。広場脇の土手沿いに「さつき」の成長を願い植樹。集落ごとの自慢の郷土料理で14テントの出店でお腹も一杯に。

祭りの参加に今年も埼玉から来たと場内放送されると歓迎の拍手と歓声が。地元入谷の小学生が伝統芸能「打ち囃子」を披露。楽しい交流の一時を過ごしました。

 その後、東京五輪ボ-ト会場候補地「長沼」に立寄り帰途に着き、午後5時、大宮駅に無事到着しました。

 

(埼玉県明社 南三陸町支援PJ委員長・酒井清)

 

※11月10日 記事を一部修正しました。