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名古屋を明るくする会『明るい社会づくり第30回実践体験文表彰式・発表会』ご報告


   Dsc_0041_2愛知県の名古屋を明るくする会(大野重忠会長)は、1025日午後130分から名古屋市教育センターで『明るい社会づくり第30回実践体験文表彰式・発表会』を開催しました。

 オープニングでは、地元椙山女学園大学生と愛知教育大学生の混成トリオによるフルートとヴァイオリン、ピアノの三重奏が行われました。

 Dsc_0061_2大野会長の挨拶のあと、名古屋市教育委員会の大島尚美生涯学習部長が河村たかし名古屋市長のメッセージを代読。ついで、審査委員長である本田修三副会長が実践体験文審査経過報告を行いました。
 今年度の実践体験文は192校から1815件が応募し、入賞者は166人。会長賞、市長賞、名古屋市教育委員会賞、中日新聞社賞、三菱東京UFJ銀行賞、名古屋鉄道賞、CBC放送賞、東海テレビ放送賞、中日善意銀行賞の各賞が、それぞれ小学生1人、中学生1人に舞台上で贈られました。
 実践体験文の応募に功績のあった小中学校の校長に大野会長が感謝状を贈呈したあと、会長賞と市長賞を受賞した、次の4人が発表を行いました。
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  会長賞

 「困った時こそ助けよう」 名古屋市立浦里小学校 6年 渡辺千夏さん

 「心の輪の広げ方」 名古屋市立丸の内中学校 3年 小澤響子さん

 市長賞

 「笑顔があふれる社会」 名古屋市立葵小学校 6年 奥村明日香さん

 「身近なものの大切さ」 名古屋市立円上中学校 3年 中村梨乃さん
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 小学生の部で市長賞を受賞した奥村明日香さんの実践体験文を全文掲載します。

  
      市長賞(小学生の部) 笑顔があふれる社会

      名古屋市立葵小学校 6年 奥村明日香

 

 みんなが笑顔になるためには楽しいことやうれしいことがなくてはいけない。友達や家族も不可欠である。ひとりだけでいると、たとえテレビやゲームがあったとしても、人と話して笑って生まれるよろこびには、かなわない。

 私が友達と話して笑ってよろこびを感じられるのは学校である。だから私は学校が楽しい。夏休みなどは初日から、早く学校が始まってほしい、とばかり口にしてきた。土・日の二日だけでも学校に行きたくなる。友達、それは私にとって、かけがえのない宝物なのだ。十分・二十分というわずかな時間でも、友達とすごすと新しい楽しみが生まれる。私は、学校の放課中に友達といるときはいつも笑顔でいる。この「笑顔」が全国に広がったらどうだろう。社会は明るくなる。相手が笑顔ならば、自分も笑顔になるからだ。

 マザー・テレサもこんな言葉を残している。

「いつもお互いに笑顔で会うことにしましょう。笑顔は愛の始まりですから。」

ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの言葉には心を動かされる。まずは私が笑顔に。そして、あなたが笑顔に。世界中が笑顔に満ちあふれることで社会は明るくなる。

やはり笑顔は大切である。では、そうすれば笑顔が増えるだろうか。それには楽しい会話が必要だ。私が普段、友達と話すときに気をつけていることは二つある。一つ目は優しい言葉を使うことである。二つ目は相手の気持ちを考えて話すことである。自分以外の人と話すのだから相手のことを考えるのは大切だ。

笑顔をふやすには楽しい会話が必要ならばどうすれば会話が楽しくなるだろうか。例えば友達が遊園地に遊びに行った話をしてくれたとき、ある人は「ふうん。そうなんだ。良かったね。」と言う。また、ある人は「どんなところが一番楽しかったの。」「私も行ったことがあるよ。面白いよね。ジェットコースターはちょっとこわかったけどね。」と言う。前者と後者では楽しい会話をしているのはどちらだろうか。

このように、同じ内容の話でも返す言葉が違えば印象も変わる。自分の体験や感想を交えることでより楽しい会話になる。身近な小さなことでも社会を明るくする道の一歩に必ずつながる。

私は会話の大切さを実感したことがある。町内の廃品回収に参加して地域の人との会話が増えた。初めは新聞やダンボールをわたすときに「お願いします。」と言うだけだったが次第に、「おはようございます。」と、あいさつもするようになった。そして今では廃品回収のとき以外で会ったときに、あいさつはもちうろん、話すこともある。廃品回収に参加する前と地域の人との関わりが大きく変わった。「廃品回収」というと暗いイメージがあるが私にとっては様々な思い出がある言葉なのだ。あいさつができた日。話すことができた日。全てが刻みこまれている「廃品回収」なのである。

笑顔と会話は深く関係している。どんなときも笑顔で生きよう。楽しい会話をこころがけよう。そうすれば、一つ一つが積み重なって必ず大きな一歩になる。そして「笑顔があふれる社会」・「明るい社会」という名のゴールテープをきることができるはずだ。日ごろの小さな会話だって、小さな笑顔だって、「明るい社会」への一歩になる。「明るい社会」をつくる。それは「笑顔あふれる社会」。


(全国明社事務局)