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明るい社会づくり運動埼玉県協議会『南三陸町・入谷秋祭り交流ツア-』ご報告


明るい社会づくり運動埼玉県協議会(奥田昌利会長)主催による今回の交流ツア-は、震災以来、縁あって被災者支援を続けている宮城県南三陸町の入谷地区の「秋まつり」への参加、児童ら84人が犠牲になった、石巻・大川小の訪問などです。

大人14名、小学生7名で朝8時に大宮駅前を出発。車中で被災状況を学習し、渋滞で予定より遅れて午後2時過ぎ最初の訪問地・大川小学校に到着。 

〔1〕大川小学校

当時、大川小6年生だった次女みずほさんを津浪で亡くした佐藤敏郎先生と合流。正門跡で参加した子ども達全員により献花、参加者全員で黙祷慰霊しました。

 当時の状況説明で何度も絶句する先生のお話を、涙ながらにお聞きしました。大川小児童の校外学習の場だった、なだらかな裏山に先生は子ども達を案内。「なぜ、50分も校庭に留まり、なぜ裏山に避難しなかったのか?」 悔しさと疑問が残りました。

(佐藤先生は、今年3月に女川中教師を退職、愛娘の無念な気持ちを背負い、「いのちの大切さ」を訴え全国に向け活動されています)
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〔2〕南三陸・戸倉小・中学校

 1444462651495午後345分、20mの高台にある南三陸町戸倉中学校で、現地案内の佐藤秀昭さんと合流しました。裏山に反射した津浪が、V字谷を駆け上がり海を眺めていた避難者の背後から襲いかかって海に流され犠牲者が出たこと。海岸そばの戸倉小では、校長先生の判断で児童91名全員が400m離れた高台に、いち早く避難し犠牲者が出なかったことなど。大川小と対比し、子どもの命を預かる先生方のリーダ-シップが如何に重要かを考えさせられました。

 104日には、地区の活動拠点となる戸倉小学校の新校舎が高台に落成したばかりで、周辺では宅地造成や復興団地の建設が進むなど、地区の復興が見えてきました。

 〔3〕防災対策庁舎

 12119133_780320998743953_91130238_2防災対策庁舎前で献花、全員で黙祷慰霊。庁舎屋上を越える16mの津浪の凄まじさに、参加者は言葉もない様子。高台宅地造成で切崩された土砂が旧市街地に盛土されて防災庁舎脇に迫る等、スッカリ景色は様変わりです。

 〔4〕サンシンズと交流

 12143330_404265899784414_1796694166午後5時過ぎ宿泊研修センター「いりやど」着。早速、サンシンズと交流コンサ-ト。一段と上達し、力強い演奏と歌声に埼玉の子ども達も感動の様子です。 「花は咲く・ふるさと」を一緒に歌い交流を深めました。埼玉の子ども達は一緒の部屋で楽しい一泊に。

 

11日は街の視察と「むら祭り」に参加。

〔5〕志津川地区中心街視察

11986309_780630295379690_5189430876街の中心街・役場周辺を佐藤さんの案内で視察。今年12月開業予定の新志津川病院、完成間近な宅地造成地や建設中の復興住宅など復興の兆しを実感。

その後、訪れた浜辺で子ども達は、靴を濡らしながら波と戯れ楽しい一時を過ごしました。 

〔6〕秋祭り参加

 10時過ぎ、秋祭り会場・入谷「ひころの里」に到着。あいにくの小雨模様の中、多くの人が来場。集落ごとの自慢の郷土料理14店舗が出店、お腹も一杯に。モチつきに参加し、この祭りのために埼玉から来たと場内アナウンスされる等、交流を深め楽しく過ごしました。

 その後、さんさん商店街で買物。「モアイ像」前で記念撮影し、午後1時、帰途につきました。
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  午後7時過ぎ、親御さんたちの出迎えを受け大宮駅前に無事到着しました。

 

 (交流ツアー実行委員長・酒井清)