都道府県・地区明社 活動紹介

周南明るい社会づくり運動『認知症バリデーションセミナー』ご報告


01_2  山口県の周南明るい社会づくり運動(浅本輝明会長)は、923日午前10時から下松市地域交流センターで『認知症バリデーションセミナー』を開催。市民と会員合わせて300人が参加しました。

 このセミナーは、認知症の高齢者に尊敬と共感を持って関わりながら尊厳を回復し、引きこもりに陥らないように援助するコミュニケーション法のバリデーションを学ぶもの。関西福祉科学大学社会福祉学部の都村尚子准教授が「認知症高齢者とのコミュニケーション」と題して実践のポイントなどを話しました。
 都村さんは「認知症の人は自分が自分でなくなっていく感覚を持ち、健康体や居場所など、あらゆるものを失うことをとても恐れて自分だけの世界にどんどん閉じこもってしまいます。そんな人たちの心に触れ、共感し、人生のゴールに向かう人たちの肩の荷を少しでも軽くしようというのがバリデーションの考え方です」と説明。

 また、認知症の人と同じ表情、呼吸、動作を自分がしてみる「ミラーリング」を勧め、「たとえば、ずっと手を叩いている人のまねをしたり、徘徊している人の横にぴったりついて徘徊する。そこから生まれる自分の感情はどんなものか。それが相手への共感につながり、コミュニケーションを通して相手の心に触れることができます」と話してくださいました。
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 高齢者の権利擁護の研究者で日本を代表するバリデーションの指導者である都村さんの講演とあって、定員を大きく上回る入場者で、廊下にも人があふれ、関心の高さを物語っていました。
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                                                                                    (周南明社会長 浅本輝明)