“捨てればゴミ、活かせば資源”
環境の4R[Refuse(拒絶)、Reduce(減少)、Reuse(再利用)、Recycle(再生)]、“MOTTANAI(もったいない)”と言う言葉が使われ始め、久しくなりました。地球規模で、ゴミの問題はますます深刻に考えられ、地球市民は環境に優しくしようという意識が高まっております。
10月2日(日)、埼玉県の八潮明るい社会づくり運動協議会(恩田仁治会長)は、八潮市主催の第27回リサイクルフェアに参加しました。八潮市では、廃棄物の再資源化および再利用を図るとともに、廃棄物の減量化を促進し、市民の快適な生活環境の形成に資するため、八潮市内にリサイクルプラザを設置して、市民に再利用の大切さを啓発するため、各種講座を開設しています。また自転車や家具類の再生品を展示し、市民は入落札をして、有効に再利用しています。その他にもプラザでは、再資源化、再利用に関する目的を達成するために必要な業務を行っています。
そのプラザで、第27回リサイクルフェアが行われ、およそ1,000人の来場者がありました。当初からバザーの出店で参加させていただいている八潮明社は、今回も明社の会員さんのご厚意で集められた衣料品、食器等々、たくさんの品物の販売を行い、収益金は、八潮明社と協働して障がい者の支援、環境保全などの活動をしている団体への助成金とさせていただきました。また今回は、八潮社会福祉協議会が行っている“赤い羽根共同募金”への協力呼びかけも、社協と一緒に行いました。
リサイクルフェアでは、八潮市内の小中学生のリサイクルの標語やポスターの募集もあり、同会場では優秀作品入賞者の表彰式と作品の展示が行われました。八潮市内では、このように未来を担う子供たちにも、ゴミの問題を考える良い機会を与えています。
今回改めて感じたことは、多くを求めず、一つひとつを大切に、感謝する心を養うことが、ゴミを排出しない、快適な生活の実現につながるということです。
一人のチカラでは、成し得ません。八潮明社の会員さんのみならず、市民の皆さんと一緒に考えていき、より明るい社会を築いていきたいと思いました
(八潮明るい社会づくり運動協議会副事務局長 渡辺利行)